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「Life特別編 映画『ケンタとジュンとカヨちゃんの国』を語る」Part2

koura02.jpg          ◆ジュン役の高良健吾さん。舞台あいさつ前、都内ホテルにて



※再生できない場合は、個別ページTBSラジオクラウドにてお聞きください。
※最新エピソードはユーザー登録なしでお聴きいただけます。

※Part2は放送で割愛した部分を含めたディレクターズカットになっています


●映画を見た人の声
・行く当てもないのに突っ走るケンタに共感(20代・女性)
・自分自身も破壊衝動があるから共感できる(20代・男性)
・就職活動中なので、そこから抜け出せない気持ちは共通している(21歳・大学生)

●キーワード「閉塞感」
・車を壊してもすっきりしなかった(松田さんインタビュー)
・ケンタの抜け出したいという気持ちは自分の中にもある(松田さんインタビュー)
・インタビュー時、一人称が「僕」(松谷)
・ケンタもジュンも同じ環境にいるが壁を感じているのはケンタだけ(速水)

●閉塞感はどこから来るのか?
・ケンタたちの感覚には共感できるが境遇は感情移入できるものではない(速水)
・就職活動で感じる閉塞感と厳しい生活環境での閉塞感に共通点がある(charlie)
・松田家3人(優作、龍平、翔太)の代表作に「閉塞感」を描く作品がある(速水)
・はつり、キャバ嬢など=ロスジェネ的、蟹工船的な閉塞感(charlie)
・「ソラニン」の種田のように選択肢がたくさんあっても感じる閉塞感(chalie)


●閉塞感を共感すること
・希望が少ない=愛情の欠落(松田さんインタビュー)
・基本的には「人は人」だと思って演技している(高良さんインタビュー)
・違う環境、境遇、違う人間だけど閉塞感は共感でき得る(charlie)
・最終的にケンタは閉塞している壁を見失う(速水)
・壁を持っていたのはジュンだったことが明示されるエンディング(速水)


●閉塞感から脱出する手段
・心にヒットするモノが欲しい(松田さんインタビュー)
・形は変わっても人間は昔から悩みを抱えている(高良さんインタビュー)
・小熊英二『1968』にある近代的不幸、現代的不幸の話(速水)
・閉塞感からの脱出を描いたアメリカン・ニューシネマ(速水)
・1970年台以降、閉塞した日本の学生運動(charlie)
・2回目の方が1回目より声をあげるハードルがあがっている(charlie)


◎関連資料


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