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Life書籍化第二弾ができました!

「文化系トークラジオ Life のやり方」


第一弾はこちら
Life?~番組について~
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詳しくはこちらをご覧下さい。
イラストと番組ロゴは浅野いにおさんに描いていただきました。
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2008年7月 アーカイブ

2008年7月 1日

6月22日「秋葉原連続殺傷事件」Part7


※再生できない場合は、個別ページTBSラジオクラウドにてお聞きください。
※最新エピソードはユーザー登録なしでお聴きいただけます。

・事件自体に目新しさを感じない。
 映画「タクシードライバー」の時代 からあるテーマ(リスナー)
→目新しくないかは微妙。繰り返されてもタクシードライバーに
  回収されない残余はある(charlie)
・「騒いではいけない」と言いながら、みんな騒いでいるという事実(charlie)
・今回の事件に関連しそうな作品はあるだろうか?(charlie)
→舞城王太郎や,村上春樹の「海辺のカフカ」。
 犯人はこれに出会う機会があったのか?(仲俣)
→これらの作品に出会う回路が断たれているとしたら,彼がどういう
 作品に出会うチャンスがあったのか?
・今の25歳の男子は何を読むのか。(charlie)
→エロゲー,ライトノベル,セカイ系の想像力も不透明になって
 きている。その次のフェーズが見えない(charlie)
・過去の事件では,最初に文学が反応してきた(仲俣)
→「コミュニケーションへの渇望」の中で物語は機能しうるのか(仲俣)
・私たちは永山則夫から何も学ばなかったのか?(リスナー)
 →今回の事件と永山則夫を結ぶ回路はない(仲俣)
・永山則夫が小説を書いていれば事件を起こさなかったか?
→表現で発散すると凡庸なものにしかならないから事件に暴発する。
 平凡さを許容してくれないプレッシャー(charlie)
・社会学が強くなっている一方,逆に文学の弱まっている事を感じる(仲俣)
・矢沢永吉は借金を抱えた時,自分を外から見る視点を作った(斎藤)
→ルサンチマンから抜ける,ということをやった。凹んだ境遇にある人に
  これが支えになれば強い(柳瀬)
・壮絶な人生だから言える事があるのと同時に,想像的な人間だから
 こそ言える事もある(charlie)
→想像できる言葉を失った時に,実経験に基づいた話が抑圧になる(charlie)
・作家の役割を社会学者が肩代わりしている(charlie)

参考資料↓

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2008年7月 2日

6月22日「秋葉原連続殺傷事件」Part8


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・「自分がどんな人間でも認めてくれる存在」=「彼女」? (charlie)
・「親子の関係」と「彼女」(charlie)
・好き勝手に作る物語から抜け出せなくなってる (charlie)
・社会学者やメディアで話す人はどうしゃべればいいのか? (charlie)
・今の社会科学は「科学」には見えない(柳瀬)
・「君たちは悪くないよ」という言葉の危険性(柳瀬)
・論壇は,言葉によって抑圧される人の存在にあまりに無自覚 (charlie)
・論壇で勝った奴が政策決定に加わることができる。
 社会学者がそこに加わるためには?(charlie)
・「社会学者ダメじゃん」で次に出てくるのは官僚(charlie)
・社会学者の能力不足なのでは? (柳瀬)
・社会学者が語る問題はその時の流行で変わる(charlie)
 →「既得権批判」の中身の変化
・アメリカでの社会学者のポジション(柳瀬)
・研究者こそ流動的な状況に置かれるべきだが
 大学以外の道がない (charlie)
・「政治の言葉」をどう扱うか(charlie)
・沈黙する,語れない事に挑戦することも大切(charlie)
・「言葉を信用しない限り,滑舌の進歩は望めない」
 (演出家鴻上尚史さんの言葉)
・「犯人がLifeを聞いていれば」というメールが一番嬉しかった(charlie)

※本日、7月3日(水)の東京新聞朝刊のコラム「言いたい放談」で
上智大学の音好宏教授がLifeについて取り上げてくれました。
リスナーの働きかけがきっかけでスポンサー(キャリエ)が決まった
ことについて「ユニークな展開」と書いてくれています。

