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Life書籍化第二弾ができました!

「文化系トークラジオ Life のやり方」


第一弾はこちら
Life?~番組について~
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2009年5月 アーカイブ

2009年5月 1日

2009年4月26日「先輩・後輩のリアル」part3

0426 Sasaki .jpg
◆先輩・後輩から仕事の師弟関係に展開。
  ライターの世界の先輩・後輩を語る佐々木さん。



※再生できない場合は、個別ページTBSラジオクラウドにてお聞きください。
※最新エピソードはユーザー登録なしでお聴きいただけます。

○フラット化する上下関係?
・私の部には上下関係がありません!(軽音部の高校生)

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2009年5月 2日

2009年4月26日「先輩・後輩のリアル」part4

0426 Tsuda.jpg
◆津田さん、ニッコリ。
  「先輩・後輩は一種のプレイか」なんて話に踏み込んでます。



※再生できない場合は、個別ページTBSラジオクラウドにてお聞きください。
※最新エピソードはユーザー登録なしでお聴きいただけます。

○先輩・後輩の敬語の作法
・我が強く、空気が読めない後輩(インタビューより)

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2009年5月 3日

2009年4月26日「先輩・後輩のリアル」part5

0426 Saitou.jpg
◆斎藤さんが終始アツく語っていた「先輩・後輩の飲み会ばなし」は決着せず。
  飲み会で最初にカツ丼を頼んじゃう後輩ってありなの?
  焼きソバは?、チャーハンは?  


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○上下関係が活きる時と活きない時
・つっかかってくる後輩は教え甲斐がある(インタビューより、技術職の方)
・実力主義の世界の上下関係(リスナー)
・初めての飲み会で先輩にビールをかけられた!(リスナー)

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2009年5月 4日

2009年4月26日「先輩・後輩のリアル」part6(外伝1)

0426 Ami Yoshida 2 .jpg
◆外伝1は、ゲスト・吉田アミさんや遊びに来てくれたリスナー(女性)を交えて
  「女社会の先輩・後輩」について話しました。
 

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○女子の間の先輩・後輩関係
・漫研の微妙な先輩・後輩関係(リスナー、女子)

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2009年5月 5日

Life堂本店にてラジオ本特集!

文化系書店Life堂の本店ともいうべき、
紀伊國屋書店新宿本店3FのLifeコーナーにて、
3月放送の「Life存続サミット」にちなんだ特集「ラジオという空間
が開催されています。↓
http://bookweb.kinokuniya.jp/bookfair/prplife7.html

新しく文化系書店紀伊國屋Life堂の担当になった
梅崎実奈さんのTBSラジオ愛が伝わるラインナップです。

新宿にお越しの際はぜひお立ち寄り下さい。

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2009年4月26日「先輩・後輩のリアル」part7(外伝2)

0426 Char 2.jpg
◆外伝2では、「ヤンキー世界の先輩・後輩」について話しました。
 

※再生できない場合は、個別ページTBSラジオクラウドにてお聞きください。
※最新エピソードはユーザー登録なしでお聴きいただけます。

○何かと話題のヤンキー文化論を巡って
・田舎社会での「ヤンキー」の意味(リスナー)

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2009年5月 6日

放送後のメールも歓迎です

前回の「Life存続サミット」では、番組中に読めなかったメールを
このブログで紹介しましたが、放送やPodcastを聴いて考えたことなど、
事後のメールも歓迎です。
場合によっては、このサイトでご紹介させていただくこともあります。
今回の「先輩・後輩のリアル」を聴いて考えたことなど、
どうぞお寄せ下さい。

life@tbs.co.jp

また、以前(って2年くらい前か)にも書きましたが、下のLifeバナーが
貼られているブログでLifeの内容に言及ていただいた場合も
番組サイトでご紹介させていただくこともありますので、ご了承ください。


ソースはこちら↓
<a href="http://www.tbsradio.jp/life/">
<img src="http://www.tbsradio.jp/life/img/banner2.gif" border="0" width="88" height="33"></a>


イラスト入りバージョンはこちら↓

ソースはこちら↓
<a href="http://www.tbsradio.jp/life/">
<img src="http://www.tbsradio.jp/life/img/banner.gif" border="0" width="88" height="33"></a>

※大分の西日本農業社さんから番組宛にベビーリーフを頂戴しました。
ありがとうございました。
サラダやサンドウィッチでいただきましたがとても美味しかったです。
農作業とPodcastの相性がいいのか、Lifeリスナーには農業関係の方も
意外と多いみたいです。

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2009年5月 8日

特番「忌野清志郎リクエストスペシャル」のお知らせ

ディレクターの鳥山です 

亡くなった忌野清志郎さんのトリビュート番組を今週日曜に急遽、放送します

仲俣さんもブログ「海難記」で清志郎さんについて触れていますが
私もいちファンのはしくれとして非常に残念に思っています

以下、番組の告知内容です 皆さんからのリクエストをお待ちしています


忌野清志郎リクエスト・スペシャル

~ぼくらの好きなおじさん~

今月2日、ガンのため58歳で世を去った
忌野清志郎に捧げるトリビュート・リクエストスペシャル。

 パーソナリティは音楽評論家・萩原健太と評論家・山田五郎
忌野清志郎を敬愛する2人が、彼の残した音楽の数々を聴きながら
忌野清志郎その人と時代、社会についても語っていきます。

