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「文化系トークラジオ Life のやり方」


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2013/03/24「論壇のいま、Lifeのこれから」 アーカイブ


2013年03月24日Part0(予告編)「論壇のいま、Lifeのこれから」

ustream_life201303.jpg

今月のLifeは

「論壇のいま、Lifeのこれから」


 

※再生できない場合は、個別ページTBSラジオクラウドにてお聞きください。
※最新エピソードはユーザー登録なしでお聴きいただけます。

3月24日(日) 深夜25:00~28:00 (=月曜1:00~)


出演:鈴木謙介、速水健朗、津田大介、仲俣暁生、
大澤聡、円堂都司昭、西森路代、常見陽平ほか


予告編:鈴木謙介、速水健朗、斎藤哲也、仙波希望、長谷川裕P(黒幕)

ラジコではインターネットで放送同様、音楽も聴けます。

Ustreamによる動画生中継も行います⇒ http://ustre.am/lrQf

============

charlieです。

4月からLifeは偶数月のみの隔月放送になります。
ということで、今月は月一放送のラストということになります。
好評発売中の『文化系トークラジオ Life のやり方』でも、
これまでのLifeを振り返っているのですが、これも何かのタイミングという
ことで、3月のLifeでも、これまで僕らがやってきたことは何だったのか、
という話をしてみたいと思います。

といっても、番組制作論やマネタイズの話ではなくて、議論をする場
としてのLifeがテーマ。題して「論壇のいま、Lifeのこれから」。
論壇という言葉はとても曖昧ですが、それを様々な議論が展開する
シーンのことだと考えるなら、「論壇は終わった」と言われる一方で、
「若手論壇」や「ネット論壇」が注目されるいまという時代に、
Lifeは何をしてきたのか、これからどうしていくのかを話し合うことには、
それなりの意味があると思います。

というのも、いまメディアで活躍している論客の多くがLifeに出演した
ことがあったり、あるいはそもそもLifeが実質的なマスメディアデビュー
という人も少なくないわけです。かくいう僕もそうでした。
じゃあLifeがいわゆる論壇的なものとすごく近いかというと、
「友だちのつくり方」なんておよそ論壇ぽくないテーマの回もあって、
位置づけがよく分からない。

そんなLifeなので、僕たちだけで考えてもしょうがない部分もあります。
ですので、リスナーの皆さんからのメールも交えながら「論壇とLife」に
ついて考えたいというのが、今回の趣旨です。

「いまの論客たちに期待すること」「これからのLifeに期待すること」
というテーマでメールを募集します。論客にはもっとマスメディアに出て欲しい
とか、Lifeには青臭い議論を期待するとか、あるいは「論壇」にまつわる思い出、
Lifeのイメージを形作った回はこれだ!といったメールもお待ちしてます。

メールアドレスは life@tbs.co.jp

※年齢、職業、お住まいの地域などの情報もお忘れなく。

メールはぜひお早めにお願いします!

では、生放送でお会いしましょう。

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2013年03月24日Part1「論壇のいま、Lifeのこれから」

撮影:萩野友紀               撮影:会田邦秋
DSC_9112.jpg  IMG_5235.jpg
    チャーリー(鈴木謙介)            大澤聡さん



 

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○論壇とLife
・番組からお知らせ...4月以降、Lifeが偶数月の隔月放送になります
・Lifeは今までどんなことを議論してきたんだろう?(charlie)
 →論壇との関わりから探っていこう(charlie)
・Lifeというバンドの方向性(charlie)
 →メジャーにいく?インディーズに留まる?(charlie)
・隔月化によって次の放送への準備期間が延びる(リスナー)
・「古市憲寿は絶対に論壇で売れる」という確信(charlie)
・認知されて初めて論壇になる(斎藤)
・論壇のプロレス的な面白さ(斎藤)
・ハイパーブッククリエイターの常見です(常見)
・この十年間、労働社会学は死んでいた(常見)
・強い主張を持って活動すると批判される世の中(charlie)
 →昔は内輪だった論壇、現在は比較的開かれている(charlie)
 →炎上マーケティングに対しての同情マーケティング(津田)
・ブログ論壇、はてな論壇...ネット上の論壇的なもの(仲俣)
・これが論壇だと指し示すキュレーターの方に力がある(仲俣)
・ブログと新書の近しさ(仲俣)