参考資料↓

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2008年7月 6日

「秋葉原連続殺傷事件」番外編


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ギャラクシー大賞受賞の「運動」の回の再放送(6/29)用の
ナレーション録りのためTBSに来たcharlieを収録前に連れ出し、
スタジオが空くまでの間に近所の公園で録った番外編です。
工事&ヘリコプターの音がうるさくてすいません。

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2008年7月 7日

スポンサーがついた件について


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「ギャラクシー賞を聴く会」とスポンサーがついた件について
ご報告の番外編。
なぜキャリエはLifeのスポンサーになったのか?
リスナーでもあるキャリエの山川さんを招いて真意を伺いました。

20080705_スポンサー
真ん中のメガネ男子が山川さん。ありがとうございます!

スポンサーは引き続き募集中ですので、関心をお持ちの方は
life@tbs.co.jpまでぜひご一報を。
※あ~だこ~だと自由におしゃべりする番組ですので、その点はご理解下さい

RCC中国放送「秘密の音園」↓
http://www.1350.jp/otozono/

参考資料↓

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2008年7月 9日

常設!文化系書店紀伊國屋Life堂

紀伊國屋書店新宿本店3階、Aカウンター前に、Life関連書籍や
放送で言及した本などをズラリと並べたLife棚が常設されています。

今年3月に開店した文化系書店紀伊國屋Life堂、最近ますます
充実してきているので、新宿にお越しの際はぜひ立ち寄り下さい。

常設Life堂1.jpg
↑目印はこの看板。新宿本店3階、Aカウンターの前です。

常設Life堂2
↑放送テーマにあわせて入れ替わっていくラインナップ。
番組スタッフがチョイスしたアフリエイトとも若干異なる独自のセレクトで、
さすがプロ書店員。なるほどその本もあったか!と勉強になります。
POPも充実していますね。

常設Life堂4
Lifeリスナー手作りのフリーペーパーや同人誌もあります。
自分の作品が有名書店に置かれるチャンス!
うまいことLifeにからめて何か作ってみてください。

Life堂店員
Life堂を支える3Fリスナー書店員のみなさん。また男子ばかりですか、そうですか...
本当にLifeファンの書店員さんなので、わからないことは気軽に聞いてみよう。

なお、carieさんにつづくスポンサーを物色中の黒幕がウロウロしている
のを見かけたら、無視せずにぜひお声がけを。
2時間立ち話プレイに巻き込まれるリスクもありますけど。
(Lifeカフェとかもあるいいですねえ。心おきなく文化系グダグダトークができるカフェ)

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2008年7月15日

次回7月20日(日)「方法としての体育会系」予告

次回のテーマは「方法としての体育会系

7月20日(日) 深夜25時~28時(通常より30分早いスタートです)


TBSラジオ AM954kHz
出演予定 charlie(鈴木謙介)、斎藤哲也、柳瀬博一、森山裕之、
仲俣暁生、津田大介、佐々木敦

※ウェブ中継も実施しますので、パソコンでも生放送が聴けます。
ぜひ生放送で聴いてください

今回の前口上はサブパーソナリティの斎藤哲也さんが
書いてくれました。

斎藤さん

こんにちは、サブパーソナリティの斎藤です。

 最近、どうも"体を鍛えろ"圧力が強くありません? 

『Wii Fit』にメタボ健診、『仕事ができる人はなぜ筋トレをするのか』なんて本も売れているようで。この本によると、アメリカじゃ、肥満ってだけでエグゼクティブ失格。自分の体をコントロールできないヤツは、リーダーとして他人をマネンジメントなんかできないのだ、と。教育の世界でも、子供の体力がガタ落ちして、ずいぶん議論になっています。

 そりゃ、僕だって、ジムに通おうと思ったり、近所の区営のプールで泳ごうと思ったことはありましたよ。しかし、すべて3日坊主。まあ、そうやって筋トレしてしまおうと思うあたりから、肉体コンプレックスが僕にも宿っています。

 そんな筋トレ雑談を、出演者の飲み会の席で振ってみたところ、話が「体育会系」話に発展し、今回のテーマとあいなった次第です。

 ひとくちに「体育会系」と言っても、そこからイメージするものは人それぞれでしょうが、"タテ社会で、上からの命令には口答えせずに、実行あるのみ!"みたいなことを僕は想像しています。実際、かつて僕がやってたボーイスカウトって、そんな感じだったし。

