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Life書籍化第二弾ができました!

「文化系トークラジオ Life のやり方」


第一弾はこちら
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イラストと番組ロゴは浅野いにおさんに描いていただきました。
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2010年3月 アーカイブ

2010年3月 3日

2010年02月28日Part1「小沢健二とその時代」

20100228charlie1.jpg 20100228shibuya4.jpg
◆charlieと、ゲストの澁谷知美さん(当時のフリッパリな格好で登場!)


※再生できない場合は、個別ページTBSラジオクラウドにてお聞きください。
※最新エピソードはユーザー登録なしでお聴きいただけます。

出演;charlie(鈴木謙介)、速水健朗、仲俣暁生、森山裕之、佐々木敦(TEL)
ゲスト:磯部涼、澁谷知美

○Lifeパーソナリティと「小沢健二」
・小沢健二に感じた嫉妬(仲俣)
・フリッパーズ・ギターから受けた「ディスコ」「歌謡曲」の影響(速水)
・オシャレすぎたフリッパーズ・ギター(森山)
・多方面で影響を受けた「パーフリ」(ゲスト、社会学者の渋谷知美さん)
 →今の王子は東方神起のチャンミンw?(リスナー)
・幕張で元ネタを探した高校時代(ゲスト、音楽ライターの磯部涼さん)
・「オザケン」と言えば間を持たすことが出来た90年代中期(リスナー)
・印象的だった「カローラⅡに乗って」(リスナー)

○小沢健二を(Life的に)振り返る
・"背伸び"としてのフリッパーズ・ギター(渋谷)
・ソロデビューのインパクトが強かった世代(charlie)
・"ユニット"としての格好良さ(仲俣)
・フリッパーズの「スカーリーズ・ファッション」(速水)
・小沢健二の短冊形シングルを追いかけることの重要性(磯部)
・小沢健二の「イマ」を追いかけてます(観覧に来ていた芝浦慶一さん)
・00年代に音楽をやらなかった事の意味?(仲俣)
・現在の小沢健二の活動に肯定的(森山)

                         text by Life助手;仙波希望

○Lifeアーカイヴ

・2009/10/25 「休日の哲学」
http://www.tbsradio.jp/life/20091025/

・2006/12/23 「'89-'94 The Second Summer of Love in Japan?」
http://www.tbsradio.jp/life/20061223_the_second_summer/


参考資料&選曲↓

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2010年3月 4日

2010年02月28日Part2「小沢健二とその時代」

画像 002.jpg 20100228isobe.jpg ◆奥さんが小沢健二ファンだったという速水健朗さんと、ゲストの音楽ライター・磯部涼さん


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★「文化系トークラジオ Life」特製iPhoneケースが発売されました!
 浅野いにおさんが番組のために描いてくれたイラスト入りです。
 期間限定商品になります。 詳しくは→ http://bit.ly/94j9KI


○ 電話で登場、サブ P 佐々木敦さん!
・好きではなかった小沢健二の最盛期(佐々木)
 →複雑さを補完した「王子様」以降 ・
   いい意味での単純さをもった近年の活動(佐々木)
・新たなディケイドを迎える小沢健二のカミングバック(佐々木)
・「子猫ちゃん」= vulnerable な対象?(佐々木)
・現在における小沢健二の活動が「刹那」と言われれば...(佐々木)

○ 小沢健二は"あえて"「王子様」になったのか?
・永遠の「王子様」、小沢健二(リスナー)
・「 LIFE 」と東京大学の象徴性(元ワセジョの渋谷)
・「 Hey!Hey!Hey! 」と小沢健二(リスナー)
・世間に溢れていた小沢・アンチ(磯部)
・"俺だけが知っている"小沢健二の「ブレイク」という矛盾(磯部)
・"あえての"キャラ性( charlie )
・一貫して感じる病的な印象(仲俣)
・" 90 年代、東京"としてのオザケン(リスナー)
・ポスト・バブル /" あえての"ハッピー感( charlie )
・雑誌が創刊ラッシュだった 95 年(速水)
 →個人消費のピーク期・音楽産業の肥大化
・ライブでの"あえて"を感じながらの刹那感(速水)

                       text by Life助手;仙波希望

○Lifeアーカイヴ

・2006/12//16 「自分だけの青春ベストソング」
http://www.tbsradio.jp/life/20061216_songs/

・2006/10/07 「「バブル」ってなんだ?」
http://www.tbsradio.jp/life/20061007_bubble/


参考資料&選曲↓

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2010年3月 5日

2010年02月28日Part3「小沢健二とその時代」

20100228shibaura.jpg 0228nakamata.jpg
◆ゲストの芝浦慶一さん                小沢よりも小山田派だっという仲俣さん


