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2010年6月 アーカイブ

2010年6月 1日

2010年5月23日「クルマ社会の過去・現在・未来」Part7(外伝2)

              DSCF1468.JPG
       ◆「物質萌え」について語るcharlieと、「モテ要素」としてのクルマを語る柳瀬さん



※再生できない場合は、個別ページTBSラジオクラウドにてお聞きください。
※最新エピソードはユーザー登録なしでお聴きいただけます。

○地方の車事情
・必要に迫られて車に乗る地方(リスナー)
・車は好きだがドライブデートは...(リスナー)
・「免許なんていらない」は都会だけ?
 →バブル以降、車は安くなりインフラに(柳瀬)
・コンパクトシティ構想は地方にとって重要
 →もみじマーク普及に見るリアリティ(柳瀬)
・人の生活を支える車の使い方を考えよう(charlie)
・道路行政の結果と両義性(柳瀬)
 →公共機能を持つ民間を支えたのは車(柳瀬)
・車をめぐる議論、都会と地方の断絶(charlie)
・なぜか東京代表の悪者にされるcharlie
 →免許とれば言われなくなるよ(柳瀬)
 →絶対とりません(charlie)
・僕は車そのものにしか興味がない...(白井)
 →知ってます!(charlie)

○車乗り定番?「湾岸ミッドナイト」と「頭文字D
・車と人間がどこまでシンクロできるか(白井)
 →「湾岸ミッドナイト」がぐるぐるする理由(白井)
 →白井さん、目がうるんでます(charlie)
・「頭文字D」はガンダム(速水)
 →東京は地球で周辺がコロニー(速水)
・日本にはアメリカ映画的"ユートピア"がない
・日米の車の楽しみ方の違い(柳瀬)
 →神話がないアメリカの西部開拓史(速水)
・アメリカで映画を撮ったヴェンダーズ(仲俣)
・日本にはなぜロードムービーがないのか
 →外伝Part.3へ続く!

           text by Life助手;村山佳奈女

○Life関連アーカイヴ

・若者文化(ユースカルチャー)
http://www.tbsradio.jp/life/20070617/

・地方を考える
http://www.tbsradio.jp/life/2008810/

・"居場所"の現在
http://www.tbsradio.jp/life/20090927/

参考資料↓

続きを読む "2010年5月23日「クルマ社会の過去・現在・未来」Part7(外伝2)" »

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2010年6月 2日

2010年5月23日「クルマ社会の過去・現在・未来」Part8(外伝3)

DSCF1466.JPG  DSCF1471.JPG
     ◆元Life助手の斎藤くん(右)       青春リアルのメンバーも見学に来てくれました!



※再生できない場合は、個別ページTBSラジオクラウドにてお聞きください。
※最新エピソードはユーザー登録なしでお聴きいただけます。

○アメリカと日本の「ここではないどこか」
・日本の車は「どこへも行けない」が...
・アメリカのロードムービーについて
・西部開拓と逆の「イージー・ライダー」(速水)
・20世紀アメリカ的移動の夢(速水)
 →「カーズ」は「ルート66」回顧の物語(速水)
 →アメリカンニューシネマへ
・映画「ケンタとジュンとカヨちゃんの国」特番決定 ※6月16日(水)21時~
 →閉塞感から北へ向かう「ここではないどこかへ」
・絲山秋子、角田光代...日本の「逃亡」
 →男の移動はヘタレ。女性の逃亡物が増加(仲俣)
・古川日出夫が描く移動の快楽(柳瀬)
 →「バニシング・ポイント」的地面の広大さ(柳瀬)

○「どこか」への移動の快楽
・「安・近・短」が好まれている?
 →本当は海外留学は多い。が...(charlie)
・現在40前後の「猿岩石」バックパック世代
・ノスタルジーぬきに「どこか」はない(charlie)
・上海万博が「どこか」として盛り上がり中
 →万博は近代ツーリズムの期限(速水)
 →収束点としての万博(charlie)
・「どこか」は地理ではなく時代の制約で生まれる
・移動の強度が弱い日本(charlie)
・車をツールと見なす友人に敗北感(齋藤)
 →これまでの話が瓦解した...(charlie)
・「どこか」を求めるかどうかが分岐点(charlie)
・友人の成長とバブル文化の狭間で(柳瀬)
・「どこか」を求めない人間が車に乗る(仲俣)
 →「スタンド・バイ・ミー」(柳瀬)
 →「どこか」を求める徒歩の主人公(charlie)
・戦争の代償体験としての冒険(仲俣)

○文化系的「クルマ社会」への愛憎まとめ
・文化の中の車を愛し、車社会を憎む(リスナー)
 →このメールで全てがまとまってしまいました!(charlie)
・車を語れる人間が車を嫌悪している(柳瀬)
 →必要だけどイヤ、イヤだけど必要(charlie)
・日本は車と自転車がオルタナティブ(柳瀬)
 →車...家族会議でもみようかと(仲俣)
・「レジャーシーカー」を輪読したい(charlie)
・車について来月もやりたい。自転車でも可(速水)
・白井さんが政治の話で呼ばれる日は...
 →俺、社会科学向いてないかも知れない(白井)
 →僕もです(charlie)

                 text by Life助手;村山佳奈女

○Life関連アーカイヴ

・戦争とサブカルチャー
http://www.tbsradio.jp/life/20061014_war/

・『叫』~黒沢清監督を迎えて
http://www.tbsradio.jp/life/20070217_kurosawa/

・友達
http://www.tbsradio.jp/life/20070422/



参考資料!↓

続きを読む "2010年5月23日「クルマ社会の過去・現在・未来」Part8(外伝3)" »

