◆今回のスペシャルゲスト・東浩紀さんです。
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○今,思想が求められている?
・売れる思想解説書,思想界隈での若手の台頭・・・(charlie)
・「僕と鈴木さんで思想の話・・・?」(東浩紀さん)
・思想地図vol.3,もうすぐ出ます!(斎藤)
・頓挫した「東浩紀の作り方」企画(斎藤)
○ゲスト・東浩紀さんの来歴が示す「時代の空気」
・思想業界の東浩紀,サブカル界の東浩紀,それぞれの来歴
→この二つが合体したのが「動物化するポストモダン」
・柄谷行人,上野俊哉,竹熊健太郎,村上隆...様々な人との出会い(東)
○そもそも「現代思想」って何?
・「現代思想」がという言葉が持つ特殊な意味(東)
→フランスでのポストモダニズムの隆盛と,その周辺を指す場合が多い
・日本語の「批評」が持つジャーゴン感(東)
・「現代思想」という雑誌に刷り込まれた特殊な感覚(仲俣)
・「思想家」って普段何を研究してるの?(リスナー)
→「思想家」という職業は無い(東)
→「思想家っぽい小説家」「思想家っぽい社会学者」というメタカテゴリー(東)
→「思想家」とは「すげぇ考えてる奴」程度の意味(東)
→「思想」とは違う特殊な意味を持った「現代思想」(東)
○「思想」は更新されない?
・思想家の名前が更新されない状況(斎藤)
→端的に更新されない(東)
→最新思想の輸入で日本のシーンが変わる,というドライブはもう効かない(東)
・「監視」を論じてもフーコーを引いてくる現状(charlie)
→扱う問題が変わっても思想的な枠組みは変わっていない(charlie)
・「昔から言われている問題」を扱うのが思想家(東)
・学問の輸入文化の伝統と,その終焉(東)
○思想に関心を持つきっかけ
・自分の身の回りの経験から立ち上がる「思想」(リスナー)
・かつて「思想」を支えていた教養主義文化の終焉(charlie)
→大学的な知の枠組みに,浅田彰が与えたインパクト(仲俣)
・なぜ大学時代に現代思想に関心を持ったのか分からない(東)
・ソルジェーニツィンを読み始めたきっかけ(東)
text by Life助手 齋藤雅之
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参考資料&選曲↓
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このパートで掛けた曲
●「バクテリア」hide(charlie選曲,アルバム「PSYENCE」収録)
●「I Shall Be Released」The band
(斎藤さん選曲,アルバム「Music from Big Pink」収録)
このパートのBGM
●The Field "Everybody's Got to Learn Sometime"
http://www.myspace.com/thefieldsthlm
●Butcher the Bar "House/Home"
http://www.myspace.com/butcherthebarband
●Royksopp "HAPPY UP HERE"
http://www.myspace.com/royksopp