2018年12月23日「文化系大忘年会2018」Part6(20分45秒)
出演:鈴木謙介(charlie)、鈴木謙介、速水健朗、文月悠光、伊波真人、永田夏来、海猫沢めろん、ひらりさ、倉本さおり、塚越健司、宮崎智之、伊波真人、斎藤哲也
〇声を上げざるをえない人々
・「こうだったよね」と言い切れない2018年(c)
・世界的に自分が信じたいものの殻に閉じこもっている(リスナー)
→「敵を見つけて叩く」というやり方がどんどん過激に(リスナー)
・多くの人が黙ってしまった中で、黙るわけにもいかなかった人たち(c)
・「楽しいことに水を差すなよ」で黙りがちなのがオタク(ひらりさ)
→「ヒプノシスマイク」に問題提起をして叩かれたオタク(ひらりさ)
・議論し合う流れが作られたので来年はもっと話し合えるのでは(ひらりさ)
・『ザ・ヘイト・ユー・ギヴ』黒人性を隠さざるを得ない環境で
声を上げざるをえなくなる少女(c)
→今のアメリカ社会を反映(c)
・言わざるをえない状況にいる人が過剰な正義に映ってしまう(c)
・元アイドルを描く『さよならミニスカート』に見える葛藤(塚越)
→「りぼん」という媒体でやることに意味がある作品(塚越)
〇謝罪を求めるとき・求められたとき
・『82年生まれ、キム・ジヨン』に描かれる、女性が出会う抑圧(倉本)
→「読んだ」と発言しただけのアイドルが炎上、
意見されることへの男女差が露わに(倉本)
・炎上と謝罪(c)
→謝罪の言葉は難しい(倉本)
・「謝るのはそこじゃない」となるパターンも(文月)
→「対等になろう」「合意しよう」は難しい(文月)
・「ザ・スクエア」知らぬ間に加害者側に行ってしまうやりきれなさ(文月)
・傷ついたひとの傷は謝罪で癒えるのか(c)
→必要なのは謝罪より傷ついた側の納得を呼ぶ言葉では(c)
・必要とされている言葉と届けようとしている言葉が逆なのでは(c)
・もっとも心に澱の溜まる回に(c)
text by 千葉彩佳
〇Life関連アーカイブ
2018/04/22「もはやオワコン?〜"恋愛"の平成史」
https://www.tbsradio.jp/life/20180422/index.html
2016/06/26「有名税とのつきあい方」
https://www.tbsradio.jp/life/20160626/index.html
参考資料