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Life書籍化第二弾ができました!

「文化系トークラジオ Life のやり方」


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2010年5月 アーカイブ

2010年5月 1日

2010年4月25日「様々なる定番」Part4

2010sorano.jpg 20100425studio.jpg
今回もダダ漏れUstしてくれたソラノートそらのさん      "定番"議論が白熱!


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※最新エピソードはユーザー登録なしでお聴きいただけます。

カトキチ・タイム! 本日は「小分けうどん(細麺)」
・母の定番弁当がある幸せ(リスナー)
・定番≠保守(リスナー)
・何気なく頼む食物が出身地の定番ばかりだった(リスナー)

○大きな定番、小さな定番
・学生時代の「小さな定番」(リスナー)
・現代は「プチ思想ブーム」?
 →80年代のニューアカとは違う(佐々木)
・文学部生の村上春樹研究増加(リスナー)
・大学入試問題の世代交代
 →近代批判の80年代、実存寄りの現代(斎藤)
・人生論にオチるものがウケている(佐々木)
・今の学生はコミュニケーションに関心(charlie)
・社会学を専攻してる学生の特徴
 →生存、雇用等、ベタで切実な関心が多い(渋谷)

○佐々木さん、音楽を通して過去と現代を語る
・佐々木敦さんの『ニッポンの思想』が売れてる理由は?
・マニュアルが求められている理由
・80年代の権威主義、いい意味で崩壊(佐々木)
 →「わかった気になる」ためのコスト大幅減(佐々木)
 →しかし全体の獲得は困難
・坂本龍一と浅田彰の古典回帰(charlie)
 →彼らの危機意識と、啓蒙の必要性(佐々木)
・情報過多でスタンダードが必要に(charlie)

                   text by Life助手;村山佳奈女

◆Life関連アーカイヴ

・「文化としての受験」
http://www.tbsradio.jp/life/20061111_jyuken/

・「教養」
http://www.tbsradio.jp/life/20070317/

・規範なき現在~萱野稔人 × 鈴木謙介 @東京外語大学
http://www.tbsradio.jp/life/20091205/


参考資料&選曲↓

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2010年4月25日「様々なる定番」Part5

     20100425cha&kata.jpg
ラーメンズ片桐仁さん。深夜の生放送ありがとうございました!


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○古典、定番回帰により 「知の格差社会」へ?
・ビジネス書も定番回帰(斎藤)
・「無用の有用性」、教養の復活か
 →教養とは「包丁の使 い方」 by 加藤周一(澁谷)
・ひと昔前の実学志向から、教養へ回帰か
・本屋の教養コーナーが ド古典だった(澁谷)
 →NHK、マイケル・サンデルの講義も(charlie)
・前衛以前を知る必要 性、でもその先は?(佐々木)
・日本におけるポストモダン論の特殊性
・マルクス主義は00年 代の30代(charlie)
 →定番ブームは現在の20代狙い?
・ポストモダンを語る 「動物」と「人間」
 →古典回帰は暗に「動物化」批判(charlie)
 →僕は「『動物』になれない」(charlie)
・教養が上流階級だけのものになることへの危機感(澁谷)

○ラスト1時間、佐々木さんスイッチオン
・定番や古典と、マニュ アルは違う(佐々木)
・「定番」が損なわれると何故まずい?(charlie)
 →「前衛」の根拠がな くなるから(佐々木)
・動物を操ろうとする奴の存在(佐々木)
 →対抗する武器としての知識(charlie)
・古典回帰と動物化の 蔓延は裏表(佐々木)
・学問でも諸外国に取り残される日本
 →回帰してる場合か?(charlie)
・ホント、ポストモダ ンは動物だと思います!!(ラーメンズ片桐仁)

                     text by Life助手;村山佳奈女


◆Life関連アーカイヴ
・第2ロスジェネ?~新・就職氷河期の生き方
http://www.tbsradio.jp/life/20081130/

・現代の現代思想
http://www.tbsradio.jp/life/20090913/

・『ニッポンの思想』をめぐって
http://www.tbsradio.jp/life/20090913/

参考資料&選曲↓

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2010年5月 3日

2010年4月25日「様々なる定番」Part6(外伝1)

    20100425gaiden.jpg
      外伝スタート!微妙に席替え。  



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○charlieの新曲~文化資本がモノを言う?
・オープニング曲を録り直しました(charlie)
 →文化資本が高い「いいお家の子だねえ」(澁谷)
・文化資本の影響力(リスナー)
 →国を挙げた文化的再生産、ゆとり教育(澁谷)
・宮台真司の二重構造(charlie)
 →動物層から官僚は生まれない(澁谷)
 →東浩紀のシステム論(charlie)

○ネット時代の文化資本とは(リスナーのツイートより)
・ソーシャルキャピタル理論について(charlie)
・コネ、顔見知り...人の縁は資本
 →インターネットで格差拡大(charlie)
 → 地味に頑張る人は報われず?(斎藤)
・「ITでチャンスが手に入る」テーゼ(charlie)
・ツイッターはネットの歴史の中で一番フラット(津田)
・リアルタイムウェブが定番に(津田)
 →今後の文化資本はそのリテラシー?(斎藤)
 →フォロー、フォロワーは人数じゃない(charlie)
・「140字以内」を巡る議論
 →ネットにおもねる必要はない(charlie)
・某フォークバンドの演歌について(リスナー)
 →日本的叙情という両者のつながり(佐々木)

○スーツという定番の存在理由
・真夏の「スーツにネクタイ」問題(リスナー)
 →クール・ビズはなぜ根付かない?(澁谷)
・就活女子の見分けがつかない件(リスナー)
・リクルートスーツは気持ち悪い(リスナー)
・スーツ問題、2つの理由(佐々木)
 →国母問題の答えはそこだ!(charlie)
・定番はコミュニケーションのコストを下げる(charlie)
・佐々木さんから、ゲスト前島さん、前田さんへ質問
 →オタク文化は定番化しているのか否か?(佐々木)
 →続きは外伝Part.2で!

                    text by Life助手;村山佳奈女


◆Life関連アーカイヴ

・〜『就活』で何を学ぶか〜
http://www.tbsradio.jp/life/20080215/

・休日の哲学
http://www.tbsradio.jp/life/20091025/

・Twitterはじめました
http://www.tbsradio.jp/life/20091122_twitter/

参考資料↓

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2010年5月 4日

2010年4月25日「様々なる定番」Part7(外伝2)