番組ではRCサクセションやタイマーズ、ソロ、他のアーティストへの
提供曲などを多数オンエア予定。リスナーからのリクエストにも応えます。

あなたがラジオで聴きたい清志郎さんの曲を教えてください

リクエスト受付のメールはsp954@tbs.co.jp まで

真摯なメッセージ性と、
時代を笑い飛ばす軽妙さを併せ持った忌野清志郎の足跡を
賑やかに振り返っていく内容です。


放送 2009年5月10日(日)   午後7時〜9時25分

出演 萩原健太(音楽評論家)
    山田五郎(評論家 元ホットドッグ・プレス編集長)

    鴻上尚史(劇作家 コメント出演)
    宇多丸(祝!ギャラクシー賞受賞)

※放送後追記(OA曲リストは以下の通り)

1)Sweet Soul Music
2)多摩蘭坂
3)デイ・ドリーム・ビリーバー
4)雨上がりの夜空に
5)雪どけ
6)指輪をはめたい
7)エンジェル
8)まぼろし
9)夢中にさせて
10)宗教ロック
11)明日なき世界
12)あこがれの北朝鮮
13)自由
14)パパの歌
15)ぼくの好きな先生
16)OH! BABY
17)わかってもらえるさ
18)JUMP
19)スローバラード
20)激しい雨
21)愛と平和
22)トランジスタラジオ

※交通情報BGMは「Green Onions」

==

※「アクセス」 (月-金 22:00-24:00)のPodcast
↓えのきどいちろうさんと金平茂紀(TBS アメリカ総局長)のキヨシロー対談
http://www.tbsradio.jp/ac/2009/05/post-187.html

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2009年5月10日

「葬儀の日に清志郎を語る」

kiyoshiro.jpg


※再生できない場合は、個別ページTBSラジオクラウドにてお聞きください。
※最新エピソードはユーザー登録なしでお聴きいただけます。

2009年5月9日(土)収録
打ち合わせのついでに急遽収録したPodcastです。

仲俣暁生
斎藤哲也
長谷川(黒幕)
鳥山D

5月10日放送の「忌野清志郎リクエストスペシャル」へのメールはコチラ

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2009年5月12日

「先輩・後輩のリアル」未読メール特集1

ソウル在住 ヒギョンさんからのメール。
韓国の先輩・後輩事情についてのレポートです。
日本語堪能ですねー

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韓国の場合、昔は大学に入ったばかりの3月、4月の新入生なら
(ご飯もお酒も全部先輩にご馳走してもらえるから)財布を持たずに学校に
通えるとまでいうぐらい良くも悪くも先輩・後輩関係が厳しかったのですが、
2000年代に入って、昔のように専攻別に少人数の新入生が入って来る
システムじゃなくなって、経済学部だとか人文学部だとかで数百人が一気に
入って来るようになってからは、そういった雰囲気も大分なくなってしまった
ようです。

ご飯もお酒もご馳走してもらえるっていうと漠然といいなぁと思われるかも
知れませんが、自分が先輩の立場になったらそのぶん奢らなきゃいけなく
なるってことを忘れてはいけません。

これが厳しい先輩・後輩関係の明るい所だというと、暗い所も勿論あって、
意訳して"先輩は神だ"って言葉があったぐらい(直訳すると"先輩は空/天だ"
ですね)先輩の言うことを逆らってはいけない雰囲気があったようです。

特に体育系や芸能関係の専門の場合はそういう傾向が強く、厳しいしごき
などもありました。友達の中で演技を専攻した子がいたのですが、入学直前の
2月に行われる一泊二日のオリエンテーションで雪野原の上で一年生のみんなが
座ったり立ったりしたという話を聞いたことがあります。

これは9年前の話で今はまさかとは思いますが、一部の体育系などの方は今も
そういう雰囲気が残っているのかも知れません。

先輩・後輩関係が今は大分ゆるくなったと言いましたが、これはまだ大学だけの
話で、もっと上の世代、つまり社会人の場合は昔のままだと思います。

予告編を聴いた時、先輩・後輩関係が厳しいのは女の方じゃないかという話に
びっくりしたのですが、韓国の場合、先輩・後輩関係が厳しいのは明らかに
男の方で、こういった強い繋がりが社会のヘゲモニーを持っている男同士の
体制を強固にする機能を果たしているように見えます。

行動科学的に元々女の方は水平的な人間関係を求める傾向があるっていう
話もあるのですが、韓国の場合、男の方は兵役を経験するからそういう
上下関係にもっと溶け込めやすく訓練されてくるのではないかと思います。

それで、先輩扱いをしっかりして、後輩扱いされるのになれている男の方が、
まだまだ"男組織"である会社に入っても生き残りやすくなるのではないかと
思います。

やっぱり慣れてない日本語で長い文章を書くのって大変ですね。

自分でもどういう話がしたいのかちょっと分からなくなって来ました。>_<;;;

まぁ、最後に話をまとめると韓国社会も大部個人主義が広がって来て昔のような
篤い先輩・後輩関係はなくなってきているのですが、まだまだ会社という組織を
中心とした社会人たちはそういう厳しい先輩・後輩関係を大事にしていて、
これは一面ではそういう関係を積極的に受け入れる男達によって男同士の結束を
固める道具のような機能もしているという話です。

まぁあくまで極個人的な意見なのですが。。。。

=====

次回の放送は5月24日(日) 25:30~
ゲストは東浩紀さん!

