2011年07月24日予告編「僕らが旅に出る理由」
次回のLifeは
「僕らが旅に出る理由」
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7月24日(日) 深夜25:00~28:00
※4月からスタートが30分早まっています。
出演:鈴木謙介(charlie)、澁谷知美、古市憲寿、柳瀬博一、
津田大介、斎藤哲也、速水健朗、宇野常寛、海猫沢めろん、高原基彰
予告編(7月14日収録)の出演:鈴木謙介、速水健朗、斎藤哲也、長谷川P(黒幕)
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charlieです。
旅行というやつが昔から苦手で、いろいろと理屈はあるんですけど、
要するに出不精なんだと思います。
が、逆に考えてみると、「なぜ旅に出なければいけないのか」って、
もうその人の中の思い込みというか、幼少期の刷り込みだとか、
本や映画に影響されただとか、そういうこと以外に思いつかないんですよね。
で、これが日本全国レベルで共有されていたのがかつての日本だったとすると、
現代の「若者が海外旅行に行かないからけしからん」とかいうアレも、
お金がないとかそういう条件を差し引くと、そもそも「旅」への夢や憧れが
失われているのが原因なんじゃないかと。
一方でですね、「アニメ聖地巡礼」をはじめとして、アニメや映画のロケ地巡り
っていうのが注目を集めていて、「コンテンツツーリズム」とかいうんですけど、
こういうのではけっこう人は動いている。
でもこういう現象もよく見てみると、ローマに行って『ローマの休日』ごっこを
したりとか昔からあるもので、別に新しいわけじゃない。
実は『徒然草』の「仁和寺にある法師」の時代から、「旅」ってもの自体、
事前に「情報」によって形成されたイメージがあって、それをなぞるために
行くようなところがあるわけです。
それで、そうやって「ガイド本で見たのと同じ!」っていう旅がフィーチャー
されるほど、そういうものに載ってない秘境への旅、「その場所が持つ本質」
を体験したいという欲求も高まる。
「体験型ツーリズム」なんていって、外国人に田植えや伝統工芸の製作を
体験してもらうツアーから、「ご当地グルメツアー」まで、こちらも最近の流行です。
今月は、震災の影響で外国人観光客も減少する中、「僕らが旅に出る理由」
をテーマにお届けします。日本人がみなハワイ旅行に憧れた時代の話から、
バーチャルとリアルの区別があいまいな現代において求められる「旅」の
意義まで、今月も幅広く語り倒します。
リスナーの皆様からは「あなたの好きな旅」というテーマでメールを募集します。
1ヶ月くらい休みを取って南の島でバカンスとか、あてどない放浪の旅に出たい、
生まれた街を古地図片手に歩いてみたいなどあなたの理想の旅や、
あの時のこの旅が最高だったという思い出、最近マイブームなのはこんな旅、
この作品に憧れて旅に出た、などなど旅についてのメールお待ちしています。
僕みたいな出不精さんは「私が旅に出ない理由」も教えてくださいねー。
メールアドレスは life@tbs.co.jp
メールはぜひお早めに!
・参考URL↓
NHKオンデマンド「課外授業 ようこそ先輩」 津田大介 (7/16放送)
http://www.nhk-ondemand.jp/goods/G2011029703SC000/
TBSラジオの「らじこん」もよろしく!Lifeのコンテンツもあります。
http://www.radi-con.com/program/40
・参考資料↓
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