【予告編・前口上&音声配信】「平成カウントダウン~この30年で何が変わったか」2018年3月4日(日)25時〜TBSラジオで生放送【文化系トークラジオLife】
「平成カウントダウン~この30年で何が変わったか」予告編(29'12")
3月5日(月)午前1時〜=3月4日(日)25時〜
「平成カウントダウン~この30年で何が変わったか」
出演予定:鈴木謙介(charlie)、速水健朗、塚越健司、倉本さおり、文月悠光(詩人)、柳瀬博一、宮崎智之、斎藤哲也ほか
予告編の出演:鈴木謙介、速水健朗、斎藤哲也、宮崎智之、長谷川裕P(黒幕)
※ラジコではインターネットで放送同様、音楽も聴けます。
※ツイキャスでも中継します→ http://twitcasting.tv/life954
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charlieです。
あと約1年で「平成」という元号の時代が終わります。昭和の終わりを知っている世代には、ひとつの時代の区切りという感覚があるかもしれません。ですが平成30年ともなると、若い世代はほとんど「平成」しか知らないし、グローバル化している現在、元号を使う機会も減っていることを考えれば、それほどの重みを感じない人もいるかと思います。
そもそも、時代のイメージというのもある意味では恣意的な、せいぜい共同幻想のようなものだったりします。「昭和」という時代はときに「敗戦」を起点に語られますが、「昭和っぽい」という言葉も、高度成長期と呼ばれた時代の生活スタイルを指したり、その後の安定成長時代に広がった生き方、働き方、組織のあり方を指したり、最近ではバブル期の風俗を指すこともあります。最後のものに関しては、実際には平成に入ってから広がったものも含まれていますから、時代イメージというものがいかに揺らぎをもつものであるかが分かります。
だとするなら、おそらく「平成」のイメージも、バブル崩壊とその後に続く「失われた数十年」というものだけでなく、様々な角度から語られるものであるはず。ただ情報が時系列を無視してお薦めされたり共有されたりする昨今、過去のことを思い出すのはどうも難しくなっています。「あれってもう10年前のことだっけ!?」とか、「こっちの方があとに出てきたものだっけ?」みたいなことが日常でもまま起きるので、一度ちゃんと振り返っておかないと、自分たちが生きていたはずの時代のことも分からないまま死んでしまうことになりそうです。
というわけで今回のLifeは「平成カウントダウン〜この30年で何が変わったか」をテーマにお届けします。平成の終わりが近づく中、じゃあこの30年で変わったこと、変わらなかったことって何なのか。平成になって登場して、気づかないうちに定着してしまったもの。昭和っぽいと思っていたけど平成に普及したもの。時代の変化にも負けずに残ったもの。色んな観点から「平成ってこうだよね」という話のネタになるあれこれを挙げてみましょう。「平成になってからの30年間で、世の中変わったなーと思うこと」というテーマで、メールをお寄せください。逆に意外と変わらないなーということでも結構です。
メールアドレスは life@tbs.co.jp
ぜひお早めに!
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