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2009年5月13日

「先輩・後輩のリアル」未読メール特集2

シリウスさんからのメール

=====

先輩・後輩の関係が色濃いものといわれすぐに思いついたのは
クリント・イーストウッドの映画です。

彼の作品では人生の先輩が後輩に向けて色々と伝えていくという作品が
多く見られます。「センチメンタルアドヴェンチャー」や「ミリオンダラーベイビー」、
「パーフェクトワールド」、新作の「グラントリノ」など見知らぬ同士が知り合い、
交流し先輩にあたる年配の人物が年下の後輩にいろいろと人生のいろはを
伝えていく。

それは、うがった見方をすれば、美しすぎるかもしれませんが、イーストウッドが
インタビューで語っているように、人間が変化するためのものではないかと
思います。

いままで変わることができなかったものが出会いを通じて思わぬ方向に変化
していく。これほど先輩・後輩を通じたビルドゥングスロマンをうまく描ける人は
なかなかいないと思います。

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グラン・トリノ」、僕も観ましたが素晴らしかったです。
「コラムの花道」で町山智浩さんがこの映画を語った回が実に熱いんですが、
オフィシャルではもう聴けませんね...(黒幕)

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SPIN OFF 「坪内祐三×菊池成孔」対談をアップしました

2008年末にTBSラジオで放送された対談番組
「鬼才対談2008 坪内祐三×菊地成孔 IN TOKYO」を
新しくスピンオフとしてアップしました。


文芸評論家とジャズミューシャンという、異色の組み合わせの二人が
2008年を総括して、いろいろな角度から切り込みます。
ぜひ、聴いてください。(あべ)

詳細はこちら↓
http://www.tbsradio.jp/life/2009/05/2008_1.html

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鬼才対談2008 坪内祐三×菊地成孔 IN TOKYO

2008年12月26日にTBSラジオで放送された
「鬼才対談2008 坪内祐三×菊地成孔 IN TOKYO」です。

2009年も、もうすぐ折り返しを迎えてしまいますが
この2人の対談には、2008年の総括をはじめ
2009年に通じる物語が、幅広い分野で、深く語られています。
ぜひ、聴いてください。


「鬼才対談2008 坪内祐三×菊地成孔 IN TOKYO その1」
・オープニング
・小室哲哉容疑者が逮捕(2008年11月4日) 
※「坪内祐三×菊池成孔 その1」をダウンロードする(mp3 14'48")
↑をクリック


「鬼才対談2008 坪内祐三×菊地成孔 IN TOKYO その2」
・秋葉原で通り魔 7人死亡 容疑者は派遣社員(2008年6月8日)
・いきなり!大相撲観戦のススメ
・アメリカのリーマンブラザーズが経営破綻
   戦後最大の金融危機が始まる(2008年9月15日)
※「坪内祐三×菊池成孔 その2」をダウンロードする(mp3 18'51")
↑をクリック


「鬼才対談2008 坪内祐三×菊地成孔 IN TOKYO その3」
・坪内、菊地が語る!不況をどう生きのびるか?
・再び!相撲観戦のススメ
・エンディング
※「坪内祐三×菊池成孔 その3」をダウンロードする(mp3 23'05")
↑をクリック


◆出演者プロフィール
坪内祐三(つぼうちゆうぞう)
58年、東京都生まれ。福田和也、リリー・フランキーらと共に
文芸誌「en-taxi」の同人を務める文芸評論家。

菊地成孔(きくちなるよし)
63年、千葉県生まれ。ジャズミュージシャン、文筆家。
アバンギャルド・ジャズから、
クラブシーンを熱狂させるダンス・ミュージックまでをカバーする鬼才。



制作担当:戸波英剛(TBSトライメディア)

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2009年5月14日

「先輩・後輩のリアル」未読メール特集3

猿丸太夫さん(23歳・男性)のメール

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僕が「先輩と後輩」と聞いて思い浮かぶのは、
岩井俊二監督の映画『四月物語』です。

松たか子さん演じる主人公の女の子が、
憧れの先輩を追って上京し、慣れない土地で一人暮らしを始める、
というなんてことのないストーリーの映画に、
当時中学生だった僕はえらく感動してしまい、
借りてきたレンタルビデオを繰り返し繰り返し観たことを覚えています。

この作品をきっかけに岩井俊二監督を好きになり、
その後たくさんの岩井作品を観てきましたが、
1時間ちょいという長さの、岩井作品の中でもわりとマイナーなこの映画が
今でも大好きで、春がくるたびに観返しています。

さて、一方私生活はといえば、
映画のように、先輩あるいは後輩と恋愛関係になるという経験もなく
学生時代を終え、昨年4月、とある出版社に入社しました。

忙しいながらもやりがいのある社会人生活のスタートをきれたのは
良かったのですが、数ヶ月前、ちょっとショッキングな出来事がありました。
それは...