○論客の外見問題
・頬が硬直しているのでフェイシャルエステに行ってみたw!(大澤)
・論壇の多メディア化...喋っている所が大衆に晒される(大澤)
 →ある時期以降の論壇の難しさの一因(大澤)
 →論客のマルチタレント化(大澤)
・批評よりレビューが優位になってきた(円堂)
 →じっくりとした物が読まれなくなっている(charlie)
・Life隔月化で一番困るのは僕です(速水)
 →論壇当落線上問題(charlie)
・論客のタレント化と外見や佇まいの問題(charlie)
 →かつては見た目が問われなかったが、今は...(charlie)
 →本を出してから痩せてゆく著者たち(西森)

             text by Life助手;今野夏希


○参考URL

・ビデオニュース・ドットコム インターネット放送局
 http://www.videonews.com/

・「丸山眞男」をひっぱたきたい
 http://t-job.vis.ne.jp/base/maruyama.html

・津田大介さんが「ヤング・グローバル・リーダー」に - ITmedia ニュース
 http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1303/13/news078.html

・文藝春秋|『ブログ論壇の誕生』 特別付録
 佐々木俊尚が選んだ著名ブロガーリスト
 http://www.bunshun.co.jp/blog_rondan/

○Life関連アーカイヴ  

・2007/01/01 「文化系大新年会~朝まで生Life!」(宮台真司ほか)
 http://www.tbsradio.jp/life/20070101/

・2010/09/26「新・家族の条件」(宇野常寛、古市憲寿ほか)
 http://www.tbsradio.jp/life/20100926/

・2011/02/21「K-POP in Japan」
(澁谷知美、西森路代、瀧坂亮、大澤聡ほか)
 http://www.tbsradio.jp/life/20110221k-pop_in_japan/


参考資料&選曲↓

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2013年03月24日Part2「論壇のいま、Lifeのこれから」

撮影:萩野友紀
DSC_9412.jpg DSC_9119.jpg
       円堂都司昭さん     常見陽平さん            


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○論壇と論壇時評
・論客に期待するのは料理番組に出ること!(リスナー)
・論客はどこまで仕事を広げりゃいいのか問題(charlie)
・リスナーの連帯感がLifeのよさ(リスナー)
・論壇という言葉はいつからあるのか(charlie)
 →そもそも論壇が存在したことはあるのか?(大澤)
 →論壇という言葉は明治の半ばに生まれ、1930年代に一般化(大澤)
 →1931年に始まった論壇時評(大澤)
・論壇が議論していることは昔から変わっていない(大澤)
 →論壇は何も解決してこなかったのか...(charlie)
・論壇時評の委員の経験(charlie)
 →七年前の段階で論壇誌より経済誌が多かった(charlie)
・新聞の論壇時評が論壇をあるように見せていた(仲俣)

○論壇、論客の範囲
・どこまでが論壇なのか、どこまでが論客なのか?(常見)
 →論壇を名指す人が論壇の範囲を決める(大澤)
・ある時期から、テレビと論壇の関わりが変わってきた(津田)
・公の場所に置けるものとしての論壇誌(円堂)
・吉本隆明コム・デ・ギャルソン問題(常見)
 →全共闘世代のカリスマ吉本隆明がan・anに出た衝撃(charlie)
 →大衆性に依拠した吉本隆明(charlie)
・スターシステムの肥大化が80年代に起きたのか(charlie)
・料理番組で求められる才能=評論家に求められる才能(大澤)
・論壇に興味を持つ女性が増えたのでは(西森)
 →内田樹がCanCamに出たこともある(津田)
・論客はどこまでやって許されるのか(常見)
 →メディアとの距離感の問題(charlie)
・原発、沖縄、TPP等への若手論客の意見が強くない(リスナー)
・一般の人はどれほど論壇に関心を持っているのか?(リスナー)
・学者が専門家として語る論壇(charlie)
 →それ以外も求められつつある(charlie)

             text by Life助手;今野夏希


○参考URL

・ジャーナリズム史の再点検[7]
――紙面の「スター・システム」化現象から考える - WEBRONZA
 http://astand.asahi.com/magazine/wrculture/2013032100009.html?iref=webronza