 で、そういう体育会系に対して、文化系はじつはとってもコンプレックスを抱いているんじゃないか。「おらおら、後輩ども、風俗行くぜ!」と言われたら、どこか躊躇してしまう自意識が働いてしまう。その一方で、体育会系的なタテノリを羨ましく思う自分もいる。実際、会社でも体育会系は強い。

 そんな体育会系に対するアンビヴァレントな感情を、時に真摯に、時にくだらなくトークして、できれば見習えるところは見習ってみようじゃないか。あわよくば、「体育会系vs文化系」という不毛な対立に終止符を打とうじゃないか。それが今回のテーマ「方法としての体育会系」の趣旨でございます。こんなタイトルを付けている時点で、すでに文化系にどっぷり浸かっているわけですが......。

 メールは、体育会系について思うことなら、何でもオッケーです。「体育会系のココが羨ましい!」「筋トレファシズム反対!」「オレは胸を張って文化系を生きる!」とか、日ごろ感じる「体育会系」なるものへの感情を存分にぶつけてください。身近で見聞した体育会系エピソードもあったらぜひ。そしてもちろん、ザ・体育会系からの「文化系のココがダメ」的な厳しいお言葉や「体育会系の本質は何か」といったそもそも論、そして「異性としての体育会系/文化系」といった視点からのメールもお待ちしております。

 クソ暑くなりそうなこの夏を乗り切る勇気と知恵を、リスナーのみなさまからのメールと一緒に考えていければ幸いです。

メールはお早めにぜひ。
life@tbs.co.jp

※予告編Podcastは後ほど配信します。

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2008年7月16日

次回「方法としての体育会系」予告Podcast1

スペシャルゲストをお招きしての予告編Podcastその1です。


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参考資料↓

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2008年7月17日

東京新聞に...

本日、7月17日(木)の東京新聞、朝刊15面にLifeについての
記事がドーン!と載っています(取材担当:井上幸一記者)。
過去最高レベルの大きな記事です。

http://www.tokyo-np.co.jp/article/entertainment/news/CK2008071702000108.html

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「方法としての体育会系」予告Podcast2


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次回のテーマは「方法としての体育会系

7月20日(日) 深夜25時~28時(通常より30分早いスタートです)


詳しくは→http://www.tbsradio.jp/life/2008/07/720.html

アメリカから来日したLifeリスナーNathan Hopsonさん
をお招きしての予告編Podcastその2です。

「2005年の死神論」ホプソンさん、只者じゃないっす...

20080715_スタジオにてのサムネール画像
   黒幕     charlie    ホプソンさん   鳥山D
精一杯「体育会系」っぽいポーズをとってみた左の二人。何か大きな間違いをしてる気が。

それと、ポッドキャストの中で「フジロックに行く」などと口走っている
奴がいますが、それよりも25日(金)はぜひ佐々木敦さん主催の
「エクス・ポナイト VOL.2」へ!
http://expoexpo.exblog.jp/8147642/

※charlieや仲俣さんもトーク&DJで登場します。

でも黒幕はフジロックに行きます。ごめんなさい。マイブラとかイアン・ブラウンとかプライマルとかエロール・アルカンとかジェイソン・フォークナーとかロジャー・マニングとかキセルとかグループ・イノウとか友部正人とか楽しみです。津田さんもフジ行くはず。

参考資料↓

続きを読む "「方法としての体育会系」予告Podcast2" »

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2008年7月23日

「方法としての体育会系」part1

charlieたち.JPG
文化系組の仲俣さん&charlie  撮影:石垣星児


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○文化系から見た「体育会系」
・体育会系トークラジオ「マッチョ」!!...は無理...(charlie)
・テーマに「方法としての」とかつけちゃうのが文化系そのもの(斎藤)
・体育会系に対する文化系の自意識って...単なるやっかみ?(斎藤)
・坊主で黒くて腕が太い柳瀬さんは体育会系!!(charlie)
・日本の組織と体育会系の問題。僕の恨みつらみ...(柳瀬)
・体育会系を考えることで「文化系」が見えてくるかも(仲俣)
・大学のバンドサークルが体育会系だった件。(リスナー)