=====

黒幕です。
えー、このあと衝撃の展開があるんですが、
猿丸太夫さんの会社にはLifeリスナーが多い(素晴らしい!)
とのこと。いろいろアレだと思うので、後半は省略します。
ちなみにcharlieも「四月物語」好きだって言ってましたよ。


さて、ここ先は相手に届くかどうかわからない私信ですが、
「雑じまわる島宇宙」というブログを書いていた槍沢雑さん、
Lifeの放送の日はいつもブログで告知して下さっていましたね。
本当にありがとうございました。

最後のエントリ、感動しました。
これから大変だと思いますが、頑張って下さい。
当初の目標が叶わないことがあっても、弊社営業の浅沼(元鬼ヶ島)
みたいな展開もありますしね(笑)。
すでに閉じられたブログですが、最後まで「引用・リンクOK」印の
Lifeバナーを貼ってくれていたので、紹介させていただきます。

ブログ「雑じわる島宇宙」(閉鎖)より

どういう風の吹きまわしか両親がパソコンを買ってきてネット環境を得て、昼夜を問わずネットサーフィン(死語)をしているうちに興味本位でブログを立ち上げたのが今から四年前。ハンドルネームが槍沢 雑だからという理由で安易につけた「槍沢雑記」からはじまり、文化系トークラジオLifeの影響で「雑じわる島宇宙」としましたが、人と話すのが苦痛だからと中学を卒業してからずっと引きこもっていた当時の僕にとってこのブログこそが世界(社会)と自分自身がつながることのできる、共有する相手もいないまま僕という島宇宙の中で楽しんできた趣味やそこで育んできた考えを吐き出して他人と交わることのできる唯一の場所でした。

 ネットを通して人とコミュニケーションを取ることに少しずつ慣れ、それと同時に学生や社会人として普通の生活を送っている人の日常に触れることで人づきあいへの恐怖が薄れて自分もまともな生活を送らねばと思うようになり(他にも、見栄を張ってフリーターですとそのうち中身のない嘘を書き続けるのも苦しくなってきたり、あまりにどこかに出かけたり何かを買ったりという記述がないと不自然に思われる(特に東京に住んでいて自由な時間も多いのに一度もお笑いライブに行っていないのは)けれどそんな金がない、オフ会に定期的に参加したいなど、なにかと金が要り用になったので)一昨年から重い腰を上げてバイトを始めて、なんとか子供の頃から憧れていたお笑い芸人への道の入口に立てました。

 皆さんと会うことがなければきっとまだ働いてすらいなくて、一生芸人になることはなかったと思います(いや、これから先どうなるかわからないんですけれどね(笑))。一方的にこちらが見ていただけの人も含めて、知り合った方々一人ひとりの名前をあげてお礼を言いたいのですが、そうしていくとキリがないので心の中で留めることにします。皆さん、ありがとうございました。

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もひとつ告知です。
先月から僕(黒幕)は、平日22:00~24:00にTBSラジオなどで放送中の
「アクセス」http://tbs954.jp/ac/という番組のスタッフになりました。

アクセス」は、毎日テーマを決めてそれについて議論するという
Lifeの大先輩のような番組です(charlieも出演経験あり)。
「アクセス」もLifeと同じくリスナー参加型の番組で、リスナーが
意見が番組サイトに書き込まれたり、またリスナー自身が電話で
出演してトークに参加することができます。

Lifeには本当に素晴らしいリスナーがついてくれていると思って
いますので、ぜひアクセスにも参加してみて下さい。
直接出演者と電話で話して意見を言うというのは、メールを書くのとは
また違った楽しさ、難しさがあるのでぜひ。
Lifeのリスナーが参加してくれると新参者の僕も心強いです。

アクセスの当日のテーマは、毎日夕方頃に発表されます。
ちなみに今夜(14日、木曜)は、改正薬事法(医薬品のネット販売規制)
について議論する予定です(正式発表は、アクセスのHPで確認して下さい)。

受付電話番号は 03-3584-0954 (平日21:30-23:30)

その日のテーマについて自分の意見を↑に電話して話してください。
その中から何人かに出演していただきます。
また番組サイトにご意見を書き込むだけでも結構です。
またアクセス会員(アクセスピープル)に登録すると、当日のテーマや
ニュース項目がメールで配信されます(このシステム、Lifeにも欲しい~)。

「アクセス」はTBSラジオ以外に
以下の局で生放送しています(23:30まで)

北海道放送(HBC)
秋田放送(ABS)
東北放送(TBC) 宮城
新潟放送(BSN)
北日本放送(KNB)富山
静岡放送(SBS)
中部日本放送(CBC)
南海放送(RBN) 愛媛

では、Lifeのない平日の夜は「アクセス」をよろしくお願いします。
鳥山Dが参加している夕方の「デイキャッチ」(平日15:30-17:50)
もごひいきに。

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2009年5月15日

5月24日放送の「Life」予告編 「現代の現代思想」

次回現代の現代思想の放送は

5月24日(日)深夜25:30~

ゲストは東浩紀さん

今回もウェブ中継を実施しますので、ネット環境があればリアルタイムで聴けます


mainsaito.jpg
◆予告編・新メインパーソナリティの斎藤哲也さんです!?


