次回のLifeは
「このメディア環境を生きる」
3月27日(日)深夜25:30~28:00
出演:鈴木謙介、津田大介、仲俣暁生、柳瀬博一、斎藤哲也、速水健朗
ゲスト:神里達博(東京大学特任准教授 科学史 科学論)
※再生できない場合は、個別ページかTBSラジオクラウドにてお聞きください。
※最新エピソードはユーザー登録なしでお聴きいただけます。
予告編の出演:鈴木謙介、速水健朗、斎藤哲也、伊藤聡、長谷川P(黒幕)
※当日はストリーミング中継を実施しますので、ラジオをお持ちでない方も、
パソコンとネット環境があればリアルタイムでトークを聴くことができます。
サイト右上の「スペシャルなお知らせ」をクリックしてください。
著作権の関係で音楽は聴くことができません。
なお、通常は本放送終了後の外伝収録の様子もストリーミングで中継して
いますが、現在TBSラジオでは一部を除き他の生放送番組でもストリーミング
を実施している関係で、今回のストリーミングは放送と同じ4時までとします。
外伝をリアルタイムで聴きたい方は、Ustreamをご利用ください。
※Ustreamによる動画中継も行います⇒ http://ustre.am/lrQf
※ラジコでは音楽も聴けます。
ラジコは現在、エリア制限を解除しているため国内ならどこからでも
聴取可能ですが、被災地優先でお願いします。
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charlieです。
東日本大震災に対応するということで、NHKをはじめとするテレビ放送が
インターネットでも見られるようになったり、radikoが日本国内ならどこでも
聴けるようになったりと、これまでなかなか進まなかった「通信と放送の融合」
が、大きな一歩を踏み出しました。
もちろん「非常時」のいまだからこそという面もありますが、
実はこの数週間に限っても、NHKの「クローズアップ現代」に津田大介さんが
出演して、ニコニコ動画での同時配信も行われたりと、着々とネットと放送の
間は近づいていたんですよね。
いまのところ、視聴者、リスナーという立場から見ればよいことだというのが
大方の評価だと思いますが、一方のネットの側では、メディアとしての倫理の
あり方やTwitterで出回った震災がらみのデマなど、これまでも問題になりつつ、
一定の自浄作用も働いてきた「負の側面」をどうしていくのか、あらためて
問われているところがあります。
また、震災への対応という点では、計画停電の詳細な情報のように、
そもそもネットで検索しないと自分の地域がどのグループに入っているのか
分からなかったり、物事が決まっていくスピードが速いので、インターネットで
リアルタイムの情報を追っていないと対応が混乱しているように見えて
しまったりと、「情報格差」の問題も浮き彫りになったと思います。
今月のLifeは、そうした昨今の変化も踏まえつつ、「このメディア環境を生きる」
と題して、ネットも、テレビもラジオもその他のメディアもひっくるめて、私たちを
取り巻いているメディアの環境について話していきます。
誰かが編集した情報を、ただ黙って受け取っているだけではいろんなところで
困ってしまう現在。でも、すべての人がネットの速度について行くことなんて
できるわけないという現実も見据えつつ、私たちひとりひとりが「どう生きる」のか
を考えたいと思います。
リスナーの皆様からも
「いまのメディア環境、いいと思うところ、悪いと思うところは?」というテーマ
でメールを募集します。今回の震災関連の情報だけではなく、最近の日々の生活
の中で助かったことや困ったことなどを教えてください。
いまのメディア環境について、感じていることや疑問などでも結構です。
もちろん、震災や原発関連の報道や情報伝達についてのメールも歓迎です。
メールアドレスは life@tbs.co.jp
ぜひお早めによろしくお願いします。
※Life関連URL
・「ライブメディアの現在」
http://www.tbsradio.jp/life/20100328/
・「ラジオ」
http://www.tbsradio.jp/life/20070106/