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2010年6月 5日

2010年5月23日「クルマ社会の過去・現在・未来」~放送後記動画

■放送後のスタジオの様子をご覧いただけます。
動画を見る2010年5月23日「クルマ社会の過去・現在・未来」放送後のメッセージを見る(8.2MB)
↑をクリック
※動画をご覧いただくにはWindows Media Playerが必要です。

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2010年6月 7日

2010年5月23日「クルマ社会の過去・現在・未来」未読メール1

A型「文化」系 20代 女性 北区在住

郊外の田舎にある大学に通っていた私にとって車は必需品でした。
大学の駐車場には、おんぼろの軽自動車から、アルファロメオまで、本当に色んな車が停められていて、友人が彼氏のカッコいい車で、下校する姿を眺めながら「ああ、これがイケてる女子大生なんだな」なんて、感慨にふけったものです。

当時、私は中古の赤いマーチに乗っていました。
カーナビも無く、本当に走るだけの車でしたが、自分の部屋がもう1つできたような気分で、おんぼろのマーチをすごく気に入っていました。
助手席に、友人を乗せて、目的地もなく、ただダラダラとドライブしながら、就職の話、彼氏の話、家族の話、ちょっと話しにくい内容の話題も、車の中だとなぜか、自然とハードルが下がって話しやすかった・・・そんな気がします。

向かい合わせじゃない、「隣り合わせ」の空間が、人と人の距離を正しく保てる・・・車にはそんな作用もあったなと、懐かしい学生時代を思い出しながら、その絶妙な空間をもっと上手に利用すれば良かったなぁと、ちょっと切ない気持ちになりました。


===

Archie 福島県東白川郡 34歳 男 フリーター

そういえば、'90年代までは、深夜のテレビでレギュラーのクルマ番組があったものですが、気付けば在京キー局からはなくなっちゃいましたね。『カーグラフィックTV』が、BSと地方ネットで頑張っているぐらいでしょうか。


===

アンチモネシア

相対性理論の最新作「シンクロニシティーン」の一曲「気になるあの子」の中に「最後のペーパードライバー」という歌詞が出てくるのが示唆的だなと思いました。


===

ぐるとん

初めてメールします。
僕は地方の大学に通う大学3年生です。

予告編では大学生の車離れが議論されていましたが、
地方大学の男子達にとって車はまだ十分なステータスです!
少なくともうちの大学ではw

ぼくら童貞男子達は、もてるためになにをすればいいのかわからないので、「まぁ、とにかく車じゃね?」的な雰囲気も全然ありますw

もちろん田舎だからというのもありますが、若者がまったく車を買わないなんてことはないのではないでしょうか。

僕もお金貯まったら車ほしいなぁとも思っていますし。

隣に乗せる女の子はいませんが・・・。


===

鈴木すずきち

クルマでの移動を前提として社会が設計されているアメリカでは、
未だにどんなクルマでも移動の自由を実現する手段になりえます。
ですからどんなクルマでもいまだに、
"自由のシンボル"みたいな切り口でのマーケティングが可能だと思います。

一方日本では、クルマで出かけた先での駐車の不自由問題があり、
「個人を空間的に解放する道具」として機能するクルマには
それなりの物語性みたいなものが必要だったと思います。

そんな物語性豊かなクルマの代表がシトロエン2CV(ドゥシュヴォ)、
いわゆる二馬力です。

映画で言えば『ルパン三世 カリオストロの城』。
政略結婚から逃れようとしたヒロイン クラリスが
ウエディングドレス姿で運転しカーチェイスを繰り広げるのが二馬力。
宮崎駿監督ご本人の愛車でもありました。

小説で言えば、矢作俊彦の『スズキさんの休息と遍歴』。
休刊になった自動車文化雑誌NAVI創刊時の編集長で全共闘運動の闘士
鈴木正文氏をモデルにした主人公スズキさんが二馬力でバブル期の日本
を旅するロードムービー的小説です。
スズキさんはフランス五月革命のリーダー(現 緑の党欧州議会議員)
ダニエル・コーン=ベンディットが二馬力を運転する姿にインスパイアされて
このクルマの購入に踏み切るのでした。

どちらの作品でも自由や解放への切実な欲求を実現する手段として二馬力
が描かれています。
かく言う私も17~18年前、郷里の田舎町で鬱々と退屈な金融機関勤めを
していたとき二馬力に乗っていました。
ドライブするたびに、初めて自転車に乗れたときの解放感や爽快感を思い出す
ようなクルマで、ハードウエア自体に「自由」や「解放」という理想が組み込まれて
いるような感覚がありました。

それだけでなく、デザインそのものが物語性を呼び起こすような力を持っていて
開店前のパチンコ屋の軒先、稲刈りの終わった田んぼのあぜ道、国道沿いの
レンタルビデオ屋の駐車場・・・
とにかくどんな場所でもそこに二馬力がとまっているだけで物語のひとコマに
みえるような絵になるクルマでした。

ところが今、クルマはそんな理想や物語性を失って、ドアノブやハンガーや
靴べらと変わらない単なる道具のひとつになってしまっているように思えます。
クルマが売れないという話もよくききます。私自身、ふだんは三菱の軽に乗って
いて、ほしいと思うクルマはほとんどありません。

二馬力が象徴していたような"個人の解放"なんて理想はもう過去のもの
なのでしょう。

すごく大まかにいって、現在の理想・理念みたいなものというと、
「快適な生活をなるべく犠牲にしないで人口問題・資源問題というような
人類的な課題にどう対応するか?」
というようなことなんでしょうね。

そうすると、ドライブの爽快感で個人の自由を実感するとか、
(クルマと関係ないですが)超高速CPUとふんだんなメモリを搭載した
高性能PCを使いこなして知的エリートとして生産性をあげるなんて
消費スタイルは過去のもの。
自転車/レンタカー/ともだち・家族のクルマ/公共交通機関を組み合わせて
移動効率を上げるとか、必要なデータは全てサーバにおいといて、
身一つで世界中どこへ行っても端末さえあれば自由に活動が出来る、
なんてスタイルが現在そして未来の"理想"であり"自由"なのかもしれません。