20100425maeda,saito.cha.jpg 20100425maejima&tsuka.jpg
  前Qことライターの前田久さん(手前)     .review塚越健司さん&ライター前島賢さん 


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○オタクカルチャーの現在
・前島さん、前田さんに加え、.Review塚越さんも登場
 →流れるような前口上から文化資本を感じる(charlie)
 →名言「オタクだもの」by前島さん
・オタク文化は定番化しているのか否か?(佐々木)
・ライトノベルとアニメ、メディアによる違い(前田)
・実況、事後検証されるアニメ
 →ハイコンテクストもすぐに理解可能(前田)
 →環境が整いハードルが下がった(charlie)
・昔のオタクはとにかく濃かった(前島)

○定番化で居場所がない問題(リスナー
・別名「メイドカフェ問題」by charlie
・濃いオタクと薄いオタクの同胞意識は?(佐々木)
 →アジール機能は低下中(前田)
・オタク内で競争が行われている?
 →描かれるオタクがコミュニカティブに(charlie)
・オタクとは作家性へのリテラシーだった(リスナー)
・オタク自体が今やネタ、ベタ(リスナー)
・アニメにも元ネタはいらず?(リスナー)
 →敢えて言う!この定番化批判こそ定番(前田)
・「人間」と「動物」は両立可能(塚越)

○ネタ/ベタ問題、そして「メタ」
・結果が同じなら「敢えて」に意味なし(charlie)
・ネタがベタに受け取られてしまう問題
 →メタ視点がない動物、最たるオタク(佐々木)
 →ネタにできるものには限度がある(前島)
・記号としての少女愛は「様式」(前島)
 →嫌韓も嫌中も反民主党もネタ(前島)

○オタクだけがエントロピーを持っている
・音楽でもオタク的回路ばかりが売れる(佐々木)
 →もっとフラットな島宇宙化が進めば...(斎藤)
 →続きは外伝Part.3で!

               text by Life助手;村山佳奈女


●参考URL

.review : http://dotreview.jp/

前島賢さんインタビュー
http://www.sbbit.jp/article/cont1/21509


◆Life関連アーカイヴ

・秋葉原連続殺傷事件
http://www.tbsradio.jp/life/cat202/

・"居場所"の現在
http://www.tbsradio.jp/life/20090927/

参考資料↓

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2010年5月 5日

2010年4月25日「様々なる定番」Part8(外伝3)

20100425gaiden haya&tusda.jpg
外伝ではテーブル席を若手に譲った速水さん&津田さん


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○外部化されないオタクカルチャー
・音楽業界、フェス、ライブなどへの志向(津田)
 →それでもCDを買っているのは誰なのか(佐々木)
 →CD購入は既にフェティシズム(津田)
・アーティストへのサポート精神も拡大中(津田)
 →オタクのアイドルサポートに似ている(charlie)
・コミュニケーションだけが消費の原点になった(速水)
・東浩紀一人勝ち問題(佐々木)
 →別の山をとろうとする野心(charlie)
 →今日のヒット商品に口コミは必然(前田)
・コミュニケーションに接続したものだけが売れる
 →多様性の擁護(斎藤)
・今後の音楽の前提とは(津田)
・今月のSNOOZERについて(速水)
 →J-POPはなぜレディー・ガガに勝てないか(佐々木)
 →オルタナティブという定番(charlie) 
 →「くるりの定番化問題」(速水)

○コミュニケーションを語ることは評論か?
・大人気・東方Projectについて(前島)
 →初音ミクに似ている。物語が希薄(charlie) 
・東方Projectの必然を語れない(前島)
 →従来の枠組みでは語れないことこそ多様性(津田)
・東方Projectと初音ミクはどう違うのか(塚越)
 →.Reviewへどうぞ!(charlie)
・合コンの定番について話したかった(澁谷)
 →取り分けたいときに取り分けろ!(佐々木)
 →ワセジョ好きは重たいだなんて...来なきゃ良かった(津田)

              text by Life助手;村山佳奈女


◆Life関連アーカイヴ

・若者文化(ユースカルチャー)
http://www.tbsradio.jp/life/20070617/

・佐々木敦さんインタビュー
http://www.tbsradio.jp/life/cat210/

・ヱヴァンゲリヲン新劇場版・破
http://www.tbsradio.jp/life/20090712/

参考資料↓

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2010年5月 7日

2010年4月25日「様々なる定番」~放送後記動画

■放送後のスタジオの様子をご覧いただけます。
動画を見る2010年4月25日「様々なる定番」放送後のメッセージを見る(7.9MB)
↑をクリック
※動画をご覧いただくにはWindows Media Playerが必要です。


※(株)ソラノートのそらのさんが撮影したUstream動画アーカイブ

・本編↓
 http://www.ustream.tv/recorded/6438355

・外伝↓
 http://www.ustream.tv/recorded/6441946

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2010年5月11日

2010年4月25日「様々なる定番」未読メール特集

4月25日放送の「様々なる定番」の回から、未読メールをいくつか。

==

エコ
私はジャニーズオタクから、最近では東方神起がきっかけで
韓国男性アイドルのファンをしています。

職場や近しい友達以外にはそのことを秘密にしているので、
「芸能人だと誰のファン?」と聞かれるととても困ってしまいます。

まさか、
「G-Dragonはもちろん好きでしょ。あとは最近だとシャイニーのkeyくん
とか、U-kissも気になるし、でもやっぱり少女時代は認めざるを得ないよね。」
などど言うわけにはいきません。
一気に「キモい韓流オタク」のレッテルを貼られてしまいます。

「東方神起」という答えも私の経験上NGです。

そんな時、私は「嵐が好き」と答えるようにしています。
予告編でも、カラオケの定番の話題で嵐の名前が挙がっていましたが
たとえば合コンの席で「嵐が好き」と言っても、「おれも嵐好き」という
男子が多いんです。

「国民的アイドル」という言い方をよくされますが、
国民的=定番=男女問わず好かれている=好きと言っても害がない
のが今の嵐であると思います。

やっぱりLOVE SO SWEETをカラオケで歌うと超盛り上がりますしね。


===

リアルシャアウェルダン穂積 31歳 男性

文化系の定番。
焼き餅を焼いているだけの心情を、、、
絶望と呼ぶ。

最近それに気づいて、
絶望した!


