2013年02月24日Part3「夜遊びのゆくえ」
撮影:萩野友紀
常見陽平さん 大山くまおさん
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○場所とコミュニティ
・夜の場所の拡散(速水)
・オタク化するクラブカルチャー(速水)
・アニソン、ゲームミュージックを流すクラブMOGRA(海猫沢)
・DTMの発達とクラブの興隆、乖離(大山)
→マニアックになることでの分離(速水)
・地理が文化を規定するのではなく、文化が地理を規定している(宇野)
・箱からコミュニティや文化が生まれていくというストーリーの逆転(宇野)
・イベントを作っているというイベンターの感覚(大山)
→場所に関係なく、好きなイベントに行く(大山)
・場所やアルコールに規定されるコミュニケーションはファストである(宇野)
○夜遊びを振り返って
・新宿と全共闘世代のムード(湯山)
・80年代は渋谷、六本木(湯山)
→その時代は場所、町のブランド名に規定されていた(速水)
・クラブの衰退は規制の問題なのか、場所の力がなくなったのか(速水)
→その両方(磯部)
・チャラ箱、ナンパ箱全盛期とクラブ規制(磯部)
→チャラ箱の遵法営業...小さい箱には難しい(磯部)
→25時にしっかり営業が終わり、町に吐き出されていく若者たち(磯部)
・年齢層が30代以上のクラブ...新しく若者が入ってきていない(リスナー)
→まるで同窓会、何かがここで生まれている感がない(リスナー)
→昼間に音楽やる方が非日常的(リスナー)
・サブカルチャー、クールジャパンはやめよう(常見)
・夜の特権意識が昼に戻っていっただけではないのか?(速水)
・カウンターカルチャーが成り立たなくなっている(宇野)
・非日常を発見する第一段階、今ここの日常を楽しむ第二段階(宇野)
→ファストからスローへ...この先、どんな夜遊びができるのか(宇野)
・時間、空間ともに紐付けられていない(斎藤)
・どうしたら地理そのものを楽しめるのか(宇野)
→そのために、歩いてみる...距離感を肌で感じる(宇野)
・町の夜の発展、そのために風俗を捉え直す(磯部)
→チャラ箱も一つの文化(磯部)
text by Life助手;今野夏希
○参考URL
・シャア専用ニュース
富野由悠季、福井晴敏、常見陽平、「機動戦士ガンダム」を語る
http://randal.blog91.fc2.com/blog-entry-2130.html
○Life関連アーカイヴ
・2007/06/17 「若者文化(ユースカルチャー)」
http://www.tbsradio.jp/life/20070617/
・2006/10/28 「After95」
http://www.tbsradio.jp/life/20061028_after95/
参考資料&選曲↓
このパートでかけた曲
●Spankers "Sex on The Beach"(磯部涼さん選曲)
BGM↓
●Sugarcubes "Lucky Night"
●DE DE MOUSE "light night dance"
●The Killers "Midnight Show"
●The Chemical Brothers "Midnight Madness"
●Michael Franks "Nightmoves"
●The Smiths "There Is A Light That Never Goes Out"
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