今でも二馬力をドライブする幸福な感覚は覚えているし、それを否定する気
もないんですが、こんな、後戻りできないような理想や価値観の変化に直面する
って、一言でいうと おじさんになった、ってことなんでしょうね。

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2010年6月 8日

2010年5月23日「クルマ社会の過去・現在・未来」未読メール2

Ryusuke 福島県 19歳

車と言えば所ジョージさんを忘れることはできませんよね。
所ジョージさんの生き方をリスペクトしているのは主に新人類世代のような気も
しますが、所さんのように車を実用の極みではなく嗜好品の極みとする生き方が
ブレイクしているのはある意味時代と逆行しているのかもしれません。
ちなみに私は、欲しくとも車を持てていない部類の人間です。


===

福田十二指腸

MusselDocking(マッスル・ドッキング)なる楽団をやっている福田十二指腸
と言います(昨晩ライブ会場でフライヤーにLifeチラシを挟み配布しました)。

さて、学生時代に都市交通問題を研究し、今は流通、マーケティングという
切り口から都市と郊外、買物弱者や交通弱者といった問題に関心を寄せています。

そんな私ですが、クルマ社会という言葉からパッと想起したのは
渋滞という言葉、そしてその次の瞬間、ある映画のシーンでした。
交通渋滞をキュートで美しいものとして表現したシーン。
あー、最近名前が思い出せないんだ、人の名前もだけど映画の題名も!
出てこない!そう、確かジャック・タチの映画・・・・

結局ネットで調べてしまいました。
そう、「トラフィック」です。モータリゼーションをキュートに表現した作品。
単に批判したり皮肉ったりするだけじゃなくて、
人生をエンジョイする気持ちの余裕みたいなものを感じさせる作品です。


===

べとぅーむ

私は映画の中で出てくる「自分の車=庇護される場所」の感覚が好きです。

というのもわけの分からない所へ一人で長旅に行くのが好きな私にとって
(車で行きます)、「庇護される場所」である車と一体になっている安心感という
のは非常に実感があるからです。

時には最近流行り気味の車中泊で、夜も車に庇護されつつすごします。
外出していても人目にさらされない、という面も含めて、生身で世界と対峙せずに
あちらこちらを体験できるという車のよさはヘタレでありつつどこでも見に行きたい、
という自分のような人間にはすてがたいものです。

庇護される場所の感覚はアメリカのパニック系でよくあります。
たとえば「ミスト」は典型的で、巨大昆虫の襲撃におびえる主人公たちでも、
ほぼ徹底して「車に乗り込みさえすれば安心」というシーンが繰り返されますし、
「ジュラシック・パーク」でも小恐竜に追われた主人公たちが車に戻って一安心、
観客も一緒に一安心します。だからこそそこで何かが飛び出すシーンがよけい
衝撃的な効果をもたらします。

それ以外、印象に残った車の映画といえばS・キング原作、J・カーペンター監督の
ホラー「クリスティーン」です。ホラーの形を借りて、いじめられっ子が暴力的な
車の力に影響されてエセマッチョ化していく姿を痛々しいほどに描いた、自分の
中では傑作です。

ピクサーのアニメ、ずばり「CARS」も意外におこちゃま向けでなく楽しめました。
なんといっても擬人化された車のキャラクターが、いかにもその車に乗っていそうな
人間のキャラクターとして表現されているところがいいです。
つまり日本産の小さなオープンカーは、アメリカでそれを買いそうなかわいい目の
女性キャラだったりするのです。これ、当たり前のようですが、車というのは、
所有するそれと、ドライバーの所属するクラスターがきちんとセットになっている
(そして誰でもある程度それがわかる)商品なんだなあと感心します。

だからこそベタなファミリーカーであるワンボックスミニバンであっても、元ヤンチャな
パパの現役感をくすぐるためには、ちょっとマッチョな記号をどこかに付けておく必要
があるんでしょう。それは(特に若い世代で)車の記号性が落ちてコモディティ化する
につれてくずれつつあるものかもしれませんが、今でもそれなりの有効性があるん
じゃないかといます。

===

宇都宮生まれ,餃子は嫌い 20歳 男性

さて,今回のテーマですが,私にとっては「遠い世界」のような感じです。
そうです,車に興味がないという,典型的な昨今の若者です(笑)

私の弟と,父は車が大好きで,それこそ,「頭文字D」,「湾岸ミッドナイト」が
2人とも大好きで,ゲームも買っており,そのためにPS3を買ったくらいです。
(ちなみに,その影響で,ゲームをするために私の部屋のTVは手元から
姿を消しました・・・。 まぁ,「AVを見ているようなやつにTVはいらん!」と
言われたら,どうしようもなく・・・。)

その一方,私は,あまり魅力を感じることがなく,あくまで「一交通手段」でしか
ありません。それに,昨今のガソリン代や,駐車場代,家の近くに駅があること
を考えると,必要ないと考えていました。

しかし,今働いている,某テーマパークでは,仕事で契約社員などになると,
終電がなくなる直前まで仕事をする場合もありますし、台風が発生しても、
出勤しなければならないため,車を使用する方がいらっしゃることを知りました。
そのため,仕事の先のことを考えたり,身分証明書で,健康保険証しかない
のではよろしくないと思い,免許取得を考えました。

中学時代の同級生なども,あくまで交通手段としての車であって,「車でモテよう!」
とか,「改造しよう!」といった話を聞かないんです。高校時代の友達で,家が裕福
だったので,『新車でプリウス』を買ってもらったと言う人が居ましたが・・・。(泣)