※再生できない場合は、個別ページTBSラジオクラウドにてお聞きください。
※最新エピソードはユーザー登録なしでお聴きいただけます。

charlieです。

思想という言葉に、みなさんはどういう印象を持つでしょうか。
僕の経験で言うと、頭のいい大学に通っていたわけでもなく、
80年代のポストモダン思想の流行の残り香すらなかった90年代後半の
大学生にとっては、教室でのお勉強より、ストリートのリアル(笑)の方がはるかに
重要で、思想なんて何の役にも立たない教養人の趣味、くらいの感覚でした。
僕を含め、同世代でものを書いている人でも、思想というより、
何らかの「現場感覚・当事者感覚」を出発点にしているケースが多いと思います。

でもまあ、それはアカデミズムの知的権威がいよいよ崩壊するという一瞬において
起こりえたカウンターパンチのようなもので、多くの人が「学者の言ってることは
机上の空論で、現場で具体的な実践をしている人の言うことの方が正しい」
と考えるようになると、「いや、思想だって大事だ」という揺り戻しが来るのは必然。
最近では20代半ばくらいでも、思想や哲学に詳しい人に出会う機会が増えました。

この20年の間でも世界の思想は様々な変化を遂げているし、
対処すべき課題も増えました。貧困に直面する人々をいかにして救うか、
環境の悪化や生態系の変化をどう考えるか、ネットの普及が社会に及ぼす影響
とは、等々。引き合いに出される名前も分野も、昔とはだいぶ違ってきています。
ナレッジマネジメントやネットワーク理論など、コンピューターや数学的知識を用いる
トピックも増えました。

そんなわけで今回のLifeは、そういう「知の最前線」に切り込んでいる
雑誌『思想地図』の責任編集でもある、批評家の東浩紀さんをゲストにお迎えして、
「"現代"の現代思想」について話していきます。いまの社会において、
「思想」と呼ばれるべきものとは何なのか、そもそも思想なんて必要なのか、
具体的な問題に取り組んでいる人と思想はどう関わるべきか。
色々と話題は尽きなそうです。

リスナーの皆様からも「あなたにとって『思想』と呼べるものは何ですか」という
お題でメールを募集します。具体的な人名でも、トピックでもOK。
「親父の背中こそが自分の思想の根源」とか「この実践家の取り組みは思想だ」
とか、そういうメールもお待ちしてます。
「思想が必要とされる瞬間」なんてのも聞いてみたいですね。
あるいは年配の方からの「自分の頃は思想と言えばマルクスだったが・・・」
といったお話も大歓迎。

メールはlife@tbs.co.jpまで。

いつも早めのメールをお願いしていますが、
今回は特に長文メールも増えそうなので、
出来る限り推敲の後に要点を絞ってメールを書くことをお薦めします。
あと別に「頭のいい奴決定戦」をやるわけではないので、
「あいつはつまらん!こいつもお話にならん!」みたいなことを
延々書かれるのもちょっと(笑)。
海原雄山に攻められて「くっ・・・」ってなる山岡さんくらいに、
僕らがぐうの音も出なくなるようなメールとか来ても面白いとは思うんですけどね。

また、ラジオネーム、年齢、性別、職業もお忘れなく。
番組特製バッジが欲しい方は、住所と氏名も明記してください。


yokokuallmenber.jpg
◆今回はこの4人+charlie(電話出演)で予告編を収録しました。

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2009年5月16日

今夜の「青春リアル」

今夜(5月16日・土)、22:35-23:00放送のNHK教育テレビ
「青春リアル」http://www.nhk.or.jp/ss-real/で、
charlieと「Life」のスタジオの様子がチラッと放送される
可能性があります(たぶん)。チェックしてみてください。
→Lifeの放送の様子がバッチリ写ってましたねー

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2009年5月22日

「現代の現代思想」予告編イラスト

あべです。
先日、リリースした次回の放送の予告編を聴いた
BLOCKBUSTERの後藤亮平さんが
その内容をナイスなイラストにしてくれました。



 タイトル:「斎藤哲也の下克上」

badfacesaitou.JPG

◆イラスト:後藤亮平(BLOCKBUSTER

今後も後藤さんにはちょくちょくイラストを描いてもらう予定です。
あなたのメール内容がイラストになるかも!?

===

黒幕です。
次回、「現代の現代思想」は今週日曜日、24日の25:30~です。
東浩紀さんを迎えてどんな展開になるか、楽しみです。
今回は特に気合の入ったメールが欲しいですねー
今のところまだ少なめなので、↓を参考にぜひ奮って書いて下さい。
http://www.tbsradio.jp/life/2009/05/524life.html

気合の入ったメールと書きましたが、あまり難しく考えずに
「これは自分にとって『思想』だなあ」と思える本、漫画、アニメ、映画、音楽
などの作品名を挙げていただいてもけっこうです。
もちろん「現代の思想とは何ぞや」を熱くかつコンパクトに書き上げるという
高いハードルに挑戦した野心的なメールも期待しています。

せっかく東さんがいらっしゃるので、東さんへの質問、相談なども受け付けます。

それから、テーマに合わせた曲のリクエストなどもお早めに。

life@tbs.co.jp

メールはぜひお早めに!