・國分功一郎 哲学者 |『GQ』が注目する エルメス8cmタイの23人
 http://gqjapan.jp/120924_hermes_16/


○Life関連アーカイヴ
・2010/07/25「Life 夏の1冊」
 http://www.tbsradio.jp/life/20100725life_1/

・2008/05/11「雑誌」(藤井大輔ほか)
 http://www.tbsradio.jp/life/2008511/


参考資料&選曲↓

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2013年03月24日Part3「論壇のいま、Lifeのこれから」

撮影:会田邦秋               撮影:萩野友紀
IMG_5193.jpg DSC_9124.jpg
        速水健朗さん        津田大介さん


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○ゲームとしての論壇
・論壇は単なる趣味みたいなものではないか(リスナー)
 →僕らが求めているのは現実への具体的な処方箋(リスナー)
 →あなたの論は現実を動かしましたか?(リスナー)
・津田さんの論の中身はわからないが何を行動しているかはわかる(速水)
・現実をどう捉えるか?(斎藤)
 →考え方が変わった、何かに興味を持った、も現実を変えてる(斎藤)
・論壇の壇はboard、一種の盤上のゲーム(大澤)
 →ゲームの結果視聴者が置いてきぼりにされる、昔からの繰り返し(大澤)
・ダボス会議に呼ばれることの意味(津田)
・立ち位置ゲームとして可視化された論壇(charlie)
・『ゼロ年代の論点』でやりたかったのは、論壇ではなくて論網(円堂)
・単なる呟きが議論の一部のようにされるtogetter(円堂)
・昔は議論する場とテーマが一体化していた(charlie)
 →今は論壇を作る場の上にテーマがある状況(charlie)
 →個別のテーマ、論点が出てきやすい(charlie)


○肩書き問題
・当落線上にいる我々はどうなる(charlie)
 →その時々のトピックにどう食いついて行くか(速水)
・ライターは論壇にいない(速水)
 →ライターからITジャーナリストへ肩書きを変えた(津田)
・ライターは売文業という認識のされ方(charlie)
 →金に関係なく主義主張がないと論壇にはあがれない?(charlie)
・かつてはライターも評論家とひとくくりだった(大澤)
・ライターと名乗るのは戦略(速水)
 →ライターだとちょっとしたコラムなんかの仕事が来る(速水)
・メディアアクティビストは歴史ある肩書き(津田)
・評論家と名乗れるほどではない...(常見)
 →ライターと名乗る自意識(西森)
・フリーランスという言葉も1930年代からある(大澤)
・学者、評論家、ライター、レビュワー...肩書きのデフレ化(仲俣)
・ウェブ以降の論壇に乗ることの意味(charlie)
 →テレビには出るけれど論壇には乗らない方が実効的に見えてしまう(charlie)
・学者は結構忙しい!(charlie)
 →あなたの見えるところで世の中を動かしてないだけ(charlie)

             text by Life助手;今野夏希


○Life関連アーカイヴ  

・2009/09/13「『ニッポンの思想』をめぐって」(佐々木敦、小林浩ほか)
 http://www.tbsradio.jp/life/20090913/

・2009/05/24「現代の現代思想」(東浩紀ほか)
 http://www.tbsradio.jp/life/20090524/


参考資料&選曲↓
123

45

このパートでかけた曲
●ゼブラヘッド "アンセム"(津田さん選曲)


BGM↓
●Mocca "Life Keeps On Turning"

●Moacir Santos "This Life"

●Cajun Dance Party "Colourful Life "

●The Blow Monkeys "This Is Your Life"

●Prefab Sprout "Life's A Miracle"

●The Strokes "Life Is Simple In The Moonlight"




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2013年03月24日Part4「論壇のいま、Lifeのこれから」