この交通手段だけでなく+αの考え方は,やはり現代の経済・就職状況などが
影響してきているのでは?と思います。

よかったら,最近出てきている「クルマは興味ない」,「免許は,必要ない」と考える,
私たち世代の若者が増えていることも,話をしていただきたいです。

なんか,「クルマ,大好き!」って番組になるのでは?といういらん想像と,孤立感
を避けるため,ついつい書いてしまいました。

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2010年6月 9日

Life特別編 映画『ケンタと~』を語るのお知らせ&取材報告

前Lifeディレクターのあべです。

わたしがディレクターを担当するLifeの特別番組
「映画『ケンタとジュンとカヨちゃんの国』を語る」の制作にあたって
公開初日に、映画を見た方の感想や思ったことなどを伺いたいと思います。

スタッフがおじゃまするのは、以下の日程です。

6月12日(土)
渋谷ユーロスペースの初回(11:10~)の上映終了後
ロビーにて感想を録音します。


「感動しましたー」とか「○○○さん、サイコー」とか、しなくてよいので(笑)
ユーロスペースの初回をご覧になる方は、ぜひご協力いただけたら嬉しいです。

※当日は、あべ(背のちっこい眼鏡♀)とさわだ(長身眼鏡♂)でユーロスペースに行きます!


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【メール募集のお知らせ】
リスナーの皆さまから、映画「ケンタとジュンとカヨちゃんの国」を見た
感想などをメールで募集します。
氏名、年齢、職業、ラジオネームなどをお書き添えのうえ、
6月13日(日) 午前10時頃までに送ってください。

宛先はこちら → life@tbs.co.jp

募集期間が短くて申し訳ありませんが、「公開初日に映画を見たよ」という方は
ぜひ!メッセージをお寄せください。お待ちしております。

番組でメールを読まれた方にはLife特製バッジをお送りいたします。

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*「Life特別編 映画『ケンタとジュンとカヨちゃんの国』を語る」*
  放送 : 2010年6月17日(木) 21:00~22:00
   出演 : 鈴木謙介(charlie)、速水健朗、松谷創一郎

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ライターの松谷創一郎さんと一緒に、映画の主演3人からお話を聞いてきました。

3人が演じたケンタ、ジュン、カヨちゃん、それぞれに対する思いをはじめ、
役者として、1人の若者として、色々なことをお話してくれました。
番組では、主演の松田翔太さん、高良健吾さん、安藤サクラさんの
インタビューも紹介します。お楽しみに!


           matsuda01.jpg

           

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2010年6月10日

Life番外編~伊藤聡のシネマハッスル「プレシャス」

収録から1ヶ月近く経ってしまいましたが、
5月16日(日)に「クルマ社会の過去・現在・未来」の予告編を収録したついでに
行われた雑談Ustreamの録音の一部を番外編として配信します。



※再生できない場合は、個別ページTBSラジオクラウドにてお聞きください。
※最新エピソードはユーザー登録なしでお聴きいただけます。

伊藤聡のシネマハッスル」。
Lifeファミリー、ブログ「空中キャンプ」の伊藤聡さんが映画を観て
考えたことを語ります。第2回のテーマは映画『プレシャス』です。

出演:伊藤聡じんぺいさん(リスナー)、黒幕(長谷川P)

「プレシャス」公式サイト
http://www.precious-movie.net/

「冷たい雨に撃て、約束の銃弾を」公式サイト
http://judan-movie.com/

「マイレージ、マイライフ」公式サイト
http://www.mile-life.jp/

伊藤聡「空中キャンプ」
■[映画]『プレシャス』を見たゼ!
http://d.hatena.ne.jp/zoot32/20100425

■[映画]『冷たい雨に撃て、約束の銃弾を』を見たゼ!
http://d.hatena.ne.jp/zoot32/20100523


参考資料↓


※本家!ライムスター宇多丸さんの「シネマハスラー」
http://www.tbsradio.jp/utamaru/cinema/index.html

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2010年6月15日

2010年5月23日「クルマ社会の過去・現在・未来」未読メール3

ALFREDINO 狛江市

はじめまして、わたくし25歳、自動車関係業種の会社を経営しております。
周りはドリフト派ばかりなので、反骨精神でグリップ派、最初の愛車から
ミッドシップを乗り継いでいます。


今私は、昨年購入したホンダNSXに乗っています。

が、世間一般では「少し怪しい人」に見られるらしく、
オジサマ達にしか効果がありません。
やはり、デビュー当時を知る世代には「凄い目」で見て頂けます。

若いオンナノコには、BMWやメルセデスなどがテキメンでしたが、
時代が変わってきまして・・・
最近はハイブリッドじゃないとダメとの事。
私はマニュアル車派なので、自分のアシでもMTじゃなきゃ嫌です。
そういった意味で、CR-Zは気になる存在です。

ミニバンには興味がないのですが、大型トラックは好きです(笑

CO2削減という意味では、ヨーロッパ車のディーゼル+MTがいいです。
ロータリーの独特のフィーリングもいいです。
勿論、ホンダVTECもレシプロエンジンとしては最高です。

20歳の時に、「25歳までにNSX、28歳までにフェラーリを買う」
という目標を立てました。

ローンでカツカツですが、クルマに触れている時間"だけ"が生き甲斐です(?)