===

ごはんちゃん 23歳 女性
「わたしの」定番で言ったら、Skypeですかね。
美大に通っていて、課題を徹夜制作するということがよくある
んですが、たいていその間、友達とSkype通話つなぎっぱなしです。
寝ないように監視しあうためっていう名目なんですけど、
1人暮らしの深夜作業の孤独を紛らわすっていう作用も大きいと思います。

お互い集中すると、Skypeが繋がっていることも忘れるくらい無言の状態が
続いたりするんですけど、作業している音とか生活音で相手の気配を感 じ
ながら、時々おしゃべりしたり、励まし合って眠りたい気持ちを戒めたりします。

明け方に友人のアパートの近くを通る始発電車の音が聴こえてきたりする
感じも、良いですよ~


===

モレーン 21歳 大学生 男 (童貞)
大学の友達やバイト仲間との飲み会で定番となる話題は
『スラムダンク』と『ジブリ映画』だと思います。
やはり誰でも知っているし、それぞれが思い入れのあるキャラや
作品について熱く語れるので盛り上がりやすいのかなという気がします。
と言ってみたものの実は最近まで僕はどちらの作品もほとんど見たこと
がありませんでした。

高校時代に友達に「スラムダンク読んだことない」とか
「ラピュタ?ナウシカ?なにそれおいしいの?」とか言うと、
「お前本当に日本人かよwww」とバカにされていました。
当時は「俺はそんな世間なんかに流されない。我が道を行くんだ。」
という謎の自意識からそれらの作品をあえて見ようとはしませんでした。

しかし大学生になり色々なコミュニティーに属するようになったものの、
どこへ行っても必ずと言っていいほど話題にのぼるのは『スラムダンク』
『ジブリ映画』ばかり。みんなで盛り上がっている中、会話に入れず独り
フライドポテトを食べているのに耐えきれず、つい最近、友達に
スラムダンク全31巻を一気に借りて一気に読み切りました。
これで僕もリア充の輪の中に入れる!んなわけないですよね、
わかります・・・。


===

パッション原
「ドラマの『トリック』見たことない」と言うと、「人生損してるわ~」みたいな
ことをみんなに言われてムカつきます。漫画だと「スラムダンク」も一緒
ですかね。「スラムダンク」も僕は見たことがありません。
別に定番を避けてるわけじゃありないんですが、ハードルが上がり過ぎて
見ても純粋に楽しめない気がするので見ません。
結局、定番って「べた」なんですよね。

※黒幕;上の2つはよくわかりますねえ。で、いろいろ後悔しています。


===

ラッコ 25歳、法人職員
私が出会った"彼の家の"定番は、桜エビ入りクッキーです。

私には付き合ってもうすぐ7年になる彼がいます。
その彼が今年のホワイトデーに初めて、手作りクッキーをくれました。
聞けばわざわざ実家に帰って、お母様に習いながら作ったのだとか。
本当にうれしくて、私は家に帰って家族に

「○○君が手作りクッキーくれたよ~」

と言って、母と妹と一緒に食べてみたのです。
すると母が

「なんか、エビ入ってる?」

と言い出すのです。
びっくりして私も食べてみると、確かに香ばしい桜エビの香りが。
クッキーの生地はごくごく普通の甘い生地です。
味は・・・正直まずくはないけれど、うーん、という感じ。
大急ぎで彼にメールする私。

「クッキーありがとう~(はぁと)。ちなみにあのエビ入りクッキーは
ウケねらい?(笑)」

彼からの返信。

「うちでは普通だよ」

なんと彼のおうちでは手作りクッキーに桜エビは定番だったのです。
チョコチップとかクルミならともかく、桜エビは衝撃でした。
翌日職場の誰に聞いても、桜エビを入れるという人はいませんでした。
ちなみに彼は東京出身、彼のご両親も特別田舎の出というわけではありません。
家が変われば定番も変わるのだと、このとき思い知らされました。

そして私は来年、彼の家にお嫁に行きます。
これからどんな衝撃の"定番"が待っているのか、楽しみです。

※黒幕;ご結婚ですか~おめでとうございます。


===

ぐたろう 37歳 グアム在住 自営業
自分最近のことはとんとわかりません。昭和育ちなもんで。

・昭和の小学生のお菓子の定番
カルビー 「プロ野球チップス」
(のちに「ビックリマンチョコ」)

・昭和の小学生の必須オシャレアイテム
アディダスのキャップ

・昭和の食卓のおともの定番
丸美屋の「三色フリカケ」
(のりたま、たらこ、ごま塩)

・昭和の歌謡曲定番コンビ
 筒美京平&松本隆

・昭和の定番デュエット曲
 「別れても好きな人」から「ロンリーチャップリン」へ

・昭和のアイドル定番コンビ
 秋元康&後藤次利

・昭和のアイドル登竜門の定番
 スター誕生
 Missマガジン
 おニャン子クラブ

・昭和の萌え映画の定番
 角川映画の薬師丸ひろ子

・昭和のバブルを感じさせる漫画の定番
 「右曲りのダンディー」

・昭和のバブルを夢見る人が読む漫画の定番
 「気まぐれコンセプト」

・昭和のディスコ(クラブではない)のラストの曲の定番
 Boyz Town Gangの「君の瞳に恋してる」

・昭和育ちがミーハーでないと思われたいときにかける音楽の定番
 ボサノバ(「イパネマの娘」を軸に展開)

・昭和育ちの音楽好きが、昔好きだったことを隠す音楽ジャンル
 ユーロビート

・昭和育ちが、センスがいいと思われたいときにあげる音楽/映画の定番
 「Buena Vista Social Club」

・昭和育ちがBarで「ジントニックではナメられるな」と思った時に頼む定番
 スプモーニ

・昭和のオトコがキメのデートの前に部屋を取っておくホテルの定番
 赤プリ(赤坂プリンスホテル:現グランドプリンスホテル赤坂)

・昭和のオトコが使ってみたいと思いながら、使ったことのない定番の常套句
 「ねえ、カノジョぉ、お茶しない?」

・昭和のオトコがドサクサに紛れて何かしようとするときの会場の定番
 渋谷P&A、パーティールーム

いやあ、昭和っていい時代だったかも知れませんね。
参考になりましたか?それじゃ、アデュー!

※黒幕;赤プリも収益悪化で来年3月に閉館ですね...