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○小沢健二の音楽的バックグラウンド
・小沢健二とブラックミュージック「的な」時代(リスナー)
・音楽的背景に応じた小沢健二の「キャラ替え」(速水)
・90年代以降の"再解釈"性(速水)
・フィリー・ソウルのディスコ感覚と"王子様キャラ"(速水)
・"元ネタありき"なコーネリアスと小沢健二の1st(磯部)
・"無意味性"を延長させてきた小山田圭吾と、意味を求めた小沢健二(磯部)
・「LIFE」以降の歌い方≒川本真琴(charlie)
・「このまま行けるといい」と願う刹那性(charlie)
・男を象徴する「それはちょっと」(リスナー)
・90年代前半的な刹那:「追い求めるイマの幸せ」(charlie)
 →否定的な意味での「刹那」(磯部)

○「等身大な存在」としての小沢健二?
・気になる黒幕の小沢「くん」発言(渋谷)
・小沢健二の思想=等身大(速水)
 →非モテ男子が怒り出すw?(渋谷)
・渋谷系の音楽への詳しさに対する憧憬(磯部)
・80年代の延長性としての臨界点?(磯部)

                    text by Life助手;仙波希望


○Life関連アーカイヴ

・2006/10/28「After95」
http://www.tbsradio.jp/life/20061028_after95/

・2007/01/13「失われた10年~Lost Generation?」
http://www.tbsradio.jp/life/200701210lost_generation/


参考資料&選曲↓

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2010年3月 6日

2010年02月28日Part4「小沢健二とその時代」

            0228katokichi.jpg
     ◆おいしいカトキチ食品を囲みながら、話題は小沢健二の「現在と、これから」に・・・


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○現在、そしてこれからの小沢健二の位置
・"気持ち悪い"存在だった小沢健二(リスナー)
・「Myojo」に出てこなかった小沢健二(リスナー)
・バブル崩壊後にかけられた"魔法"(リスナー)
・自己引用性でのブレなさ(芝浦)
・「社会学者としての発言には気をつけてください」(渋谷)
・小沢健二に見るオルター・グローバリゼーション運動(charlie)
・「うさぎ!」での「こうでない世界はあり得る」(芝浦)
・ニューエイジ批判から見える非統一性(速水)
 →一貫して言われる「気持ち悪さ」=仕掛け?(charlie)
・既存の音楽活動との距離感とリテラシー問題(渋谷)
・"音楽"として面白くなくなってきた小沢健二(磯部)
 →アティテュードを評価する文脈があってもいいのでは?(charlie)
・「今日は面白いキャラが出せなかった...」(渋谷)
・小沢健二という「人」を語るようになった10年間(磯部)

                     text by Life助手;仙波希望


参考資料&選曲↓

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2010年3月 7日

2010年02月28日Part5(外伝1)「小沢健二とその時代」

           0228gaiden.jpg
           ◆場所を第4スタジオに移動して、外伝スタート!!


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○渋谷系を巡るテクニカル・ターム
・渋谷系を巡る若かりし思い出(リスナー)
・渋谷が面白かった最後の時期としての渋谷系(磯部)
・オリコンチャート≠渋谷HMVチャート(charlie)
・下北沢SLITS / ZOOと渋谷系(磯部)
・生粋の「Olive」少女は被っていないベレー帽(渋谷)
・シブヤ系としての奥井香(速水)
・コンテンポラリー・プロダクションの存在(渋谷)
・「誰が"渋谷系"?」問題(charlie)
 →チーマーとしての渋谷系の存在(磯部)

○番外編から津田さん登場!
・「渋谷さんはワセジョだったんだ!」(津田)
・『クリエイション・スープ』のライナーノーツの鼎談(津田)
・何故小沢健二はアッパー・モードに行ったのか問題(津田)
・今回のライブはテン年代の流れに対する呼応?(津田)
・小沢健二と村上春樹の相似性(仲俣)
・インテリ向けではない「うさぎ!」(仲俣)
・80万枚の力を"思想"として使ってもOK(森山)
・自作の原盤を買い取っている小沢健二(津田)
 →"コントロール出来る"という不幸(磯部)
・「何が"小沢健二"として語られたか」への関心(charlie)