とりあえず、まだまだクルマ好きの若者がいますよ~、
という事をアピールさせて下さい。


===

STUDIO COIL

1965年生まれのオヤジです。

「オヤジってクルマのデートとかを夢見てそうでイタいよね。バブル臭くて」
という若手の意見はごもっともなのですが、
個人的には、クルマに対して、ちょっと違った思いがありましたね。

私にとってのクルマは、初めて手に入れた「個室」であったからです。
とくに裕福な家庭ではなかった私の場合、
いわゆる「勉強部屋=個室」というものがありませんでした。
(のび太くんの部屋には憧れたもんです)
なので、友達を家に呼ぶこともできず、なかなかに「気まずい場面」の
多い少年時代を送ったものです。
ちなみに私と似たような境遇の友人も何人かいました。

ですから、そんな友人達と「クルマがあればなぁ・・」と、つぶやき合うのは、
ごくごく日常的な光景でした。
だって誰にも邪魔されない空間で、エアコンが効いて、カーステが聴けて、
おまけに「移動ができる」んですから。
まぁ、昭和的貧乏ゆえに見ることが出来た小さな夢、って感じでしょうかね。

ちなみに私は、学生時代に「中古のカリーナ15万円」を「現金」で買いましたが、
なかなかに「幸せ気分」を味わえたもんです。
クルマを買ったその日に、カーステで「自作 XTCベスト盤カセット」を聴きながら、
近所をトロトロと走りつつ、「あぁ。これで何処へでも行けるんだなぁ」という感慨に
ふけったものです。まぁ、何処へ行ったというわけでもないんですけどね。

結局その後、税金だ、保険だ、車検だ、罰金だ、駐車場代だ、高速代だ、
でアホらしくなり、クルマはやめてしまいました。

今の若い方達がクルマに興味を持たないのは当然だろうなぁ、と思います。
だって「必要」はありませんしね。

しかし、ファミレスやマクドナルドで「PSPのモンハン」をやっている高校生
4人組を見るたびに、あぁ、こういう子達が昭和に生きていれば、
クルマを欲しがったんじゃないかなぁ、と想像したりします。
いいですよね。あれ。なんか羨ましいです。
あんな「オモロ空間」を安上がりに調達できるんですから。


===

さすらいの加工屋

いつも、ポッドキャストで楽しみに聞いております。
テーマがクルマ社会の過去現在未来についてという事で
町工場の機械屋である私が、初めてのメールを書かせて頂きました。
車を"使う"側面ではなく"作る"側面から考えてみました。

私は40半ば、小さな町工場を今も父と一緒の細々と営んでいるものです。

現在は車の部品を作っているわけではありませんが
親しい同業者の中には関わっているところも多く、色々な話も耳にします
当社も18年ほど前に一度関わったこともあります

そんな世界一強い自動車産業を陰で支えるシステムは
わかりやすく言えば"日本の自動車産業は中小零細の加工屋に無理をさせ、
自分達の利益を出すシステムの上に成り立っている"のです。

確かに、企業ですから儲けると言うシステムは必要です。
当社もお手伝いしていた時はそれなりの利益は手にしていたと思います。
しかし、裏返せば"社員よりは多少コストを払って、リスクはすべてあなた
達に背負わせる"という、とても親会社にしてみれば理想的な関係が
出来上がっているのです。
それを考えるととても微々たる利益でしかない事に気がつきました。

現在当社は小額の多くのお客様と取引をしてリスク分散を図っていますが
まだまだ、多くの中小機械加工屋は大きい取引を求めて大きなリスクを
背負いながらがんばっています。

他業種に比べて、設備投資も大きく(機械一台数千万を数台は必要)
一度、自動車の仕事を始めると取引先の業態変換は非常に難しく
設備に使った多くの借金に悩まされます。人材も多く必要です。

続けるにしても、更なる最新設備や人材育成、生産移管による工場移転
などなど、更なるリスクが重くのしかかり、余程の特殊技術が無い限り
定期的なコストダウン交渉と借金と工場とリスクばかりが大きくなり
結局、利益は余計出にくい体質になります。

こんな、大企業利益追求主義の黒子に徹し多くの"機械屋の職人親父"達が、
技術伝承もままならぬまま市場から撤退していきました。
同じくして、日本の巧みの技も衰退し海外流失していってます。(現在進行形です)
こんな形で中小企業が支えてきた、機械技術が衰退して良いのでしょうか?

また別の側面で、メーカー企業も技術伝承がうまくいかず、
設備のみがIT化しグローバル化していく中で本来日本人が得意とする
きめ細やかな心遣いを忘れて効率化能率化を追求した結果、
難しい形状の図面を画面で書けるようになり、実際には非常に非効率的な
部品を巧みの技と責任感で無理して生産する事となり、結局やらなくてもよい仕事
が増えて単価は同じと言う、コミニュケーションが取れていない事による非効率性も
発生しております。
ちょっとした心遣いとコミニュケーションで解決付く話がほとんどかと思います。

しかし、上記のようなシステムのおかげで世界に安くて質の良い車を大量に
供給できるようになり、結果的に日本車が世界一に成ったことは事実ですし、
嬉しいことです。

これからは、ヨーロッパ(特にドイツ)のように地道に技術を磨く技術者を
知的労働者と同じ社会的地位が確立できる社会を築き、努力や技術に見合う
社会生活を送れるようになれば、雇用の受け皿にもなり、若者を中心に中小から
始まる、新しいものづくり社会が築けると思いたいのですが・・・

でも現実は、昨年のような世界危機が発生しますとシステム自体が機能不全を
起こし、多くの技術が失われ流失し、ひいては本当の意味の技術の空洞化が起き、
資源も技術も人材もない、有るのは借金だけの社会になるような気がします。

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2010年6月16日

「映画『ケンタとジュンとカヨちゃんの国』を語る」のお知らせ

文化系トークラジオ Life スピンオフ特番

Life特別編
 
~映画『ケンタとジュンとカヨちゃんの国』を語る~

          kenta_logo.jpg
                        ©2010「ケンタとジュンとカヨちゃんの国」製作委員会


・2010年 6月16日(水) → 6月17日(木) 
(プロ野球交流戦の日程が変更になった影響で、特番の放送日も変更となりました)

・21:00~22:00 TBSラジオ AM954kHz
※ストリーミング放送はありません。AM954kHzまたはradikoでお楽しみください。
  エリア外の方は後日Podcast配信しますので、そちらをお待ちください。