撮影:萩野友紀
DSC_9134.jpg DSC_9141.jpg
      斎藤哲也さん             仲俣暁生さん
 

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○Life=ムーンライダーズ説
・隔月化...これから論壇とどうかかわっていくのか(charlie)
・Lifeってバンドだったんじゃないの?(津田)
 →Lifeをバンドに例えるならムーンライダーズ!(津田)
 →バンドがなければ生きていけないわけじゃない(津田)
・ムーンライダーズのテクノロジー導入の早さ(速水)
・シーンへの影響力は持ち続けていた(charlie)
 →じゃあ俺たちはどうやって影響力を持つか、関わるか?(charlie)

○論壇と論争
・雑誌ベースの昔の論争はペースがゆっくりだった(常見)
 →ゆっくりすぎて末節に議論が逸れていくことも(大澤)
・あらかじめテーマを決めてwebで論争の構図を作ってから放送へ(charlie)
 →隔月で行われる戦いに向けて盛り上がる...プロレス的(常見)
・二ヶ月間かけて論壇のようなものをweb上に作り上げる(charlie)
・論壇のボード上に乗り続ける必然性はあるのか(charlie)
 →ラジオではなくて自分たちでPodcastをやるのはどうなのか(charlie)

○Lifeのアイデンティティ
・そもそも、Lifeは論壇だったのか?(斎藤)
・論壇らしくないテーマも接続する面白さ(斎藤)
・論壇では聞けないような話を聞けるのがLifeのいいところ(リスナー)
・総合誌的、立ち位置のはっきりしないLife(charlie)
・Lifeのコンテンツの売りは「人」(charlie)
 →そういう「人」がわざわざLifeに出る意味とは(charlie)
・Life、俺じゃなくてもいいんじゃないか(charlie)
 →それは絶対ありえない(西森)
・Lifeの放送がない月にサイドでやる何かが要る(津田)
・チャーリーの持つ総合性、触れ幅の広さ(速水)
・「Lifeっぽい」というキーワード(津田)
 →Lifeはいい意味でブランドになっていない(津田)
 →それぞれがブランドになっている(仲俣)
・ある種のブランド効果はある(charlie)
 →では、そこからのアウトプットをどうする?(charlie)

            text by Life助手;今野夏希


○Life関連アーカイヴ  

・2011/09/25「愛という名のもとに」
(二村ヒトシ、海猫沢めろん、千木良悠子ほか)
 http://www.tbsradio.jp/life/20110925/

・2007/02/10 「憧れの女性(ひと)」
 http://www.tbsradio.jp/life/20070210/

・2007/11/25「暴走するインターネット2.0」(荻上チキほか)
 http://www.tbsradio.jp/life/20071125/

・2013/02/24「夜遊びのゆくえ」
 http://www.tbsradio.jp/life/20130224/

参考資料&選曲↓
123

456

このパートでかけた曲
●ムーンライダーズ "スパークリングジェントルメン"(リスナー選曲)


BGM↓
●Nick Heyward "Into Your Life"

●Best Coast "My Life"

●The Rutles "Love Life"

●Mondo Grosso Feat. Bird "LIFE feat. bird"

●Soul II Soul "Back To Life"

●Black "Wonderful Life"




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2013年03月24日Part5「論壇のいま、Lifeのこれから」

撮影:萩野友紀
DSC_9381.jpg DSC_9241.jpg
      西森路代さん             速水健朗さん



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○座談会のメリットと論客の"喋り"問題
・メディアに出るとかかる見た目などのバイアス(charlie)
・論客たちのメディアへの警戒(charlie)
・Lifeに出ている時の私とNHK教育に出ている時の私は違う(常見)
・Lifeは時間をかけて丁寧な説明をしやすい(常見)
・座談会に出ることのメリットとは(charlie)
 →ちゃんとした人と一緒になることで自分もそう見られていく(西森)
・座談会によって一人ではたどり着けない論点にたどり着く(charlie)
・書店の棚での論壇の可視化(円堂)
・文章から受ける印象と実際に見た印象の違い(大澤)
 →柄谷行人、小林秀雄...なんか思ってたのと違う!?(大澤)
 →チャーリーは逆に、喋りはフランクで書いてるのは堅い(津田)
・喋りがうまくないといけなくなってきたのはゼロ年代後半(大澤)
・過剰に求められるタレント化(charlie)
・台本に縛られるテレビから逃れるためのネット(大澤)
・ギルド、社交場などの要素を含んだLife(津田)
 →ここから若手を育てようという意識(津田)
・座談会から生まれる論点(速水)