次回の放送では「Life存続サミット」 の成果をもう1つ御報告できそうです。
ただ、今回の件はリスナーの皆さんの協力が必要になりますので、
なにとぞよろしくお願いします。

ちなみに24日(日)の夕方には渋谷で佐々木敦さんが主催する
新音楽誌「ヒアホン」イベントの「楽しい音楽」第1回があります。
http://expoexpo.exblog.jp/9716327/

イベントに行った後、Lifeを生放送で聴く、というのが
今週末のオススメの過ごし方です。

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2009年5月23日

「現代の現代思想」 放送中~(終了。配信をお待ち下さい)

5月24日(日)深夜25:30~ 「現代の現代思想」

出演:charlie(鈴木謙介) 斎藤哲也 仲俣暁生 ほか
ゲスト 東浩紀



↓次回6月28日(日)の放送をサポートしてくれる「Windows Live」

 「Windows Live 新規登録はこちら」 

無料ですので、ぜひ登録して下さい。

※必ず上記リンクから登録して下さい。
そうじゃないと「Life」経由であることがマイクロソフトさんに伝わりません。
Life存続のため、よろしくお願いします。
「Windows Live」を使って、「Life」をさらに楽しむ方法も順次発表していきます。

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2009年5月27日

2009年5月24日「現代の現代思想」Part1

azumahiroki.jpg
◆今回のスペシャルゲスト・東浩紀さんです。



※再生できない場合は、個別ページTBSラジオクラウドにてお聞きください。
※最新エピソードはユーザー登録なしでお聴きいただけます。

○今,思想が求められている?
・売れる思想解説書,思想界隈での若手の台頭・・・(charlie)
・「僕と鈴木さんで思想の話・・・?」(東浩紀さん)
思想地図vol.3,もうすぐ出ます!(斎藤)
・頓挫した「東浩紀の作り方」企画(斎藤)

○ゲスト・東浩紀さんの来歴が示す「時代の空気」
・思想業界の東浩紀,サブカル界の東浩紀,それぞれの来歴
 →この二つが合体したのが「動物化するポストモダン」
・柄谷行人,上野俊哉,竹熊健太郎,村上隆...様々な人との出会い(東)

○そもそも「現代思想」って何?
・「現代思想」がという言葉が持つ特殊な意味(東)
 →フランスでのポストモダニズムの隆盛と,その周辺を指す場合が多い
・日本語の「批評」が持つジャーゴン感(東)
・「現代思想」という雑誌に刷り込まれた特殊な感覚(仲俣)
・「思想家」って普段何を研究してるの?(リスナー)
 →「思想家」という職業は無い(東)
 →「思想家っぽい小説家」「思想家っぽい社会学者」というメタカテゴリー(東)
 →「思想家」とは「すげぇ考えてる奴」程度の意味(東)
 →「思想」とは違う特殊な意味を持った「現代思想」(東)

○「思想」は更新されない?
・思想家の名前が更新されない状況(斎藤)
 →端的に更新されない(東)
 →最新思想の輸入で日本のシーンが変わる,というドライブはもう効かない(東)
・「監視」を論じてもフーコーを引いてくる現状(charlie)
 →扱う問題が変わっても思想的な枠組みは変わっていない(charlie)
・「昔から言われている問題」を扱うのが思想家(東)
・学問の輸入文化の伝統と,その終焉(東)

○思想に関心を持つきっかけ
・自分の身の回りの経験から立ち上がる「思想」(リスナー)
・かつて「思想」を支えていた教養主義文化の終焉(charlie)
 →大学的な知の枠組みに,浅田彰が与えたインパクト(仲俣)
・なぜ大学時代に現代思想に関心を持ったのか分からない(東)
・ソルジェーニツィンを読み始めたきっかけ(東)

                        text by Life助手 齋藤雅之

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2009年5月28日

2009年5月24日「現代の現代思想」Part2

charlie0524.jpg
◆charlieは赤いチェックで気合十分!!東さんを目の前にテンション↑↑

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デザインはブロックバスター様!