・出演 鈴木謙介(charlie)、速水健朗、松谷創一郎

6月12日から公開されているロードムービー『ケンタとジュンとカヨちゃんの国
を題材に、若者の閉塞感などについてLifeゆかりのメンバーが様々な角度から
語ります。

監督・脚本は『ゲルマニウムの夜』に続いて長編映画2作目となる大森立嗣さん。
主演の松田翔太さん、高良健吾さん、安藤サクラさんからのインタビューや
映画を見た方の感想などを紹介しながらお送りする1時間です。


*映画『ケンタとジュンとカヨちゃんの国』は6月12日から全国で公開中*

------------------------------
劇場など詳しくは公式サイトをご覧ください。
http://www.kjk-movie.jp/

映画の公式twitterはこちら → http://twitter.com/kenta_jun_kayo

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                        ©2010「ケンタとジュンとカヨちゃんの国」製作委員会

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2010年6月17日

2010年5月23日 「クルマ社会の過去、現在、未来」イラスト&感想

こんにちは。Lifeスタッフのさわだです。

実家を出て沖縄の大学に進学した18歳の私は免許が欲しくて欲しくてたまらなく、
大学入学前日に自動車学校に入校したほどのクルマ好き。
男ならマニュアルだろ!、という固定観念からマニュアルを選択したら、
まぁ苦労するする。
パニックになって、アクセルとブレーキを間違うこと数度。
同乗していた教官は、さぞ怖かったことでしょう。
でも、私が一番怖かったのは、自分の運転より教習所の教官が
運転する行き帰りの送迎車でした。
片側2車線の国道を右へ左へスラロームしながら目的地へ。
後部座席で転がる学生たち。
安全運転からは程遠い教官の運転っぷりに戦慄。
そんな日々からはや数年。
今ではすっかりペーパードライバーです。

さて、BLOCKBUSTERの後藤さんからナイスなイラストが届きました。
放送を聴いた感想と一緒にお楽しみください。


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こんにちは、BLOCKBUSTERの後藤です。

自分も典型的なペーパードライバーであるせいか、
放送を聴いている間は「イニシエーションとしての教習所」を
ずっと思い出していました。
最近では理不尽な教官のいる教習所も少ないようですが、
今となってはあの経験も懐かしい思い出のひとつ...
にはなっていません。
いまだに恨めしい...エロくてやさしいお姉さんに教わりたかった!

kanso_05_.jpg

◆イラスト:後藤亮平(BLOCKBUSTER)

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2010年6月19日

「Life特別編 映画『ケンタとジュンとカヨちゃんの国』を語る」Part1

kenta_logo.jpgのサムネール画像             © 2010「ケンタとジュンとカヨちゃんの国」製作委員会



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放送:2010年6月17日(木) 21:00~22:00
出演:鈴木謙介(charlie)、速水健朗、松谷創一郎
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※「ケンタとジュンとカヨちゃんの国」公式サイト → http://www.kjk-movie.jp/


matsuda02.jpg             ◆インタビューを受けるケンタ役の松田翔太さん


●映画を見た人の声
・簡単に面白いという表現を使っていいか困るような映画(28歳・女性)
・胸が詰まりました...(20代・女性)
・1回目見たときは、ちょっと引いた。2度目見てしっくりきた(35歳・男性)
・見終わった感じがすっきりしない映画(40代・男性)
・きょう2回目見て、意味がわかってきて涙が止まらない(20歳・女性)
・もう一度、よく考えないとわからない(25歳・女性)
・閉塞感が漂う映画。最後のカヨちゃんの姿に救われた(30代・リスナーメール)


●出演者の感想
・みんな閉塞感などを指摘しているが、爽快感がある映画(速水)
・ケンタとジュン男同士の関係性の変化は見ていて気持ちよい(速水)
・3人の俳優の演技。その説得力がすごい(松谷)
・実力派の俳優としての松田翔太さん(松谷)
・最近の日本映画の良い作品にはだいたい出ている高良健吾さん(松谷)
・奥田瑛二さんと安藤和津さんの娘=安藤サクラさん(松谷)
・この映画で一番驚いたのは安藤さんの演技です(速水)
・2009年の「愛のむき出し」でも存在感をみせる(松谷)
・カヨちゃんはブスでバカでワキガだけどかわいい(速水)
・主演3人、それぞれの演技の良い部分がぶつかり合う作品(charlie)


◎関連資料

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「Life特別編 映画『ケンタとジュンとカヨちゃんの国』を語る」Part2

koura02.jpg          ◆ジュン役の高良健吾さん。舞台あいさつ前、都内ホテルにて



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※Part2は放送で割愛した部分を含めたディレクターズカットになっています


●映画を見た人の声
・行く当てもないのに突っ走るケンタに共感(20代・女性)
・自分自身も破壊衝動があるから共感できる(20代・男性)
・就職活動中なので、そこから抜け出せない気持ちは共通している(21歳・大学生)

●キーワード「閉塞感」
・車を壊してもすっきりしなかった(松田さんインタビュー)
・ケンタの抜け出したいという気持ちは自分の中にもある(松田さんインタビュー)
・インタビュー時、一人称が「僕」(松谷)
・ケンタもジュンも同じ環境にいるが壁を感じているのはケンタだけ(速水)

●閉塞感はどこから来るのか?
・ケンタたちの感覚には共感できるが境遇は感情移入できるものではない(速水)
・就職活動で感じる閉塞感と厳しい生活環境での閉塞感に共通点がある(charlie)
・松田家3人(優作、龍平、翔太)の代表作に「閉塞感」を描く作品がある(速水)
・はつり、キャバ嬢など=ロスジェネ的、蟹工船的な閉塞感(charlie)
・「ソラニン」の種田のように選択肢がたくさんあっても感じる閉塞感(chalie)