○論点とシーン
・Lifeから出てきているトピックがたくさんある(速水)
 →Lifeに出る意味...ここで引き取ったものを本にする(速水)
 →色んな論点を拾って形にできる(charlie)
・はっきりした問題とは別にシーンとして生まれてきた論壇(charlie)
 →雇用問題とは別のところで生まれたニート論壇(charlie)
・韓流デモやK-POPからジェンダーなどの問題へ(西森)
・シーンとの関連には自分たちは気付かない(charlie)
・Twitterのクラスタと社会との結びつき(津田)
 →そこからの越境とコラボレーション(津田)
・Lifeに出ることで創出されるもの(津田)
 →佐々木敦さんの『未知との遭遇』の例(津田)
 →若い人に続いてもらえたらいい(charlie)
 →『教室内カースト』の鈴木さんも出てましたね(常見)
・キングクリムゾンのリーダーが引退してからのプロジェクト(円堂)
 →Life生き残り策のヒントにも...(円堂)

○参考URL

・「朝まで生テレビ!」はいつまで続くのか? : アゴラ
 http://agora-web.jp/archives/1475699.html

・GS・たのしい知識について - 薔薇十字制作室
 http://d.hatena.ne.jp/dzogchen/20050807


○Life関連アーカイヴ

・2011/02/21「K-POP in Japan」
(澁谷知美、西森路代、瀧坂亮、大澤聡ほか)
 http://www.tbsradio.jp/life/20110221k-pop_in_japan/

・2011/03/27「このメディア環境を生きる」(神里達博ほか)
 http://www.tbsradio.jp/life/20110327/

・2009/01/25「未知との遭遇」
(佐々木敦、さやわか、吉田アミほか)
 http://www.tbsradio.jp/life/2009125/

・2013/01/27「友だちの作り方」
 http://www.tbsradio.jp/life/20130127/


参考資料&選曲↓
123

456

789

101112

このパートでかけた曲
●King Crimson "Elephant Talk"(円堂さん選曲)


BGM↓
●The Replacements "Hold My Life"

●Throw That Beat In The Garbagecan! "I Dedicated My Life To You"

●Ray Davies "Is There Life After Breakfast?"

●The Free Design "Tomorrow Is The First Day Of The Rest Of My Life"

●土岐麻子 "The Good Life"

●GAKU-MC "a day in the life"


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2013年03月24日Part6「論壇のいま、Lifeのこれから」

撮影:萩野友紀
DSC_9299.jpg



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○それぞれのLife像
・Lifeを聞いて人や社会と関わりたいと考えるようになった(リスナー)
・チャーリーの「さぁ、希望の話をしよう」という言葉が好き(リスナー)
 →何も変わらないかもしれないけど、誰かに希望を語って欲しい(リスナー)
・聞いた人が少しでも変わるきっかけになればいい(常見)
・面白いオッサンが世の中にいるということを知ってもらえれば(常見)
・主婦など女性にも届く話をして欲しい(リスナー)
 →女性リスナーがもやもやしていることに責任を感じる(西森)
 →女性や高齢な方に向けた話もできれば(charlie)
・黒幕の言葉「誰が話しているかよりも、何を話しているか」(リスナー)
・Lifeリスナーの言葉に勇気をもらえる(仲俣)
 →文章に対する意識が変わったリスナーもいるのでは(charlie)