○体育会系,バンド,生徒会,放送部,モテるのは?
・オフ会で見た体育会系の実態とその結末(リスナー)
 →体育会系死んじゃえばいいのに...
・モテたくて入るのはスポーツかバンド(柳瀬)
・体育会系>>>バンド>生徒会(斎藤)
・大学の放送部はモテる!!(斎藤)
・陸上部の女子にはグッと来る。(リスナー)
 →デビュー当時の広末涼子(charlie)


参考資料&選曲↓

このパートでかけた曲
●串田アキラ "キン肉マン Go Fight!" (charlie選曲)
●麻倉未稀 "ヒーロー"(斎藤さん選曲)

このパートのBGM 
●一世風靡セピア "前略,道の上より"

●東京佼成ウインドオーケストラ "スポーツショー行進曲"

●SPANOVA "Bnana Shoot"

●ヴァンゲリス "炎のランナー"
http://www.myspace.com/evanghelospapathanassiou

==
7月25日(金)は佐々木敦さん主催の
「エクス・ポナイト VOL.2」ですよ!
http://expoexpo.exblog.jp/8147642/

※charlieや仲俣さんもトーク&DJで登場します。

==
そして同日、森山さん出演のイベントも!

特定非営利活動法人アジア太平洋資料センター(PARC)
6月より毎月最終金曜日スタート!
トークイベント・PARCafe(パルカフェ)
世の中の気になるニュース、話題の事象や事件について「これっておかしい?」と感じることはありませんか? PARCafeは、すべての人に開かれた議論とコミュニケーションの空間です。ゲストとともにその時々のホットな話題を思いっきり自由に語ります。
『ヒバクシャ』『六ヶ所村ラプソディー』等のドキュメンタリー作品を手がけた鎌仲ひとみさんと元「クイックジャパン」編集長であり文化系トークラジオ「Life」サブパーソナリティも務める編集者の森山裕之さんが交互にホストを務めます。

●第2回目 日程:7月25日(金)19:00~21:00
●テーマ:「バブル崩壊後育った日本のロスジェネ世代」
●ホスト:森山裕之さん(編集者/元「クイック・ジャパン」編集長。現よしもとクリエイティブ・エージェンシー出版部編集長。TBSラジオ「文化系トークラジオLife」サブパーソナリティも務める)
●ゲスト:東川端参丁目さん(ブログ「東川端参丁目の備忘録」が読書界で一躍注目され、現在「週刊現代」で書評連載を持つ、「ロスジェネ」世代、ネット発の文筆家。Lifeリスナー!)
●会場:PARC自由学校
 http://www.parc-jp.org/guidance/guidance_04.html
●参加費:PARC会員・2008年度自由学校受講生 500円
     その他の方・800円
●森山裕之さんからのメッセージ
そんなの関係ないと思っていた毎日報道されるニュース、イマイチよく分からないと思っていた論壇誌などで議論される思想的話題、ぜんぜん知らなかったテレビや新聞や週刊誌で報道されないこと。毎回多彩なゲストをお招きし、世の中のあらゆるテーマを、自分の身のまわりから、リアリティを持って体感できるところから考えていきます。どうせ何も変わらないと傍観するのではなく、具体的な一歩でも変えていけることから始めます。

●お問い合わせ:特定非営利活動法人 
アジア太平洋資料センター(PARC) 
〒101-0063 東京都千代田区神田淡路町1-7-11 東洋ビル3F
TEL.03-5209-3455 FAX.03-5209-3453
E-mail:office@parc-jp.org
http://www.parc-jp.org/

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2008年7月24日

「方法としての体育会系」part2

柳瀬.JPG
柳瀬さんの引き締まった二の腕 撮影:石垣星児


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○体育会系の上下関係
・「シゴキ」の意味(リスナー)
・「上から言われたことは絶対」という会社組織(リスナー)
・先輩との実力の差を見せつけられた初仕事(柳瀬)

○体育会系は全く不合理なものなのか?
・仕事において「圧力を掛ける」ことが合理的なことも(柳瀬)
・あらゆる仕事に「体育会系」的な方法は必要なのでは?(柳瀬)
・体育会系を避けてきた「自己流」の限界(仲俣)
・僕は体育会系が苦手だけど,経験すると良い事もあるのかも(仲俣)