===

aki871
いつかは、クラウンではないけれど、2つ上の兄が中学生のとき
「車は白がいいんだと」といい、しっかりと白のトヨタ車を乗り継いでます。
というは、僕は、保守でも革新的でもない普通の家庭?なわりには、
PCはMac、車は、スバルを買い換え、乗り換えしている、という
フリークの定番だとは、自覚してます。

そんな僕も、40を超えて、フリークの定番よりも普通の定番に無理して
合わせようとしていた時期もありますが、結局ユニクロ、マクドナルドは、
自分が定番に合わせた、と言うよりも定番と言われるもぼが多様に適応して、
市場的にさらに定番の座を固めているよう思える。

ユニクロは、同じフリース何百色の頃は、大嫌いでした、けど、いまでは、
靴下以外はユニクロって時もあります。
マックは、近所に店がなかっただけですが、事あるごとにコーヒー券と
iPhoneを持って言ってます。(この投稿の一部も書いたり)

定番に擦り寄った訳でなく定番を受け入れる?様になった訳ですが、
それでも、どこか受け入れない部分として、iPhoneの普及率や
モバイルtwitter上での普及では、定番のような感じのiPhoneですが、
個人的には、クレイジーな人々(ThinkDifferent)側の定番であってほしい、
というのが最後の抵抗です。

※黒幕;僕は最近ついにiPodに転向しました。


===

サカイ
若いサラリーマンの「とんがり革靴」は、もはや定番ではないでしょうか。

自分(34歳)より年下の男の子達は、普段どんな服装をしていても、
スーツには躊躇なく「とんがり革靴」を合わせています。
ジェネレーションギャップを感じます。
どこにルーツがあるんでしょう?やっぱりLEONとか?

※黒幕:あ~、これ僕がcharlieに感じる違和感だわ(笑)


===

折田先生
定番といって、あまり思いつくものはないのですが、
ふと思いついたのが、Lifeエンディングのcharlieの指パッチン。
最近聞かなくて少しさびしかったり。


===

natsunatsu 41歳 会社員

定番が変わってきたのかなーと感じたこと(初夜について)

先日、妻の妹(28歳)が結婚しました。さすがに仲人はいませんでしたが、
普通にホテルウエディングをして、夫婦は2次会へ。我々は妻の実家へ
行き、義理のお父さんとビールを飲みながら話していました。
11時を回り、そろそろ寝ようかとしたところ、玄関が開き、義理の妹が
帰ってきました。

"けんかでもしたのか?"と義理の父がたずねると、妹は
"彼は友達と遊びに行っちゃったよ、だって久しぶりに会ったんだから。。。"
と答えます。

お父さんから少しはなれたところで、私が"一応、初夜なんだから、
二人で過ごせばいいのに"と言うと、"そんなことする人は今はいないよ"と
笑われてしまいました。
気になったので、ここ3年ほどで結婚した後輩の男2人に聞くと、どちらも
友達と朝まで飲んだくれていたそうです(笑)。

確かに、我々のころでも"初夜"が"初夜"である人なんかいなかった
わけですから、どうでも良かったのかもしれません。それでも、15年前に
結婚したころは"今日から、だれにも文句言われずにSEXできるぞ!"
と言う感覚がありましたよ。そういった"抑制"がなくなれば定番は変化していく
のでしょうけど、個人的にはもったいないなー、と思います。だって、"初夜"って、
それなりに趣向をこらせば、楽しいい思い出になるんですけどね。
正直、私は本当にがんばりましたよ。

なんでも、決まりごとがないのって、つらくないですかね?
"定番"と言うのは、"満足"もしくは"納得"のハードルを下げてくれる、
便利な道具だと思うのですが、いかがでしょうか?

PS
黒幕、ラジコはすばらしいですよ!これって、絶対、定番になると思います。

黒幕;「初夜」は死語ですねー

===

ニューウェーブ火曜サザエさん

ひらがなで「ていばん!」と書くとそれっぽい

黒幕註:たしかに(笑)


===

はる 主婦 50代

定番雑感です。

何となく息苦しい日々をもう少しうまく生きられるヒントを探しに、
先日寅さん記念館に行って来ました
葛飾の定番、寅さんはそのコミュニケーションのあり方とともに、
少しずつ忘れ去られていくようで、そこに時代の流れを感じます

私が子供の頃、男の人の定番に高倉健さんもいて、男は黙って
(サッポロビール)・・・、というコピーがありました

そのコピーをふまえてこの番組を聞くのも面白いです。
当時はカッコイイと思っていたけれど、今考えるとそんな人居ても
持て余すだけになりそうです

家事をしながら不慣れなパソコンで聞かせていただいています
皆さんの声と場の空気感が好きです

黒幕:高倉健さんの対極にいるような人たちですからねえ。黙ってビールじゃ放送事故ですが...

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2010年5月13日

Life番外編~伊藤聡のシネマハッスル「第9地区」

4月18日(日)に「様々なる定番」の予告編を収録したついでに
行われた雑談Ustreamの録音の一部を番外編として配信します。

突発的に始まった新コーナー(?)は、「伊藤聡のシネマハッスル」。
Lifeファミリー、ブログ「空中キャンプ」の伊藤聡さんが映画などについて
語ります。第1回のテーマは話題の映画『第9地区』です。


※再生できない場合は、個別ページTBSラジオクラウドにてお聞きください。
※最新エピソードはユーザー登録なしでお聴きいただけます。

出演:伊藤聡、速水健朗、大山くまお、斎藤哲也、黒幕(長谷川P)



※本家!ライムスター宇多丸さんの「シネマハスラー」
http://www.tbsradio.jp/utamaru/cinema/index.html

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Life番外編~『バンド臨終図巻』発売SP 

はじめまして、Life新人スタッフのさわだです。

福島(18年)→沖縄(4年)→宮城(3年)→東京といろいろ引っ越してきた
入社2年目です。
現在は「小島慶子キラ☆キラ」でADをしています。
どうぞよろしくお願いします。

4月18日(日)に「様々なる定番」の予告編を収録したついでに
行われた雑談Ustreamの録音の一部を番外編として配信します。

サブパーソナリティーの速水健朗さんが企画執筆した『バンド臨終図巻』の
発売にちなんで、バンドの解散についてトークしています。
『バンド臨終図巻』を片手に聴いてみて下さい。