○Lifeの可能性
・まだ開拓していない部分もたくさんある(津田)
・時間帯、曜日による感情の違い...日曜深夜の感情(津田)
 →別の時間帯や曜日には別の可能性がある(津田)
・Lifeの自主レーベル化(津田)
・論壇は何を言うかより誰が言うかが見られてしまう(常見)
 →いい座談会は誰が言ったか抜きにも流れがある(大澤)
・やはり「誰が」というところも重要(斎藤)
 →人の継続性という面白さ、魅力(斎藤)
・老害化したくないな...(charlie)
・もはや若手社会学者ではないチャーリーが牽引する番組の機能とは(リスナー)
・フェードアウトするくらいなら成し遂げて終わりにしたい(charlie)
・俺がいないLifeも成り立った(charlie)
 →「Lifeっぽい」の再考や、俺じゃないLifeの可能性も考えていい(charlie)
 →チャーリーが司会ではなく一パーソナリティとして出てみては(常見)
・Lifeはチャーリー不在を乗り越えた。今回の隔月化も一つのチャンス(津田)
・若い人が出てくる一つの回路としてあればいい(charlie)
 
             text by Life助手;今野夏希


○Life関連アーカイヴ

・2010/01/24「今、聞きたい名言」(川原和子、二村ヒトシほか)
 http://www.tbsradio.jp/life/20100124/

・2007/01/13「失われた10年~Lost Generation?」
 http://www.tbsradio.jp/life/200701210lost_generation/

・2009/11/01 「Life@むさび 平凡コンプレックス」(公開録音)
 http://www.tbsradio.jp/life/20091101_life/

BGM↓
●The Russian Futurists "Your Life On Magnetic Tape"

●Cumulus & Rob Rush "Day In The Life"

●PIZZICATO ONE Feat. Gwyneth Herbert "A Day In The Life Of A Fool"

●Kid Cudi "Soundtrack 2 My Life"

●R.E.M. "Imitation Of Life"

●嵐 "a Day in Our Life"



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2013年03月24日Part7(外伝1)「論壇のいま、Lifeのこれから」

撮影:会田邦秋
IMG_5317.jpg IMG_5120.jpg

IMG_5135.jpg IMG_5214.jpg



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○論壇とサロン
・ギルドとサロン、対極的な二つの概念(大澤)
 →ギルドは文壇、論壇はサロンに近い(大澤)
 →徒弟制のギルドとより水平に近いサロン(大澤)
・お座敷に上がれる人、上がれない人(大澤)
・サロンって何をしてきたの?(charlie)
 →文藝春秋編集部の遊び 将棋、ピクニック...(大澤)
・お座敷に上がれるか上がれないかを決めるのは誰?(charlie)
 →雑誌に載れるかどうかが基準、編集者が決める(大澤)
・今の論壇のサロン的要素が見えてこない(charlie)
 →サロン的な余裕が生んでいたもの(charlie)
 →サロン的要素を継承したいと言っている東浩紀(charlie)
・サントリー学芸賞を受賞することで参加できる研究会(charlie)
 →研究会も大事だが、その後の非公式な交流も大事(charlie)
・サロン的余裕からシーンが広がる(charlie)
 →ニコニコ学会βの機能(斎藤)
・誰に言われたわけでもなく始めた大学院のランチミーティング(charlie)
 →耳学問する場所の必要性(大澤)
・かつてサロン的な論壇が持っていた機能の一部は継承できる気がする(charlie)
・事実上サロンとして機能しているのは新聞の時評面(仲俣)
・掲載誌別、朝日新聞論壇時評言及頻度数...『世界』が圧倒的(仲俣)

○新しい論壇
・ネットが論壇の場を作るようになっている(仲俣)
 →じゃあネットだったら何が良いんだろう?(charlie)
 →インターネットの影響力と限界(常見)
・新聞や雑誌などのネタ元がネットになってきている(常見)
・論壇的な物を経由して、今、人はどこを目指すのか?(charlie)
 →若い人にとって論壇に関わるメリットとは(charlie)
 →テレビに出ればゴールなのか、大学のポストを得ればゴールなのか(charlie)
・テレビに出て出演料もらって本も売れて...好きなことはできてるのか?(常見)
 →ギャラはタレントより安い、影響力もそんなにない(charlie)
 →あくまでテレビが作りたい物に当てられる、Lifeとはまた違う(charlie)
・トークショーが最近凄く多い(円堂)
 →次に続かないイベントの乱立は問題(charlie)
・若手論壇ブームとバンドブーム(常見)
 →若手論壇ブームはもう終わってもいい(常見)
 →一部にだけ特権を与えて囲い込むということは終わるべき(charlie)
 →囲い込むなら囲い込むで、もっといい方法もあるんじゃないか(charlie)

