2013年08月25日Part0(予告編)「残したいこと、忘れない方法」
今月のLifeは
「残したいこと、忘れない方法」
※再生できない場合は、個別ページかTBSラジオクラウドにてお聞きください。
※最新エピソードはユーザー登録なしでお聴きいただけます。
8月25日(日) 深夜25:00~28:00 (=月曜1:00~)
出演予定:鈴木謙介、古市憲寿、大澤聡、西嶋一泰、速水健朗、
海猫沢めろん、西森路代ほか
予告編の出演:鈴木謙介(charlie)、斎藤哲也、速水健朗、西森路代、長谷川裕P(黒幕)
※ラジコではインターネットで放送同様、音楽も聴けます。
※Ustreamによる動画生中継も行います⇒ http://ustre.am/lrQf
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charlieです。
若いときは「大人の言うことなんてしゃらくさい」と
思っていたのに、年をとってくると若者に説教したくなる、
なんていうのはよくある話だと思いますが、40の足音が
聞こえてくると僕も、もっと昔の知識を継承してほしい
なあという気持ちになることがあります。
とはいえ愚痴ったところで受け継ぐ人が増えるわけではない。
だから相手がすすんで受け継ぎたいと思うような「しかけ」
が必要になるのだと思います。
実はこの問題、最近も話題の
「戦争や災害の記憶をどうやって受け継いでいくか」という
話と関係しているんですね。チェルノブイリのように、
福島第一原発を観光地化しようだとか、世界の戦争博物館の
展示が参考になるんじゃないかとか、そういうものです。
こうしたことの背景には、21世紀に入り、テロや災害などで
理不尽な被害を受けた人たちの「記憶」をどう継承していくか
についての研究や実践が進んだことがあります。単に戦争遺構
を保存するだけでなく、それを受け継ぐ「人」に注目した
取り組みといっていいでしょう。
というわけで以前の放送「何のためのアーカイブ?」が
「何かを保存することで残す」という点に注目していたとすると、
今回は「人に受け継いでもらうことで残す」ことが主な関心の
ポイントになります、ご参考まで。
今回は、戦争のような大きな話でなくても、放っておくと
この先なくなってしまいそうなものごとに焦点をあて、
それを残す方法について考えてみようというのがテーマ。
題して「残したいこと、忘れない方法」。
メールのテーマは「放っておくと消えてしまいそうだけど、
これは残したい!というものについて教えてください」。
メール時代だからこそ残したい手書きの手紙だとか、
合唱コンクールの定番曲は受け継いでいってほしいといった、
あなたが「残したいもの」についてのメール、お待ちしてます。
また逆に、部活で伝統的に続く新人いびりなど、なくなって
ほしいのになぜか受け継がれているものについてのメール
なんかもお待ちしてます。
メールアドレスは、 life@tbs.co.jp です。
メールはぜひお早め&簡潔にお願いします!
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