※再生できない場合は、個別ページTBSラジオクラウドにてお聞きください。
※最新エピソードはユーザー登録なしでお聴きいただけます。

出演:速水健朗さん、大山くまおさん、斎藤哲也さん、伊藤聡さん、黒幕


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2010年5月18日

2010年4月25日「様々なる定番」イラスト&感想

こんにちは。Lifeスタッフのさわだです。

私にとって定番といえば、食事。
学生時代はチャーハンとラーメンとか、パスタとご飯といった
炭水化物&炭水化物という組み合わせが定番でした。
社会人になり、代謝が落ちたのかその組み合わせを完食できなくなってきました。
もう若くないってことですかね。
最近の定番は野菜サラダ&パンと、至ってヘルシーです。

さて、BLOCKBUSTERの後藤さんからナイスなイラストが届きました。
放送を聴いた感想と一緒にお楽しみください。

=========

オタクの世界にもいろんなキャラクターが流入してきて、
競争が生まれているという話には考えさせられるものがありました。
そういえば、「僕、ちょっとオタク入ってて~」なんて言う
イケメン俳優とかいますよね。
そこ持ってかれたらもう草一本残んねーよ、って
オタクでもないのに思ったものです。


kanso_04_.jpg

◆イラスト:後藤亮平(BLOCKBUSTER)


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5月23日(日)「クルマ社会の過去・現在・未来」予告編1

           DSCF1420.jpg
           ◆予告編の収録風景@TBSラジオ4st
      左手前から時計回りに伊藤聡さん、仁平さん、速水健朗さん、黒幕


※再生できない場合は、個別ページTBSラジオクラウドにてお聞きください。
※最新エピソードはユーザー登録なしでお聴きいただけます。

次回のLifeは

「クルマ社会の過去・現在・未来」

5月23日(日)深夜25:30~28:00

ウェブ中継を実施しますので、ラジオをお持ちでない方も、パソコンと
インターネット環境があればリアルタイムでトークを聴くことができます。
サイト右上の「スペシャルなお知らせ」をクリックしてください。
ただし、著作権の関係で音楽は聴くことができません。

ラジコhttp://radiko.jp/では音楽も聴けます。
※TBSラジオのラジコのサービスエリアは東京、神奈川、千葉、埼玉です。


※今回は予告編が長くなってしまったので、2分割して配信します。

===


charlieです。

若者が車を買わなくなった、と言われています。
実際には消費全体が全世代で落ち込んでいること、特に都市部での交通網の
発達などが原因だと言われていますが、「クルマ」にある種の夢とあこがれを
持っていた世代には、「別にクルマなんて必要ないし」という価値観そのものが、
異星人の考え方のようです。

とはいえ、大学生がクルマに乗って友達と遊びに行ったり、彼女とドライブデート
するのが当たり前、みたいに思われていた当時の新人類も、上の世代からは
「異星人」扱いされていたわけですが。

個人として乗りたいかどうかは別として、これから高齢化が進むと、ドライバーの
あり方も見直さないと行けなくなりますし、モータリゼーションを前提に構築されて
きた様々なインフラや雇用も、変化に直面することになります。

今は賑わっているかもしれませんが、たとえば地方のサービスエリアの雇用って、
割とバカにならないと思うんですけど、利用者が減ればここも雇用が減りますね。
その他、サービスステーションや道路建設業なども。

僕は「ウェブ社会」という言葉を、みんながインターネットを利用する社会ではなく、
インターネット接続が前提になった社会と定義しているんですが、その意味で
「クルマ社会」、つまり自家用車でもタクシーでもバスでも、クルマに乗ってどこかに
行くことが前提になっていた社会の枠組すら、変わろうとしているのかもしれません。
郊外へのスプロール化を規制し、徒歩で出歩ける範囲に都市機能を集中させる
「コンパクト・シティ」構想なんかも、そのひとつでしょう。
じゃあクルマってもういらないのか、と言われると、たぶん10年、20年レベルでは、
そんなことはないんじゃないかという気がします。だとすると、どんなクルマなら、
これからの社会にあってもいいものなのか。

というわけで今回は「クルマ社会の過去・現在・未来」をテーマに、
文化論としてのクルマ、クルマ社会の未来について語ります。
皆様からも「クルマに乗って、何をしたいですか?何をしたかったですか?
というテーマでメールを募集します。

クルマを買えば生活がバラ色になると思ってバイトに明け暮れた大学時代、
初めてのドライブデートのために徹夜で作ったテープ、なんて思い出話から、
クルマに乗らなくなりましたとか、こんなクルマなら乗ってもいい、という、
非ドライバーの方からのメール、その他クルマについて思うこと、などなど
幅広く募集します。

今月も「ベストメール賞」に選ばれた方には、超レアのベストメールバッジを
プレゼント。ベストメール賞は次回予告のPodcastingで発表ですので、
生放送中も含め、どしどしメールをお寄せください。

メールはぜひお早めに! life@tbs.co.jp

参考資料↓

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5月23日(日)「クルマ社会の過去・現在・未来」予告編2

           DSCF1426.jpg
           ◆予告編の収録風景@TBSラジオ4st
      左手前から時計回りに、速水健朗さん、黒幕伊藤聡さん、仁平さん


※再生できない場合は、個別ページTBSラジオクラウドにてお聞きください。
※最新エピソードはユーザー登録なしでお聴きいただけます。

※今回の予告編は2分割です。こちらはPart2です。

参考資料↓

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2010年5月21日

5月23日(日)「クルマ社会の過去・現在・未来」前口上

次回のLifeは

「クルマ社会の過去・現在・未来」

5月23日(日)深夜25:30~28:00

出演:charlie(鈴木謙介)、速水健朗、柳瀬博一、仲俣暁生、森山裕之
ゲスト:白井聡(政治学者)

ウェブ中継を実施しますので、ラジオをお持ちでない方も、パソコンと
インターネット環境があればリアルタイムでトークを聴くことができます。
サイト右上の「スペシャルなお知らせ」をクリックしてください。
ただし、著作権の関係で音楽は聴くことができません。

ラジコ→http://radiko.jp/では音楽も聴けます。
※TBSラジオのラジコのサービスエリアは東京、神奈川、千葉、埼玉です。

※今回もUstreamを実施する予定ですが、(株)ソラノートのそらのさん
  が来られないので、前Lifeディレクターのあべがやってみます。
  うまくできるかわかりませんが(画質はそらのさんよりだいぶ落ちます)、
  あくまでも補助的なコンテンツということでご了承ください。

 
 ●Ustの中継先は<こちら>から!