○体育会系の「イメージ」とその起源
・体育会系の「ノリ」「イメージ」と実際は全く違う(リスナー)
・体育会系でも競技によって性質が違う(スポーツ紙の記者のリスナー )
 →「体育会系」のイメージはどこから来たのか? (charlie)
・そもそもの「体育」は「国威発揚」「軍事目的」が起源(柳瀬)
・学生運動制圧に借り出された「体育会系」(柳瀬)
 →この二つのイメージが固定化された体育会系?(柳瀬)
・日本においての「体育会系」「文化系」は70年代以降(仲俣)
 →戦後民主主義や文化左翼的なものとパラレルに出てきた?(仲俣)
・男の子,女の子にとっての体育会系(仲俣)
・文化系的「マッチョ」問題(仲俣)
・中学の「先輩」「後輩」に憧れていたし,実際気持ちよかった(森山)

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2008年7月25日

「方法としての体育会系」part3

charlie.JPG
charlie(中学まで水泳やってました) 撮影:石垣星児


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○教育の現場と体育会系(体育会的教育の衰退)
・体育会系的教育が無き後の「空洞」(リスナー)
・体育会的管理教育からゆとり教育への流れ(charlie)
・80年代以降失われた「先生の威厳」。今は生徒がお客様(charlie,斎藤)
・先生に殴られた中学時代と,先生が生徒におびえていた高校時代(仲俣)
・「勉強なら塾」「集団行動なら地元のチーム」の方が効率的?(charlie)
 →学校システムとの「ズレ」の中で先生は...(charlie)
・「身体」が無くなるインターネットの世界(柳瀬)
 →全て言葉を軸にした話に収斂してしまったときに失われるもの(柳瀬)

○あえての体育会系?
・「あえて」の体育会系はあり得る(charlie)
・体育会系的な「スイッチの切り替え」。これが営業に向く?(斎藤)
・「敬えない」先輩の前では「切り替え」が必要(森山)
 →嫌な先輩でも体育会的な「切り替え」をすればコミュニケーションできる
(森山)
・切磋琢磨のシステムとしての体育会系はよくできている(charlie)

○体育会系,文化系の特性
・「体育会系」はルールを変えるのが苦手(柳瀬)
・スポーツの本質はルールを悪用すること。「運動は清廉潔白」は嘘(柳瀬)
・インディ・ジョーンズに見る文化系の本質(柳瀬)
・既存のルールとは別のルールを適用してレボリューションを起こすのが文化
系(柳瀬)
・今の教育は「小学校から文化系」(斎藤)

参考資料&選曲↓

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2008年7月26日

「方法としての体育会系」part4

斎藤.JPG
斎藤さん、ほろ酔い加減で絶好調 撮影:石垣星児


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○教育現場の現状(前パートから)
・現在の教育体制の中で生まれた「半端な体育会系・文化系」(リスナー)
・「キャラ問題」(charlie)
 →「キャラと和を乱さず」。楽しく遊ぶ分には申し分無いけど...(charlie)
・場の空気で「作らされる」キャラの問題(斎藤)
・教員の目が届くのは問題児か優等生だった(charlie)
 →「普通の子」が増えると,教員が目を配る所が無くなっていく(charlie)
・忙しさで生徒に目を配れなくなる先生(斎藤)
・新入社員が分からないという問題(charlie)

○ビジネス書,MBAブームの功罪
・ビジネス書によって生まれる「チームへの不信」と「個人信仰」(柳瀬)
・「世代間のギャップ」がコンセンサスに(柳瀬)
 →他人なんだから違うのは当たり前,という中で作られるのがチーム(柳瀬)
・ビジネス書のマッチポンプ(斎藤)
・信頼関係無き中での上司の言葉の作用(charlie)
・本来は企業が育てていたものがアウトソーシングされている(仲俣)
 →一人体育会系(斎藤)
・MBAは超体育会系(柳瀬)
 →「MBAの勉強は役に立たないが,そこでの努力と人脈が役に立つ」
・「一人マッチョ」問題。
違う人と共同してイノベーション,という人がいな くなる(charlie)
 →アメリカで頂点に立つのがMBA的な人ではない,というのが面白い(柳瀬)
 →なぜ日本ではそこをつなげる回路がないのか(柳瀬)