●閉塞感を共感すること
・希望が少ない=愛情の欠落(松田さんインタビュー)
・基本的には「人は人」だと思って演技している(高良さんインタビュー)
・違う環境、境遇、違う人間だけど閉塞感は共感でき得る(charlie)
・最終的にケンタは閉塞している壁を見失う(速水)
・壁を持っていたのはジュンだったことが明示されるエンディング(速水)


●閉塞感から脱出する手段
・心にヒットするモノが欲しい(松田さんインタビュー)
・形は変わっても人間は昔から悩みを抱えている(高良さんインタビュー)
・小熊英二『1968』にある近代的不幸、現代的不幸の話(速水)
・閉塞感からの脱出を描いたアメリカン・ニューシネマ(速水)
・1970年台以降、閉塞した日本の学生運動(charlie)
・2回目の方が1回目より声をあげるハードルがあがっている(charlie)


◎関連資料

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「Life特別編 映画『ケンタとジュンとカヨちゃんの国』を語る」Part3

ando02.jpg          ◆カヨちゃん役の安藤サクラさん。役作り際には6~7キロ体重を増やしたとのこと



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●映画を見た観客の声
・カヨちゃんが強烈・・・(18歳・女性)
・「愛されたい」はっきり言える。かっこいい(20歳・女性)
・2人はカヨちゃんのバカっぷりに心を許していた(30代・女性)

●カヨちゃんから考える閉塞と脱出
・ブスでバカでワキガ。でも清らかな存在(安藤さんインタビュー)
・女は穴(笑)どこか埋まらない気持ちはわかる(安藤さんインタビュー)
・男の子的な閉塞感に踏み台にされていた女性(charlie)
・本当は人生を選べていたカヨちゃん(速水)
・援助交際をしていた女性と重なるカヨちゃん像(松谷)
・カヨちゃんは不幸?幸せ?意見が別れるところ(松谷)
・閉塞感の外側に何があるか想像するかが重要(charlie)
・繰り返し見ることで解釈が変わる(松谷)

●エンディング
・時間が経って他人と話すと印象がかわる本作品(速水)
・テレビ局映画、悲恋モノが主流な現在の邦画(松谷)
・本作品をはじめ日本映画に新しい流れがきている(松谷)


◎関連資料

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2010年6月20日

Life特別編「映画『ケンタとジュンとカヨちゃんの国』を語る」外伝

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◆左上から左回りにcharlie、松谷創一郎さん、速水健朗さん




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●映画の中で2人が出会う人たち
・映画で描かれていた障害者の捉え方がわからなかった(リスナー)
・障害者の人たちがあまり描かれなかった日本映画(松谷)
・ロードムービーにおいて途中で出会う人たちの重要性(速水)


●カヨちゃんの捉え方
・愛が枯渇している。愛する側になりたい(リスナー)
・愛されたいと「愛したい」の差異(松谷)
・ケンタとジュンの痛みを癒せるカヨちゃん(リスナー)
・カヨちゃんを母性として捉えるべきなのか(速水)
・幸せ探しが上手な人は幸せなのか問題(charlie)


●いま、日本映画は?
・邦画に客が入るようになったゼロ年代(松谷)
・悲恋モノが増えすぎた日本映画(松谷)
・見る側が「感動できるかどうか」という評価軸を持った(松谷)
・映画界の中からの問題意識で変革が起きている(松谷)
・アメリカンニューシネマが誕生したハリウッドに似た状況(松谷)


●私たちが「壁」と感じているもの
・考えずに突っ走っても閉塞感は打破できないのではないか(charlie)
・自分探しで行き詰った人が閉塞感を抱えている(chalie)
・村上春樹「壁と卵とシステム」スピーチの解釈(chalie)
・卵が重なって、それが壁になる(松谷)
・学生運動を初期から書いていた村上春樹(速水)
・閉塞感は饒舌に語れるが、壁を生んでいる物について語らない(charlie)





◎関連資料

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2010年6月21日

6月27日(日)「理想のリーダー、リーダーの理想」予告編1

DSCF1500.JPG DSCF1501.JPG
             ◆予告編の収録風景@TBSラジオ1st
   左から速水健朗さん、伊藤聡(空中キャンプ)さん、斎藤哲也さん、松谷創一郎さん


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次回のLifeは

「理想のリーダー、リーダーの理想」

6月27日(日)深夜25:30~28:00

ウェブ中継を実施しますので、ラジオをお持ちでない方も、パソコンと
インターネット環境があればリアルタイムでトークを聴くことができます。
サイト右上の「スペシャルなお知らせ」をクリックしてください。
ただし、著作権の関係で音楽は聴くことができません。

ラジコ→http://radiko.jp/では音楽も聴けます。
※TBSラジオのラジコのサービスエリアは東京、神奈川、千葉、埼玉です。

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charlieです。
あれほど辞めろと言われていた首相が辞めたとたんに無責任だと言われたり、
サッカーの監督が辞めろとか言われていたと思ったらすごいとか持ち上げられたり、
リーダーへの評価が手のひらを返したように変わる昨今、リーダーも大変だよなあ
と思います。もちろん、それだけの責任のある立場ですから、いろんなことを
言われるのは当然でしょうが、あまり文句ばかり言われていると、リーダーの側も、
「じゃあどんな奴にリーダーになって欲しいんだよ!」と言いたくなるときがあるん
じゃないでしょうか。

日本全体で「うまくいかないこと」が目に付くようになって、強いリーダーシップが
求められているという話はよく聞きます。けれど、具体的に強いリーダーって誰よ、
とか言われても分からないし、じゃあそんなに言うならお前がやれよ、と言われると
たいていの人が尻込みしてしまう世の中で、「理想のリーダー」について考えるのは、
難しいけど大事なことかなあと思います。

そんなわけで次回のLifeは、「リーダー」がテーマ。
といっても理想のリーダーについて語るだけではなくて、リーダーの側からの、
こういう風にできたらいいのに、という理想や、現実に直面した苦労話なんかも
メールで募集したいと思っています。

果たして今の時代に、リーダーに求められる資質ってなんなのか、
無責任で身勝手な人たちをまとめないといけない人は、どんなリーダーを目指せば
いいのか、あるいは、今の時代にそこまで「強いリーダー」なんて必要なのか、
そんなことについて話してみようかなと思いますので、リスナーの皆様もメールで
「理想のリーダー」や「リーダーの理想」についてお寄せください。

メールアドレスは life@tbs.co.jp

メールはぜひお早めに!