 
さて今回の企画の発案者、サブパーソナリティの速水さんからも
気合の入ったメッセージが届きました。
速水さんの提唱する「文化系としての車語り」もふくめて、様々な方向から
Lifeなりに「クルマ社会の過去・現在・未来」をトークしたいと思います。
charlieの前口上→http://www.tbsradio.jp/life/2010/05/523.html
と合わせてご参照のうえ、ぜひメールをお寄せください。

=====

サブパーソナリティの速水健朗です。
電車オタクにも、乗り鉄、撮り鉄、時刻表マニアといろいろいるように
車マニアにもいろいろいます。改造マニア、外車マニア、峠攻め系、
ヤンキー系の室内装飾・他面ディスプレイ系などいろいろあり、
レースゲーム好き、痛車系など非ヤンキー系の車マニアの分野もあります。

今回、僕が番組の中で提唱したいのは文化系としての車語りです。

例えば、1950年代のロックンロールの歌詞にはたくさん車が登場します。
チャック・ベリーは学生生活やドライブインやハイウェイを歌い、実際の
車種名を歌にした『マイ・マスタング・フォード』という曲も作っています。

60年代にはサーフィン・ホットロッドというジャンルが生まれたし、
その後もウィルソン・ピケットは『マスタング・サリー』を歌い、
小林旭は『自動車ショー歌』でシボレーやグロリアについて歌い、
ユーミンはベレGや中央自動車道やセリカを歌い、
ギターウルフは『環七フィーバー』を歌い、クレイジーケンバンドは
フェンダー・ミラーのセドリックやマスタングGTを歌っています。

映画に目をやると、50年代のヌーベルバーグでは『勝手にしやがれ』
『ウィークエンド』からわかるように、ゴダールは大の自動車好き。
70年代のニューシネマ期には『激突』、『バニシング・ポイント』
『ダーティ・メリー・クレイジー・ラリー』など、多くのロードムービーが作られ、
それ以降も『パリ、テキサス』、『テルマ・アンド・ルイーズ』、『カウガール・ブルース』
『デス・プルーフ』とロードムービーの傑作はたくさん作られています。
『トラック野郎』シリーズは、日本が誇るロードムービーですね。
また、刑事物映画・ドラマにも車は付きもの。
『ダーティ・ハリー』、『ブリット』、『スタスキー&ハッチ』、『マイアミ・バイス』、
そして渡瀬恒彦の『タクシードライバーの推理日誌』などなど。

僕が特に好きだったのは、80年代のアメリカの青春映画です。父親の車を
こっそり借りて、ナンパに行くというのが定番でした。これは通過儀礼の物語です。
近年の作品『グラントリノ』ではアメリカの繁栄がグラントリノというフォード社製の
自動車に託されています。自動車は、時には成熟を意味するアイテムとなり、
アメリカの繁栄の象徴になります。

また、日本では車マンガは一大ジャンルです。
『サーキットの狼』から『よろしくメカドック』『シャコタン☆ブギ』『湾岸ミッドナイト』...etc 
僕も『頭文字D』から、東京に価値を置かない地方の若者の在り方を論じたことが
あります(拙著『ケータイ小説的。』)。

これだけたくさんの車に関わる作品が生まれていることからもわかるように、
車は現代人の生活と大きく結びついています。大量消費・大量生産の生活様式は、
20世紀の初頭にフォード社が売り出したT型フォードから始まりました。
また、ニュータウンでの郊外型生活やショッピングモールも車社会の産物です。
自動車が産みだした社会のことは車社会化、モータリゼーションと呼ばれています。

車と社会の関わりは時代によって変化します。若者の車離れもそのひとつの要素。
当然、作品に登場する車の描かれ方も変化するでしょう。
いまは車は"憧れ""夢"ではなく、一般消費財になりつつあります。
この4月の『NAVI』の休刊などは、それを示しています。
かつて、ジェームス・ディーンならポルシェ550スパイダー、石原裕次郎なら
メルセデス・ベンツ300SLみたいに、スタート愛車とワンセットのイメージが
ありましたが、ディカプリオの愛車はプリウスだというのもまさに象徴的です。

23日の『文化系トークラジオLife』では、そんな、文化系車語りの延長で、
過去と現在の自動車カルチャー、ロードカルチャーを語り、モータリゼーション
の現在形や、未来についても考えてみたいと思います。なので、映画に出てきた
こんな車に憧れた、こんな車マンガが好きだといった、文化系車語り系のメール
なども期待しています。

ちなみに、僕の自動車映画ベストは洋画では『アメリカン・グラフティ』。
邦画では『幸せの黄色いハンカチ』ですね。近年では渋谷のスクランブル交差点を
ドリフトで走る『ワイルドスピードX3 TOKYO DRIFT』とクイーン・ラティファが
タクシーの運転手を演じる『TAXI NY』がよかったです。その辺をおさらいして
本番に臨む予定です。よろしくです!

メールはぜひお早めに!→ life@tbs.co.jp

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2010年5月26日

2010年5月23日「クルマ社会の過去・現在・未来」Part1

DSCF1464.JPG  DSCF1455.JPG  ◆赤坂プリンスから登場のcharlie           車を愛する白井さん&車で愛する森山さん(右)


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出演:charlie(鈴木謙介)、速水健朗、柳瀬博一、仲俣暁生、森山裕之
ゲスト:白井聡(政治学者)

○車乗る、車好き派 vs. 乗らない派
・日米で違うノスタルジー消費(charlie)
・ある時代のあるモデルが車を必要としていた(charlie)
 →「マイカー幻想」がなくなった現在(charlie)
・テーマ発起人、速水さんは「文化としての車が好き」
 →エンジンとか、技術系はよくわかりません!(速水)
・高速も山も海も川も車です(柳瀬)
 →車の自在なワープ感、移動への欲望(柳瀬)
・乗るが、車種のこだわりはナシ(森山)
・charlieの助太刀、乗らない派仲俣さん
 →「親父が大のクルマ好きでして...」トラウマの数々(仲俣)

○ゲストは政治学者の白井聡さん
・ロータリーエンジン信者です(白井)
 →スリーエンジンについての止まらないトーク
・白井さんの出囃子の正体は...?
 →マルクス主義者が車なんて...(charlie)
 →マルクス主義ってのは唯物論なんで(白井)
 →車と左翼の問題は後回し!!(charlie)
・車に関わる仕事でも所有はせず。車デートがしたい(リスナー)
・車デートですること?カーセックスに決まってます(リスナー)
 →「いろんな思い出がありますよね...」(森山)
 →「それって楽しいの?」(charlie)
 →「わかってないね...」(森山)
・母親の2ドアのマーチを借りて...(森山)
・森山さんといえば「愛と性でしょ!」(charlie)

                 text by Life助手;村山佳奈女


■Life関連アーカイブ
・2008/01/27 「親子関係」
http://www.tbsradio.jp/life/20080127/
(森山さんと2ドアのマーチを貸してくれたお母さんとの感動の会話も収録!)