○「思想」が必要とされる時とは?
・思想?何それルソー?(街の声)
・「思想」って社会的な事考えてそう(街の声)
・仕事で自分を見失った時に「思想」が必要(リスナー)
→ビジネスマンに必要な「思想」とは?(charlie)
・勝間勝代ブームと浅田彰ブームは近い!?(仲俣)

○浅田彰から東浩紀へ
・浅田彰待望論と、東浩紀の登場(仲俣)
・浅田彰が「チャート式」と呼ばれた所以は?(charlie)
→「構造と力」が売れた二つの理由:「チャート式」と「キャッチコピー」(東)
・マルクス主義の残り香の中で、浅田彰が流行った理由(東)
・80年代の「感性の時代」の雰囲気は東さんの時代に存在した?(charlie)
→数々の誤解をされた90年代後半(東)
・消費社会的な空気がかけらも残っていない現在(charlie)

○「思想」にできることとできないこと
・ビジネス書と身体論はなぜ思想と仲が悪いのか(柳瀬さんのメールより)
→個人の問題で、共闘する人も出てくるはず(東)
→「オタク」と「思想」が親和性が高いのは単に僕の趣味(東)
・「ビジネス」と「思想」が共闘するものが出てこない理由は?(斎藤)
→日本では経済論壇が弱い?(東)
・色々な人間のネットワークを作る宮台さんの存在(東)
・東さんよりチャーリーの方がビジネスに近い?(斎藤)
→チャーリーの選挙は応援するよ・・・(東)
・「生き方」や「金儲け」と「思想」は何も関係がない(東)
・例えば「東浩紀の勉強方」という本を出しませんか?(斎藤)
→勉強は「向き」「不向き」の問題で、頭の良し悪しは関係ない(東)
・東大行ってる奴の8割はバカ(東)
・「実存」という言葉を使うときに読者を想像して書いている?(斎藤)
・東さんの本で人生が救われた人もいるのでは?(仲俣)
・「批評は亡びれば良い」とかは言わない方が良い(東)
・ネットの連中は「DISった」とかすぐ言うけど...(東)

text by Life助手;齋藤雅之

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2009年5月29日

2009年5月24日「現代の現代思想」Part3

nakamata0524.jpg
◆今回、最年長の仲俣さん。
 「現代思想」リアルタイマーながら興味なかったとのこと。



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○思想は何かに役立つのか?
・「思想」っていうと・・・恋愛?(街録)
・自分のライフスタイルを考える事はあっても、それが「思想」?(街録)
・恋愛の場面に思想は役立たない(東)
・本で人を変える事はできない(東)
→「本で自分が変わった」と思っている人の誤解(東)
→新書で「愛」を学んだ高校時代(charlie)
・東さんは本当に思想は役に立たないと思っているのか?(斎藤)
→どんなものでも役立つ時はあるし、役立たない時もある(東)
・思想は「クスリ」みたいなもの(斎藤)
→効く人もいるし、副作用でおかしくなる人もいる(斎藤)
・「人を救えるか、救えないか」という話になった瞬間に全てが相対化される(東)
→思想ならではの「救われ方」はないのか?(斎藤)
→そうなると「宗教」になる(東)
・「カリスマ的な思想」と「how toとしてのサブカルチャー」?(charlie)
・「動物化」「カーニヴァル化」という言葉が持つ力
→この言葉で見晴らしが良くなった人もいるのでは?(斎藤)

○「思想」の「市場」を作るべき
・「思想家はどれくらいの人間を相手にするか」という問題(東)
→興味がある人の間での市場を作るべき(東)
→僕は「思想誌とかを作る人間」(東)
・「何かの役に立つ」という話と「思想の市場」の話は全く別(東)

○「思想」と「政治」
・日本では「思想」と「運動」の連動が難しい?(リスナー)
・日本の現代思想も正面から「政治」を扱っては?(リスナー)
・20世紀の思想が「政治」結びつきやすかった特殊な理由(東)
→冷戦構造下、「イデオロギー」を語る事が「政治」だった(東)
・イデオロギー亡き後、「ものを考えること」が「政治」と結びつかなくなった(東)
・雨宮処凛やvolが政治的に見えるのは「左翼」イデオロギーがあるからに過ぎない
                                                 (東)
・僕が「政治」を語ったところで何になる?(東)
・知識人にとっての政治は「左右どちらの陣営に加わるか」ということ(東)
・苦しんでいる人のために炊き出しをやる事は「政治」以前の人間としての行為(東)
・「思想家はノンポリ」というラベリングをされる理由(charlie)
→広告代理店にとってポストモダン思想は使いやすかった(charlie)
・狭義の「政治」の世界の外に政治的な人はたくさんいる(charlie)
・東さんが政治的な人だと思う理由(charlie)
・ベーシックインカムの議論は、左翼的な文脈を離れないと一般に広がらない(東)
→左翼の論壇に乗った瞬間に、ベーシックインカムがラベリングされる(東)
・政治的知識人のアリーナに入らずに、政治的に発言する事の難しさ(東)
→宮台真司が未だにブルセラ学者だと思われている理由(東)
・知識人のアリーナの中で役割を果たすことが「政治」なのか?(東)

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2009年5月30日

2009年5月24日「現代の現代思想」Part4

saitou0524.jpg ◆斎藤哲也さん「思想はクスリみたいなもの。効く人には効く」 ※再生できない場合は、個別ページTBSラジオクラウドにてお聞きください。 ※最新エピソードはユーザー登録なしでお聴きいただけます。