参考資料&選曲↓

このパートでかけた曲
● FLIPPER'S GUITAR "ワイルド・サマー / ビートでゴーゴー"
(リスナー銀色オコジョさんリクエスト)

※BGMリストは後ほど

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2008年7月27日

「方法としての体育会系」part5

峰1.JPG
「文化系すなわち童貞なんですよ」峰なゆかさん  撮影:石垣星児


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○衝撃のメールと衝撃のゲスト登場!!
・文化系は好きな女性に対して冷たかったり,ナルシストっぽかったり。変な
プライドは捨てて相手に素直に接するべき。恋愛は相手がいるのです。(体育
会系の人に片思い中のリスナーからのメール)
 →涙が止まらない!!!お家に帰りたい...orz(charlie)
・「私は文化系しか愛せない」(スタジオに来ていたAV女優・峰なゆかさん)
 →ところでこのスタジオにいる人達って「文化系」?
・文化系=童貞。「良い童貞」と「悪い童貞」(峰さん)
 →悪い童貞=「あの葡萄は酸っぱいに違いない」(charlie)

○文化系,体育会系の「個人主義」と「集団主義」
・LAで所在無い文化系の私。LA付近のlifeリスナーの方,是非お友達に!!
(LA在住のstilllifeさんより。立候補者は番組までメールを!!)
・文化系の方がつるまない?(森山)
・体育会系は初対面に強い(斎藤)
・文化系は個人主義のイメージ(仲俣)
・体育会系のつるみは一瞬(森山)
・「トークイベント難民」(仲俣)
・「個人競技」と「集団競技」(charlie)
・「集団主義的ではないチーム」は文化系の次の突破口(仲俣)
・チームのは「変なヤツ」が必要(森山)
・下半身で考えた事は間違えない!!(森山)
・「体育会系」「文化系」を分かつものはコミュニケーション力?(柳瀬)
・「指示表出」「自己表出」という二つの言語(吉本隆明)
 →この二つも,「体育会系」「文化系」も,本来はセットのはず。
  なぜ分かれてしまっているのか?(柳瀬)

参考資料&選曲↓

このパートでかけた曲
●岡村靖幸 
"あの娘ぼくがロングシュート決めたらどんな顔するだろう"
(リスナー ゴール下のドンキーコングさんリクエスト)

※BGMリストは後ほど

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2008年7月28日

「方法としての体育会系」part6

森山.JPG
やっぱり「あだち充原理主義」森山さん 撮影:石垣星児


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○サッカー,バスケ,ダンス,プロレス...

・サッカー,バスケは泥臭さが無い?(リスナー)

 →それはスラムダンクとキャプテン翼以降(元バスケ部の柳瀬さん)

・「体育会」「文化系」両方の要素をもつ社交ダンス

・某財閥系クラブで見た社交ダンスの世界(柳瀬)
 
→戦後「合法的に女子と手をつなげる場所」だった社交ダンス(charlie)

・フォークダンスは戦後民主主義の素晴しい文化!!(charlie)

・男子校でのフォークダンスの思い出(charlie)

・文化としてあったプロレス(charlie)

○スポーツと漫画
・スポーツ漫画は女子の影が薄い(charlie)
 →あだち充は例外的(charlie)
・あだち充は体育会系。あだち充と梶原一騎は近い(森山)
 →恋愛も体育会系(森山)
・「スラムダンク」「あしたのジョー」の方が文化系的(柳瀬)
 →純粋化された男のロマン(charlie)

○今日の締め(charlie)
「体育会系」「文化系」を分けてみたら
やっぱり色んなものがごっちゃになっ た。
ごっちゃになったものをどうするかは、これからメソッドを作るところ。

参考資料&選曲↓

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2008年7月29日

「方法としての体育会系」外伝1

仲俣.JPG
仲俣さん 撮影:石垣星児


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○体育会系への忸怩たる思い...
・テレビネタのリピートで盛り上がる体育会系(リスナー)
・ヒップホップのイベントで感じた「格差」(charlie)
・文化系で体育会系より成績が悪いとほんともう...(柳瀬)
・文化系的「俺様問題」(仲俣)