===

スポーツ界や、マンガ、文学、映画、アニメなどのサブカルチャーの中の
理想のリーダーなどについてのメールも大歓迎です。

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6月27日(日)「理想のリーダー、リーダーの理想」予告編2

               DSCF1510.JPG
               ◆予告編の収録風景@TBSラジオ
左手前から時計回りに黒幕、速水健朗さん、伊藤聡さん(空中キャンプ)、斎藤哲也さん、松谷創一郎さん


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※今回のUstream中継は、テクニカルライターの三上洋さん
  が担当してくださることになりました。よろしくお願いします!


スポーツ界や、マンガ、小説、映画、アニメなどのサブカルチャーの
中の理想のリーダーなどについてのメールもぜひお寄せください。

メールは↓から
life@tbs.co.jp

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2010年6月28日

「理想のリーダー、リーダーの理想」放送中!

「理想のリーダー、リーダーの理想」

6月27日(日)深夜25:30~28:00

出演は、鈴木謙介、柳瀬博一、津田大介、斎藤哲也、速水健朗、西田亮介


ウェブ中継を実施していますので、ラジオをお持ちでない方も、パソコンと
インターネット環境があればリアルタイムでトークを聴くことができます。
サイト右上の「スペシャルなお知らせ」をクリックしてください。
ただし、著作権の関係で音楽は聴くことができません。

ラジコ→http://radiko.jp/では音楽も聴けます。
※TBSラジオのラジコのサービスエリアは東京、神奈川、千葉、埼玉です。

Ustreamも実施しています。 http://ustre.am/jpcu

※放送後も1時間程度の外伝をストリーミング中継&Ust中継します。

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2010年6月29日

「Life in 京都」の詳細なおしらせ


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京都で開催される「Life in 京都」の詳細が決定しましたのでお知らせします。

※定員に達しため予約申し込みは締め切っています。

★日時:2010年7月3日(土)16時~
      会場での当日チケットは完売いたしましたが、当日の様子は
      Ustreamで16時より生中継します!
      http://www.kyotodeasobo.com/music/tv/

 ★テーマ:「地域→ジモト-若者文化のいま・むかし・これから-」。
      地方のユースカルチャーの変遷やそれらを取り上げた書籍などを通じ、
      東京一極集中や画一化と言われて久しい地方の文化を、今回は特に
      ユースカルチャーに的を絞って、各地方におけるシーンの変遷や
      それらを取り上げた書籍などを通じ、今後の展望を考えます。

★出演:鈴木謙介(関西学院大学准教授,Lifeパーソナリティ)
      難波功士(関西学院大学教授)
      辻大介(大阪大学准教授)
      仲俣暁生(編集者,Lifeサブパーソナリティ)
      速水健朗(ライター,Lifeサブパーソナリティ)

★メール募集:「あなたが"東京一極集中"を感じるのはどんなとき?
          逆に、自分にとっての地元(ジモト)性を感じるのはどんなとき?」
          当日イベントに参加する方に限らず幅広くメールを募集します。

         メールのあて先は life954inkyoto@gmail.com  まで!
       
★特設サイト: http://d.hatena.ne.jp/lifeinkyoto/
※charlieの口上&予告編も公開されています。

★Twitter:@lifeinkyoto

★主催:「Life in 京都」実行委員会  協力:文化系トークラジオ Life

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2010年6月30日

2010年6月27日「理想のリーダー、リーダーの理想」Part1

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◆「最小不幸社会のご都合主義感について」 charlie ◆半期だけ生徒会長をやった斎藤さん


※再生できない場合は、個別ページTBSラジオクラウドにてお聞きください。
※最新エピソードはユーザー登録なしでお聴きいただけます。

出演:鈴木謙介、柳瀬博一、津田大介、斎藤哲也、速水健朗、西田亮介


○各々のリーダー像、リーダーの思い出
・ラノベ、アニメに見る主人公の傾向(charlie)
 →現代リーダーは「最小不幸社会」を目指す?(斎藤)
・「ファミコン部創設」野上元氏に負けた思い出(斎藤)
・サッカーを見てないcharlieは非国民?
・キャプテン長谷部が読んでいた本とは(速水)
 →サッカーのリーダー論だけで5時間イケます(速水)
・日本企業がダメな理由・池上彰氏の弁
 →下につけるのは優秀な部下かダメな部下か(charlie)
・小田嶋隆氏が語った、日本の首相が目指すもの(柳瀬)
 →リーダーとは機能。日本は年功序列(柳瀬)
 →年下、女性の上司だとなぜ困るのか問題(charlie)
・新聞部の部長でした。部員は2人でした!(津田)
→MIAUの共同代表をやっていて思うこと(津田)
・「.review」代表、西田亮介さん登場
・リーダーよりもリスクテイカーが必要?(西田)
・自分が負うリスク、人を巻き込むリスク(charlie)
・変化の時代、リスクを巡る逆説(柳瀬)

           text by Life助手;村山佳奈女


○Life関連アーカイヴ

・政治
http://www.tbsradio.jp/life/20070729/

・経済成長
http://www.tbsradio.jp/life/20080928/

・先輩・後輩のリアル
http://www.tbsradio.jp/life/20090426/

○参考資料&選曲↓

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