○Lifeアーカイヴ

・2009/05/24 「現代の現代思想」
http://www.tbsradio.jp/life/20090524/

参考資料↓

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2010年3月 8日

2010年02月28日Part6(外伝2)「小沢健二とその時代」

0228okada.jpg 0228moriyama.jpg
◆外伝から登場の岡田育さん(okadaic) 森山さん「フリッパーズは当時の俺にはおしゃれ過ぎた」


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○女子目線から見える小沢健二
・小沢健二≒ラブプラス?(リスナー)
・音楽的バックグラウンドの厚い小沢健二(リスナー)
・小沢健二と同じボリュームで語られる?川本真琴(リスナー)
・幸せな時と落ち込んだ時を支えてくれる小沢健二(リスナー)
・韓国から考えるOlive少女の感受性(ソウル在住のリスナー)
 →日本経由の西洋オシャレ文化?(渋谷)
・韓国では「渋谷系」と言われてたJ-POP(charlie)
・80年代とは違う90年代のOlive少女(岡田育さん)
・90年代後半以降の「生活系」ブーム(岡田)

○女性雑誌の歴史問題
・80年代における「赤文字雑誌」の隆盛(charlie)
・女子がふざけていい年齢の延長=Olive(渋谷)
・"名誉男子"としての小沢健二(仲俣)
 →岡崎京子マンガに登場する男子の草食性
・Olive上がりの奥さんを理解した!(黒幕)→「ちょっと違う」と一蹴されました...
・性的な匂いの希薄な小沢健二(charlie)
・90年代後半の「コギャル」の誕生とCUTiEの変容(charlie)
・小沢健二が創出した女子が男子を愛でる文化?(渋谷)


○Lifeアーカイヴ

・2007/03/27 「Jの時代」
http://www.tbsradio.jp/life/20070324_j/

・2009/11/22 「Twitterはじめました」
http://www.tbsradio.jp/life/20091122_twitter/

○参考URL

・はてなブックマーク 「今夜はブギーバック」の色々なバージョン
http://anond.hatelabo.jp/20091018033942

参考資料↓

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2010年3月 9日

2010年02月28日Part7(外伝3)「小沢健二とその時代」

          画像 022.jpg
    ◆スタッフ私物コレクション 90年代の「Olive」や「ROCK'IN ON JAPAN」など


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○女性雑誌と小沢健二(延長戦)
・91年当時からのOlive少女の環境への関心(速水)
・体に良いから食べてる玄米(渋谷)
・読まれることの"ウザさ"(渋谷)
 →「僕は『LIFE』の頃の小沢健二」(charlie)
・Oliveと「暮しの手帖」(磯部)
・「私はモノを考えている」という主婦が読んでる「暮しの手帳」(岡田)

○やっぱり語ることが尽きない"小沢健二"!
・ロハスとスロー・フードが相乗りしている日本(charlie)
・小沢健二の唱える人間の本質性(芝浦)
 →UAと小沢健二の対比(charlie)
・90年代後半の英小説に散見する「健康志向」(速水)
・性描写の省かれる日本のエコ・ロハス(charlie)
 →基本的にはオクテのハーレクイン・ロマンス(速水)
・"アイコンになる為の"ライブ?(charlie)
・小沢健二はただ音楽がやりたいだけの人(芝浦)
・日本の現状とズレた小沢健二?(磯部)
・歌謡曲的な意味を突き詰めていた『LIFE』(磯部)
・「『ごっつええ感じ』とパーフリは等価です!」(澁谷)

                 text by Life助手;仙波希望

○参考URL
・上野千鶴子vs澁谷知美「男(の子)に生きる道はあるか?」 USTREAM
http://www.ustream.tv/recorded/3946597

参考資料↓

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2010年3月11日

2010年2月28日「小沢健二とその時代」~放送後記動画

■放送後のスタジオの様子をご覧いただけます。
動画を見る2010年2月28日「小沢健二とその時代」放送後のメッセージを見る(9.1MB)
↑をクリック
※動画をご覧いただくにはWindows Media Playerが必要です。

※機材の調子が悪かったらしく、一部聞き取りづらい部分があります。申し訳ありません。

無銘喫茶→http://mumei.co.jp/

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2010年3月20日

映画「ソラニン」三木孝浩監督インタビュー Part1(前説)

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(C) 2010 浅野いにお・小学館/「ソラニン」製作委員会     写真:太田好治

