◆予告編の収録風景@TBSラジオ4st
左手前から時計回りに伊藤聡さん、仁平さん、速水健朗さん、黒幕
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次回のLifeは
「クルマ社会の過去・現在・未来」
5月23日(日)深夜25:30~28:00
ウェブ中継を実施しますので、ラジオをお持ちでない方も、パソコンと
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※今回は予告編が長くなってしまったので、2分割して配信します。
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charlieです。
若者が車を買わなくなった、と言われています。
実際には消費全体が全世代で落ち込んでいること、特に都市部での交通網の
発達などが原因だと言われていますが、「クルマ」にある種の夢とあこがれを
持っていた世代には、「別にクルマなんて必要ないし」という価値観そのものが、
異星人の考え方のようです。
とはいえ、大学生がクルマに乗って友達と遊びに行ったり、彼女とドライブデート
するのが当たり前、みたいに思われていた当時の新人類も、上の世代からは
「異星人」扱いされていたわけですが。
個人として乗りたいかどうかは別として、これから高齢化が進むと、ドライバーの
あり方も見直さないと行けなくなりますし、モータリゼーションを前提に構築されて
きた様々なインフラや雇用も、変化に直面することになります。
今は賑わっているかもしれませんが、たとえば地方のサービスエリアの雇用って、
割とバカにならないと思うんですけど、利用者が減ればここも雇用が減りますね。
その他、サービスステーションや道路建設業なども。
僕は「ウェブ社会」という言葉を、みんながインターネットを利用する社会ではなく、
インターネット接続が前提になった社会と定義しているんですが、その意味で
「クルマ社会」、つまり自家用車でもタクシーでもバスでも、クルマに乗ってどこかに
行くことが前提になっていた社会の枠組すら、変わろうとしているのかもしれません。
郊外へのスプロール化を規制し、徒歩で出歩ける範囲に都市機能を集中させる
「コンパクト・シティ」構想なんかも、そのひとつでしょう。
じゃあクルマってもういらないのか、と言われると、たぶん10年、20年レベルでは、
そんなことはないんじゃないかという気がします。だとすると、どんなクルマなら、
これからの社会にあってもいいものなのか。
というわけで今回は「クルマ社会の過去・現在・未来」をテーマに、
文化論としてのクルマ、クルマ社会の未来について語ります。
皆様からも「クルマに乗って、何をしたいですか?何をしたかったですか?」
というテーマでメールを募集します。
クルマを買えば生活がバラ色になると思ってバイトに明け暮れた大学時代、
初めてのドライブデートのために徹夜で作ったテープ、なんて思い出話から、
クルマに乗らなくなりましたとか、こんなクルマなら乗ってもいい、という、
非ドライバーの方からのメール、その他クルマについて思うこと、などなど
幅広く募集します。
今月も「ベストメール賞」に選ばれた方には、超レアのベストメールバッジを
プレゼント。ベストメール賞は次回予告のPodcastingで発表ですので、
生放送中も含め、どしどしメールをお寄せください。
メールはぜひお早めに! life@tbs.co.jp
参考資料↓