○文化系の「集団」「個人」「友達」
・文化系マッチョ無き後,文化はどう継承されていくか(charlie)
・文化系は動機が集団ではなく個人(仲俣)
・チームを組むなら普段も酒飲めるやつ(森山)
 →単に友達としか仕事しない,にならない?(charlie)
 →長年続いている友達は「仕事していい」ってヤツが多い(森山)
・元々の友達とは仕事しない方が良いが,仕事がきっかけの友達は多い(仲俣)
・仕事した後で友達付き合いもできるような人間が本当の友達(仲俣)
・仕事もしつつ友達関係というまま世の中に出れる,というのが理想 (charlie)

○文化系が好きな異性
・文化系を好きとは言い出せなかった中高生時代(峰さん)
 →本当は僕らの事好きだった!?(charlie)
・文化系は「僕を好きになってくれる子」が好き(charlie)
・色素が薄い女は下の毛も薄い。私は...(峰さん)
・男子校メソッド:妄想女子は乱れる!!(charlie)
・青春時代モテなかった妄想男子の方がセックスが巧い(峰さん)
 →妄想が実践に活かされた時のスパーク力は男女共通! (charlie)
・文化系と自己規定した男子は,文化系,体育会系どちらの女子が
 好きになるのか(仲俣)
 →ヲタコンテンツに増えたスポーティ女子,ツンデレ女子(charlie)
・「体育会系女子」と何を話せばいいのか(仲俣)
・俺どっちの「みゆき」が好きかなぁ...(森山)

※charlieと高原さんの友情が見られる「αシノドス」はこちら
http://kazuyaserizawa.com/synodos/mm/index.html


参考資料↓

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2008年7月30日

「方法としての体育会系」外伝2

峰&森山.JPG
森山さん&峰さん 撮影:石垣星児


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○リスナーのメールから
・権力を伴った選民思想から生まれた美意識が,体育会系の起源?(リスナー)
 →丸山真男がひっぱたかれた話。
   日本における「下克上」,「エリートの位置」(charlie)
・体育会系への反抗としての文化系的アイデンティティ(リスナー)
・体育会系から話しかけられた思い出。壁を作っているのは文化系?(仲俣)
・高校の体育会系に村山由佳を流行らせた話(charlie)
・ものの貸し借りから始まる体育会系と文化系の友情もある(仲俣)
 →最初のカードを文化系から切らなければいけない時も(仲俣)
・筋トレで初めて味わった身体感覚(リスナー)
 →ここから人のつながりも生まれるかも(charlie)
・文化系女子とのモノの貸し借りは楽しくないの...?(峰さん)
 →話の合う女子は多いけど恋愛に発展しない...(仲俣)

黒幕.JPG
ぐじゅぐじゅと説明する黒幕(社会人11年目 一応) 撮影:石垣星児

○「ボクのことが好きな女の子が好き」問題
・「オリジナル」と「ワナビー」(リスナー)
 →「文化系」という言葉で武装する人はオリジナルにはなれない(リスナー)
・自分が「多数派の中では勝てない」という「敗北を抱きしめたい」 (黒幕)
 →その上で,多数派とは違う事をやりたい(黒幕)
・「僕の事を好きになってくれる女子が好き」は不愉快(黒幕)
・「趣味は合うけど自分よりはものを知らない女子が好き」
  という文化系男子 。(黒幕)
・「メンドーな人ですねえ」(峰さん)
・表面的な「分かります」と,全部含んだ「分かります」は違うのでは?(峰さん)
 →「格下だと思っている女の子」に分かるとは思えないはず。(黒幕)
・たくさんの友達や恋人を作る事が大切(斎藤)
 →「自分の事が好きな子」とだけ付き合っていたら「敗北」がない(黒幕)
・恋愛は「とりあえず惑え」(柳瀬)
・僕は,褒められたらそれを10倍に増やしたい(charlie)
・僕とcharlieの,ギャラクシー賞の受け止め方の違い(黒幕)


参考資料↓

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2008年7月31日

「方法としての体育会系」放送後記

放送後記.JPG

■放送後のスタジオの様子をご覧いただけます。
動画を見る「方法としての体育会系」放送後のメッセージを見る(2.8MB)

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