Lifeのサイトのイラストでもおなじみ、人気漫画家の浅野いにおさんの
原作を映画化した『ソラニン』が2010年4月3日(土)から全国公開されます。

『ソラニン』公式サイト→http://solanin-movie.jp/

急遽実現したcharlie(鈴木謙介)&ライター・リサーチャーの松谷創一郎さん
による三木孝浩監督のインタビューをPodcast配信します。

三木孝浩監督プロフィール
1974年、徳島県生まれ。早稲田大学出身。
ORANGE RANGE、YUI、木村カエラ、いきものがかり、supercell
など数多くのPVやCMを手がける。
MTV VIDEO MUSIC AWARDS JAPAN 2005最優秀ビデオ賞
カンヌ国際広告祭2009メディア部門金賞などを受賞。
『ソラニン』で長編映画を初監督。



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※テーマ曲(アジアン・カンフー・ジェネレーション)の一部を許可を得て使用しています。

IMG_3592.jpg
              黒幕  charlie   三木孝浩監督  松谷創一郎さん


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2010年3月21日

映画「ソラニン」三木孝浩監督インタビュー Part2(本編1)


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映画「ソラニン」三木孝浩監督インタビュー Part3(本編2)


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※最新エピソードはユーザー登録なしでお聴きいただけます。

※テーマ曲(アジアン・カンフー・ジェネレーション)の一部を許可を得て使用しています。

※浅野いにおさんが番組のために描いてくれたイラストをあしらった
 LifeオリジナルiPhoneケース発売中です。
 3月いっぱいの期間限定受注生産になりますので、ぜひお早めに!
 ↓
 コチラから

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2010年2月28日「小沢健二とその時代」イラスト&感想

こんにちは。
Lifeスタッフのあべです。
小沢健二の曲を聞きながら、北関東の片田舎で
東京にあこがれていた中学生時代を思い出しました。

さて、BLOCKBUSTERの後藤さんから
素敵なイラストが届いたので、ご紹介します。
放送を聴いた感想と一緒にお楽しみください。

===================
こんにちは、BLOCKBUSTERの後藤です。

奥さまの小沢ガール度が高いLifeまわりでしたが、
放送後のリアクションはいかがだったのでしょうか。
気になりますね。

kanso_02_.JPG

◆イラスト:後藤亮平(BLOCKBUSTER)

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2010年3月23日

次回3月28日「ライブメディアの現在」予告編

          20100328yokoku.jpg
    ◆第4スタジオにて予告編収録 左から時計回りに黒幕、速水さん、仲俣さん


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次回のLifeは

「ライブメディアの現在」

3月28日(日)深夜25:30~28:00

出演;charlie(鈴木謙介)、津田大介、速水健朗、仲俣暁生、柳瀬博一
ゲスト:濱野智史、そらの

ウェブ中継を実施しますので、ラジオをお持ちでない方も、パソコンと
インターネット環境があればリアルタイムでトークを聴くことができます。
サイト右上の「スペシャルなお知らせ」をクリックしてください。
ただし、著作権の関係で音楽は聴くことができません。
ラジコhttp://radiko.jp/では音楽も聴けます。
※TBSラジオのラジコのサービスエリアは東京、神奈川、千葉、埼玉です。

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charlieです。
インターネットの特徴として、電話なんかと違って、同じ時間に接続しなくても、
メールや掲示板でやりとりできるというものがあると思うんですが、どうも昨今の
流行はそれとは逆で、同じ時間を不特定多数で共有する「リアルタイム性」が
求められているように思えます。タイムラインで「いま起きていること」を
追いかけることもできるTwitter、現場から映像を生中継し、全世界に公開する
ことができるUstreamニコニコ生放送といったサービスは、それぞれ異なった
特徴があるものの、同じ時間の共有という点では似ている部分があると思います。

2ちゃんねるでも「実況」といって、いま放送しているテレビ番組について
コミュニケーションするのがはやってますよね。

折しも、パソコンでラジオ放送と同じ番組を聴くことができるIPサイマル放送
radiko」がスタートし、少なくとも受け手の側からは、ネットと放送が地続きに
なってきているいま、ネットを中心に盛り上がる「ライブメディア」について
考えてみようというのが今回のテーマです。

といっても、いわゆるメディア論とか、ビジネスがどうとか、そういうのではないところ
で話をしたいなと思っています。というのも、芸能人から一般人まで平等に参加する
ことのできるライブメディアでは、「自分の顔を出して全世界に飲み会を公開する」
みたいなことも普通に行われていますが、そもそもそういう「ネットで自分晒し」的な
ことって、ちょっと前までものすごく強い抵抗感があったんじゃなかったっけ?と思う
からです。僕たちはいつの間にか、ライブメディアで自分を晒したり、それを見たり
することを「アリ」という風にしてしまった。実際に見ている人、参加している人は
ごく一部かもしれませんが、「絶対反対!即刻規制すべき!」という声も、あまり
聞かれないようです。