○参考URL

・第4回ニコニコ学会βシンポジウムin超会議
 http://niconicogakkai.jp/nng4/

・東浩紀の論壇時評 〈論壇の「復活」〉
 ネットが開く新しい空間(オピニオン) - WEB新書 - 朝日新聞社(Astand)
 http://astand.asahi.com/webshinsho/asahi/opinion/product/2010111600008.html


○Life関連アーカイヴ
・2013/02/24「夜遊びのゆくえ」
 http://www.tbsradio.jp/life/20130224/

・2009/05/24「現代の現代思想」(東浩紀ほか)
 http://www.tbsradio.jp/life/20090524/


参考資料↓
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789

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2013年03月24日Part8(外伝2)「論壇のいま、Lifeのこれから」

撮影:萩野友紀
IMG_5248.jpg DSC_9511.jpg
      西森路代さん          矢野利裕さん


 

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○Lifeイベント案
・この流れはピクニックしかない(大澤)
・20人とか30人集まって大人の社会科見学(charlie)
・イベントがトークイベントに偏ってる(大澤)
 →トークショーやグループワークより、料理作ったりしたい(常見)
 →その方が会話も進む(常見)
・楽器経験者多数...ライブやってもいいんじゃない?(charlie)
・海水浴したい(常見)
 →Lifeで海の家はどう?(斎藤)
・個人的にペンションがいい(charlie)
 →天体観測したい(仲俣)
・関西に行きたい(常見)
 →関西クラスタの人に案内していただく(charlie)
・書店イベントは都内が多いから地方でやれたら(大澤)
 →地方でイベントやって欲しいという要望が多い(常見)
 →リスナーが集まってる飲み会に顔を出すとか(charlie)
・秋田のリスナーさんがいたらメール、リプライください(黒幕)

○どんな場が欲しいか、必要か
・イベント打ち上げで浅通明さんに絡んだ記憶(charlie)
・今はネットで距離が近づいたというより遠のいた気がする(charlie)
 →「この集まり呼ばれてない、このイベント行けない...」(charlie)
・ランチやお茶会的なものいいですね(常見)
・Lifeの基本は「呼びかけ」のメディア(円堂)
 →聴いてる人同士が「いたよ、リスナー!」となるイベント(charlie)
 →オフラインとの近さがブロードキャストを支える一因(charlie)
・関西には出演者もたくさんいますよね?(大澤)
 →なぜ関西に人が集まるのか(速水)
 →むしろそれ以外に人を呼べる拠点がない(charlie)

○Lifeの新境地?
・お笑いライブに出たいと思っている(矢野)
 →人文系大喜利をやりたい(矢野)
・あえて関係ないことをやってみる、というのは企業研修にもある(常見)
・掃除をしたり、体を動かしたりすると頭も冴え見え方が変わる(charlie)
・みんなで絵画を描いてみるとか(charlie)
 →新しい才能が出てくるかもしれない(charlie)
・今までのやり方をどうぶっ壊すかということに新しさがある(charlie)
 →Lifeはまさにそういう番組(charlie)
 →最初に始まったときもオフシーズンのみのはずだった(charlie)
・次から新しいこと、チャレンジングなことを始められそう(charlie)

             text by Life助手;今野夏希

○参考URL

・米粒写経のトークがヤバいwww - NAVER まとめ
 http://matome.naver.jp/odai/2136409155145607701

・荻上チキ・Session-22
 http://www.tbsradio.jp/ss954/


○Life関連アーカイヴ

・2009/07/26「バンドやろうぜ」
 http://www.tbsradio.jp/life/20090726/

・2013/01/27「友だちの作り方」
 http://www.tbsradio.jp/life/20130127/

・2008/02/10 「愛の告白」(阿部真大ほか)
 http://www.tbsradio.jp/life/20080210/


参考資料↓
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