参考資料&選曲↓

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2010年5月27日

2010年5月23日「クルマ社会の過去・現在・未来」Part2

DSCF1444.JPG  DSCF1458.JPG
  ◆文化とクルマの関係を語る柳瀬さん    免許保有の森山さんと免許無しの仲俣さん、charlie


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○リスナー企画「Life in 京都」7月3日(土)開催!
・テーマは「地方→ジモト ー若者文化のいま・むかし・これからー」

※生放送後、一般・大学生の申し込み枠は定員に達したため、
  予約の受付をいったん締め切りました。5月27日(木)朝5時現在、
  中高生の枠は空きがあります。
  詳しい状況は↓の特設サイトをご覧ください。

   http://d.hatena.ne.jp/lifeinkyoto/

○小型車への憧れを醸成したもの
・地方に住む女子のクルマ観(リスナー)
 →密室というシチュエーション、吊り橋効果(charlie)
 →車デートまでには手順があります(森山)
・ミニクーパーへの憧れ(リスナー)
 →「ルパン」、「シティハンター」といえば車(charlie)
・ハードボイルドな主人公が小型車に乗る理由(速水)
 →ヨーロッパからの流入、アメリカからの流入(柳瀬)
・団塊の世代が語る小型車(森山)
・技術史的にもミニは極めて重要(白井)

○アメリカが描いてきた「クルマ」
・映画「クラッシュ」について(リスナー)
・「グラントリノ」は車が国を象徴している(リスナー)
・「マイカー」と「移動手段としての車」の違い(charlie)
・「父親の車を拝借してデート」というテッパン(速水)
 →「fun fun fun」の歌詞(柳瀬)
 →「グラントリノ」の新しさ(速水)
・1950~60年代につくられたイメージ(charlie)
 →戦後の若者にとり、車は通貨儀礼だった(仲俣)
・アメリカの男子高校生とカーセックス(リスナー)
・60年代アメリカ、ポニーカーブーム(柳瀬)
・アメリカBIG3の最後の切り札(柳瀬)
 →マスタング、チャレンジャー、サンダーバード、カマロ
 →最後に売れた車は過去のコピー(柳瀬)
・「グラントリノ」と「バニシング・ポイント」(柳瀬)
・「アメリカングラフィティ」が描くアメリカの終焉(速水)
・日本で車が表象されてるっていうと...(charlie)
 →「バック・トゥ・ザ・フューチャー」など(森山)
 →80年代の団塊以降がない(charlie)

                 text by Life助手;村山佳奈女


○Life関連アーカイヴ

「『モテる技術』の文化論」
http://www.tbsradio.jp/life/20061209_mote/

「若者文化(ユースカルチャー)」
http://www.tbsradio.jp/life/20070617/

「シネマハッスル~第9地区」
http://www.tbsradio.jp/life/201004189/


参考資料&選曲↓

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2010年5月28日

2010年5月23日「クルマ社会の過去・現在・未来」Part3

DSCF1441.JPG DSCF1446.JPG
    ◆「頭文字D」派の速水さん(左)        モールより都心が面白いという仲俣さん(右)



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○街の声と、クルマソング変遷事情
・車はないと困る(埼玉在住・20代女性)
・大阪ではいらなかったが今は...(千葉在住・20代男性)
・車を持たずに済むのは幸せ(東京出身・50代男性)
・嵐の楽曲に見るクルマ観の変化(リスナー)
・70~80年代以降、車の歌が減った(速水)
 →くるり「ハイウェイ」は車の歌?(charlie)
 →岸田繁、ゆず、charlieは同い年!
・車が衰退した3つの理由(リスナー)
 →反論!ケータイの普及で人は会うように(charlie)
 →「乗らない奴にはわからない」という感覚
 →「と、いうわけで白井君!」(charlie)

○車の魅力と、売れなくなった理由
・消費の落ち込みと、車の白モノ家電化(白井)
 →マーケティング技術の精緻化問題(白井)
 →どこかに作り手のエゴを残すべき(白井)
・車でステータスが得られなくなった(柳瀬)
 →新富裕層マーケットの拡大(柳瀬)
 →相対的な価値の低下(charlie)
・結局、日本人は運転が嫌い?(白井)
・イタリア男は必ずマニュアル(柳瀬)
・宮台真司氏のBMW萌え(charlie)
 →車フェティシズムの謎(charlie)

                 text by Life助手;村山佳奈女

                     

○Life関連アーカイヴ

・「バブル」ってなんだ?
http://www.tbsradio.jp/life/20061007_bubble/

・文化と貧乏/文化系とお金
http://www.tbsradio.jp/life/20070519/

・経済成長
http://www.tbsradio.jp/life/20080928/

・宮台師匠のスピンオフ・ドキュメント中国リミックス
http://www.tbsradio.jp/life/2008/04/post_58.html


参考資料&選曲↓

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2010年5月29日

2010年5月23日「クルマ社会の過去・現在・未来」Part4

DSCF1452.JPG DSCF1449.JPG
    ◆今日の加ト吉タイム。この日のメニューは「小分けうどん」と「ねぎやき」でした!