もしこれからライブメディア込みの生活がもう少し普及してくれば、規制や、倫理の
問題が出てくると思います。でもそのときにはきっと、「子供が危ない」とか
「実際にこんな事件が」というところが前に出て、「なんで、こんなものが楽しいと
思った人がいたのか」ということは、議論の対象にすらならないでしょう。
ライブメディアが広く知られそうな気配のあるいまだからこそ、文化論、社会論
として、あるいはこれまでのメディアとの歴史的なつながりの観点から、この新しい
動きについて語っておくのがおもしろいんじゃないかと思ったのです。

今回は、ネットの現象と、その背景にある文化や社会ということで、
アーキテクチャの生態系』の著者、濱野智史さんと、様々なライブから
講演会、果ては企画会議までをネットでライブ中継している「ダダ漏れ女子」こと
そらのさんをゲストにお迎えして、近頃はやりの「ライブメディア」について話して
いきます。

リスナーの皆様からもメールを募集。テーマは「ネットで流行中の生中継。あなた
ならどんな中継を見てみたいですか?」こんな中継をやってみたいとか、実際に
見てみたけど、この中継はおもしろかったとか、逆に、何がおもしろいのかちっとも
分からんとか、ライブメディアについての疑問、意見などもお寄せください。

メールアドレスは、life@tbs.co.jp 

メールはぜひお早めに!

===

.reviewブックフェア→http://bit.ly/b4Jptf

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2010年3月29日

まもなく25:30~「ライブメディアの現在」

「ライブメディアの現在」

3月28日(日)深夜25:30~28:00

出演;charlie(鈴木謙介)、津田大介、速水健朗、仲俣暁生、柳瀬博一
ゲスト:濱野智史、そらの

ウェブ中継を実施しますので、ラジオをお持ちでない方も、パソコンと
インターネット環境があればリアルタイムでトークを聴くことができます。
サイト右上の「スペシャルなお知らせ」をクリックしてください。

ただし、著作権の関係で音楽は聴くことができません。

なお、今回は外伝もURLは変わりません・

ラジコhttp://radiko.jp/では音楽も聴けます。
※TBSラジオのラジコのサービスエリアは東京、神奈川、千葉、埼玉です。

そらのさんが行うUst中継は http://www.ustream.tv/channel/ptf-live1

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2010年3月31日

2010年3月28日「ライブメディアの現在」Part1

0328charlie.jpg 0328hamano2.jpg
◆charlie                         ゲストの濱野智史さん


※再生できない場合は、個別ページTBSラジオクラウドにてお聞きください。
※最新エピソードはユーザー登録なしでお聴きいただけます。

出演;charlie(鈴木謙介)、津田大介、速水健朗、仲俣暁生、柳瀬博一
ゲスト:濱野智史、そらの

○Lifeパーソナリティと「ライブメディア」の接点
・「コンテンツからコミュニケーション」へ至る現在(charlie)
・「ライブメディア」=今起きていることを不特定多数に伝える手段(charlie)
・現場とTwitter上のTLにおける盛り上がりの乖離(速水)
・ユーザーとして楽しめるUstream(仲俣)
・「ライブメディア」に明け暮れた1週間!(津田)
 →司会としての鈴木謙介リスペクトw!
・UsteramやTwitterで初めて"メディア"となったインターネット(柳瀬)
 →旧来のネットにおける擬似メディア=コミュニケーション
・iPhone以降のUstream人気(ゲスト、日本技芸リサーチャーの濱野智史さん)
 →東浩紀さんの居酒屋Ustream中継でのグダグダの良さ
・本日はLife収録現場を"ダダ漏れ"中!(ゲスト、ソラノートのそらのさん)


○参考URL:
・ケツダンポトフ(ゲストのそらのさんが運営する"ダダ漏れ"サイト)
http://ketudancom.blog47.fc2.com/

○Lifeアーカイブ
・2006/12/02 「2ちゃんねるvsミクシィ」~山形浩生さんを迎えて
http://www.tbsradio.jp/life/20061202_2channelmixi/

・2008/04/27「表現する人・したい人」
http://www.tbsradio.jp/life/cat189/


参考資料&選曲↓

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