○未来の人類のコミュニケーションとは?
・結婚に対する意識の違いに「思想を感じる」(街録)
・大事なのは生殖(東)
・大学教育での「形式知」と「暗黙知」(charlie)
→教員の趣味を伝承する必要があるか?(charlie)
 →パットナムとか読んでればいいんじゃね?
・言葉のコンテクストが不要な「全てがモノローグの世界」(東)
→小松左京の「未来のコミュニケーション」が実現されるのは近い?(東)
→「相手を理解するコミュニケーション」は無駄(東)
 →理解しない方がコストかからない時代が来る(東)
・経済計算論争~経済コンピューターで計算できるか?(charlie)
→「計算能力の増大」の重要さ(東)
・コンピューターが進化した時に、
     「工学化した環境」と「人間の思想」の関係は?(仲俣)

○「政治」「思想」における私的利害を巡って
・原理的功利主義者・ピーターシンガーが導き出すラディカルな結論(東)
・ホロコーストの犠牲者の子孫のシンガーが、
                   歴史修正主義を容認する事の凄さ(東)
 →日本の左翼は遥かにレベルが低い(東)
→「人間的な共感」とは別のレベルにまで行くのが思想。だから普遍性を持つ(東)
 →日本の政治の言葉は共感レベルのものばかり(東)
 →例えば派遣切りにあった人が派遣切りを肯定するのが思想。
  「かつてフリーターだったからわかる」は思想ではない(東)
→自分の立場を肯定するために使うのは思想ではない(東)

・日本の戦後思想が「大衆性」に結びついた経緯(charlie)
→マルクス主義と近代主義
→新左翼の神様・吉本隆明と「思想の科学グループ」(鶴見俊輔ら)
→ニューアカで興味があるのは今村仁司と網野善彦(charlie)
・「大衆の気持ちが分かる」という事と
                  「大衆の現象が面白い」という事は違う(東)
・前衛エリート主義、吉本隆明、思想の科学を
                      すべて引き継いだのが宮台真司(charlie)
・ハンナ・アーレントが説く「政治の役割」(東)
→本来の政治とは私的利害を超えた所にある。オイコスとポリス(東)
→自分の利害しか言わない日本の政治は「政治」の名に値しない(東)
・自分の人生を肯定したり、今の社会を良くするにはどうしたらいいか
                 というタイプの言葉は政治でも思想でもない(charlie)
・自分の立場を括弧入れするのが政治や思想(東)
・現在の「ポリスの空間」はグーグルしかない!(東)
・「普遍性を装った発言は私的利害の発露に過ぎない」という結論(東)
・現代のテクノロジーで、ルソーの「全体意思」と「一般意思」が可能になる?(東)
→「全体意思」はmixi、「一般意思」はgoogle(東)

・ドストエフスキーを読むのと、うしろゆびさされ組を聴くことは
             似たようなクオリティの脳内麻薬が出ている気がした(東)

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2009年5月31日

2009年5月24日「現代の現代思想」Part5

azumahiroki3.jpg
◆「ゆうゆ原理主義者」東浩紀さん



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  (mixiのマイミクみたいなものですね)

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○「googleが一般意思」「mixiが全体意思」ってどういうこと?
・おニャン子を前に「資本主義への抵抗」とか言ってる場合じゃない(東)
→解散コンサートは絶対行くだろ普通・・・orz(東)
・「話し合い」で何かを決めるのはもう無理?(斎藤)
→60億人が話し合っても意思決定はできない(東)
・自治が可能なのは100万人くらいが限度(東)
→100万人の中なら「話し合い」でも良い(東)
・グローバリズム研究における「自治」と「グローバルガバナンス」(charlie)
・インターネットは「話し合い」で決まる世界ではない(東)
→google的な意見集約(東)
・東浩紀の考える未来社会像が見れた「ギートステイト」(仲俣)
→SF作家としての東浩紀への期待(仲俣)

○もうこの際電波に開き直るか?今、思想や評論を書く事の難しさ
・「思想を書く事の意味」を自分で理論武装しないと思想が書けない(東)
・「一般意思はgoogleだ」って話に論拠は全く無い(東)
・「論拠を執拗に求める人」や、「はてな左翼」の反論に
                    答える必要はあるのか?(charlie)
・「アカデミズムの評価とかどうでも良い」という立場(東)
・専門家でもない自分が何の権利でルソーについて語るか(東)
→「在野の人間がルソーを語る意味」を自己言及しなくてはいけない(東)
・「難しい話」がアカデミズムに特権化されている状況はいつから?(charlie)
→在野の話は信用できない、と在野の人間が思っている状況(東)
・もうこの際、電波ブログに開き直るか?(東)
・「ピンと来た」って感じで思想を書いてもいいのでは?(東)
→「ピンと来た 俺が ピンと来た」 な吉本隆明(東)
→「カントが凄いって分かってる俺が凄い」 な柄谷行人(東)
・はてぶコメントは阻止してやった!(東)

                        text by Life助手:齋藤雅之

※告知!
2月に放送した「草食系男子の本懐」で衝撃のLifeデビューを飾った
文化系AV監督(?)二村ヒトシさんが今夜5月31日(日)夜、新宿で
トークイベント『人は、なぜ恋とセックスで苦しむのか?』に出演します。
http://blog.livedoor.jp/nimura_hitoshi/archives/1097282.html
出演はほかに中原昌也さん、掟ポルシェさん、ローバー美々さん、ほか


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