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○車の魅力=愚かさ?
・3時を過ぎたら加ト吉タイム
 →本日はなんと2種類!ねぎ焼&小分けうどん
・車の魅力の源泉とは(charlie)
 →死ぬ練習という側面(白井)
 →ヨーロッパの貴族にとっての賭博(白井)
・負の側面について。車とタバコと(リスナー)
 →どちらも自由主義的な「愚行権」(charlie)
・命と健康を大事にする現代社会(charlie)
・スモーカーの仲俣さん、白井さんの弁
・愚行権はいくらでも縮小可能(白井)
 →車は大なり小なり反社会的(白井)
・車もタバコも、明らかな愚かさが魅力に(仲俣)
 →最近の車が退屈なのは愚かでないから(仲俣)
 →白井さん、激しく同意
・かつてあった、モノへのフェティシズム(charlie)
 →例: コンピューター化したエフェクター
 →物神性か、便利さか(charlie)

○車の運転の楽しみとは何か
・今はオートマでも300kmを出せる(柳瀬)
・運転は、身体性を伴う技術に変わる?(柳瀬)
 →運転は五感でしている(森山)
・スーパーカーブームを経験したかった(リスナー)
・フェラーリの音がオプションで出るEVとか...笑(柳瀬)
・最も強烈なメカと一体化する快楽(白井)
イタリア「鉄と速度のファシズム」(charlie)
・フェラーリは顧客をバカにしていた!
 →車愛好者としては正しい倫理(白井)
・「技術が人間を越えて行く」話(charlie)
・PCからフェティシズムを感じなくなった理由(仲俣)
・マッキントッシュ=フェラーリだった時代(charlie)
・ムーアの法則は車にもあてはまるか?(仲俣)
・憧れとしての車が出てくる可能性(柳瀬)
・PCは、ハードウェアからソフトウェアへ(charlie)
 →しかし車は情報の付加価値がない charlie
・車の発展、欲望の方向とは?(仲俣)
・横浜に1台もデートカーが停まっていない(柳瀬)
 →実用車としての白モノ家電的進化(柳瀬)
・実はフェラーリが売れている(柳瀬)
・マツダの素晴らしさについて小一時間(白井・柳瀬)

                 text by Life助手;村山佳奈女


参考資料&選曲↓

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2010年5月30日

2010年5月23日「クルマ社会の過去・現在・未来」Part5

DSCF1456.JPG
◆郊外のモール文化と百貨店についても議論



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○クルマ消費の家族化(仲俣)
・東京では車はいらない(東京在住・20代女性)
・サザンで海辺ドライブしたい(東京在住20代男性)
・車を買えるのは子育て中から高齢世代(charlie)
・団塊世代の母にとっての車の大事さ(リスナー)
・米小説"The Leisure Seekers"
 →「映画化決定!」(?)(charlie)
・脱クルマ社会、「コンパクトシティ」構想等(charlie)
 →「死ぬかもしれない」から「とにかく安全」へ(charlie)

○クルマ社会でやってきた日本の未来(charlie)
・家族幻想のパッケージとしての車(仲俣)
 →昨日もベビーカーを車に載せてW家族デートを...(柳瀬)
・「ファスト風土」、「仕方なく郊外」からの変化
・郊外が完成してきた。車を前提とした街づくり(柳瀬)
・百貨店の機能はヨドバシなどの家電屋へ(charlie)
 →ファッションはアウトレットへ(charlie)
・109横浜店がベビーカー仕様な件(charlie)
・郊外で培った"comfortable"が都市に流入
 →六本木、代官山のバリアフリー化(速水)
 →ダウンタウンの再生、アメリカでは60年代(速水)
・アウトレットと百貨店の対称性(charlie)
 →車時代の次を考える上でのポイント(charlie)
・comfortableだけど、快楽、エロスがない(森山)
 →アウトレットは宝探しの快楽(charlie)
 →大変でも、子供を連れて都市へ行きたい(森山)
・都市-郊外-農村、中途半端だった郊外の拡大
・郊外に行く程街を大きく感じてしまう(仲俣)
・若者が車に興味を失うと起こる問題いろいろ...
 →ってあと2分しかない!(charlie)
 →まだまだ盛り上がりそうな外伝へ続きます

                text by Life助手;村山佳奈女


○Life関連アーカイヴ

・不良・ツッパリ・ヤンキー
http://www.tbsradio.jp/life/20070120/

・東京
http://www.tbsradio.jp/life/20070203/

・地方を考える
http://www.tbsradio.jp/life/2008810/


参考資料&選曲↓

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2010年5月31日

2010年5月23日「クルマ社会の過去・現在・未来」Part6(外伝1)

             DSCF1463.JPG  
             ◆免許のない2人が免許をもたない理由とは?    


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※機材トラブルのため、このパートの冒頭の3分間程度の録音が
出来ていませんでした。Twitterで呼びかけて、リスナーの@hirofmixさん
に録音していたものを提供していただきました。ありがとうございました。
当該部分は通常よりも音質が低いですが、なにとぞご容赦ください。


○外伝なのでジュース解禁。お酒も愚行権?
・身体リスクがあるからこその快楽(charlie)
・カフェインレスコーヒー、アルコールフリー...
 →リスクのない快楽、反対派(白井)
・黒澤明の言葉「生とは、ほとばしり」
 →リスクヘッジはほとばしりを殺す(白井)
 →車もレーニンも...(charlie)
・一方、健康志向ブームは違うほとばしり
 →命を賭けることだけがほとばしり?(charlie)
・自転車、ランニングブームは自発的なもの(柳瀬)
・アメリカを初めとした他国との違いとは
 →ファッションよりライフスタイルに(柳瀬)
 →日本独自の文化論として速水さんがきっと...(charlie)
 →難しい顔の速水さんは松田翔太に似ている説

○車が魅力を失っていった過程
・車がいらないなんて信じられない(リスナー)
・教習所が学校のように...(リスナー)
・ベンツをやると言われたがやはり興味なし(リスナー)
 →「...そのベンツ僕にください」(白井)
・愛がなければ語る必要はない!(白井) 
 →で、いま少数派になったわけで(charlie)
 →かつてのオーディオのよう(柳瀬)
・フェティシストは大衆を搾取するもの(白井)
 →...マルクス主義者ですよね?(charlie)
・フェティッシュは、差別化差異化の世界(柳瀬)
・ゴーンには感謝。しかし日産は退屈に(白井)

○車に乗らない派の弁
・人生で一度だけ中古車サイトを見たものの...(charlie)
・常に助手席。運転しようとは思わない(仲俣)
・女性の運転、世代による認識に違い
・小学生の時から自転車派(charlie)
・移動手段によって見え方が変わる東京(柳瀬)
 →TLから...東京の話をし過ぎ!(速水)

○教習所の思い出(リスナー)
・ペーパーで2回落ち、ヤンキーに敗北感(速水)
・学校序列がひっくり返される(charlie)
・免許合宿の大変につまらない思い出(白井)
・腹立つんですよ、教習所って...(柳瀬)
 →本当に行かなくて良かったです(仲俣)
・身分証明書に数十万かかる国ってどうよ?(白井)
・シチズンシップが消費社会化されている日本(charlie)

text by Life助手;村山佳奈女


参考資料↓

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