【予告編・前口上&音声配信】「文化系大新年会2018」元日・午前1時半〜TBSラジオで生放送【文化系トークラジオLife】
「文化系大新年会2018」予告編(73'21")
1月1日(月)1時半=12月31日(日)25時半〜
「文化系大忘年会2018」
予告編の出演:鈴木謙介(音声メッセージ)、速水健朗、斎藤哲也、矢野利裕、宮崎智之、ササキミチヨ、長谷川裕P(黒幕)
元日・午前1時半〜午前4時 (大みそか25:30~28:00)
※ラジコではインターネットで放送同様、音楽も聴けます。
※ツイキャスでも中継します→ http://twitcasting.tv/life954
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charlieです。
2017年も、終わろうとしています。昨年のBrexitやアメリカ大統領選挙に続いて、世界情勢ではフランス、韓国で政権が変わり、現体制を維持したドイツでも、まだ先行きが不透明なところがあります。アメリカが離脱したことで、当初の見通しが大きく変わったTPPや、FTA、EPAの枠組みは、この番組で「ブロック化」なんて呼んでいた現象の具体化のようにも見えます。
一方、猫も杓子も人工知能ということで、新技術がいくつも登場しました。スマートスピーカーやスマホのカメラなど、人工知能を応用した商品は僕らの周りにどんどん広がっています。この分野では日本以外の国が先行しているように見えることもあって、国の政策でも2016年から「Society5.0」を掲げてロボットやAIなどの技術開発の促進を目指しているものの、まだ道半ばという状態です。そんな中、経済産業省が5月に発表した「不安な個人、立ちすくむ国家
~モデル無き時代をどう前向きに生き抜くか~」というペーパーは、もう「昭和の人生すごろく」をコンプリートすることが困難である前提からスタートしなければならないと訴え、大きな話題を呼びました。技術の行く末というより、僕たちの生き方が問われているのが、この問題なのかもしれません。
昭和と言えば、天皇陛下の生前退位が決まったのも大きな出来事でした。いつまでも続くかに見えた昭和が、ある日ばたばたと終わってしまったのと対照的に、僕たちはこれから1年4ヶ月の間、ゆっくりと「平成の終わり」そして「2度目のオリンピック」に向き合いながら「ポスト平成」について考えなければいけないようです。元号が変わったからといって日本の社会も制度もがらっと変わったりしませんが、僕たちの気分は、きっと何かの「節目」を迎えることになるんじゃないかと思います。
2007年に始まったLifeも気づけば、11年目に入りました。2000年代的でもあり、平成的でもあったこれまでのLifeが、11年目だからといって大きく変わることもないのかもしませんが、今回はひとつだけいつもと違う点があります。そう、今回の放送は12月31日の25時30分、つまり年が明けた1月1日の
1時半という、イレギュラーな日時の放送なのです。よって、例年「大忘年会」として放送していた年末回は、「文化系大新年会2018」ということで、2007年1月以来の元旦放送となります。実家で年越しを迎える方も、なんなら海外で年越しという方も、ラジオ放送だけでなくネットを駆使してお聴きいただける日なんじゃないかと思います。
というわけで今年も、「2017年、あなたが気になった文化系トピックを教えてください」というテーマでメールを募集します。年末ギリギリまで2017年を振り返ってメールしていただくのもいいのですけど、メール整理の都合上、お早めにいただけると助かります。
メールアドレスは life@tbs.co.jp
ぜひお早めに!
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