2018年12月23日「文化系大忘年会2018」Part4(26分25秒)
出演:鈴木謙介(charlie)、鈴木謙介、速水健朗、文月悠光、伊波真人、永田夏来、海猫沢めろん、ひらりさ、倉本さおり、塚越健司、宮崎智之、斎藤哲也
〇Youtuberと文芸
・『AI vs 教科書が読めない子どもたち』
文芸とテクノロジーの関係はどうなっていくのか(リスナー)
・文字が読まれない時代に合わせてYoutuberになるも再生数伸びず(海猫沢)
・文学Youtuberベルさんの本の紹介(海猫沢)
・ボンボンTVの成功は30代、40代を企画から外し若者で固めたから(海猫沢)
・動画コンテンツのコマ割りが速すぎてついていけない(宮崎)
・ヤンキー文化だったYouTuber(速水)
→非ヤンキー分野ならまだ伸びしろある(速水)
〇Life出身のあの人も......2018年の文学と言葉
・『静かに、ねぇ、静かに』『ニムロッド』『ナイス・エイジ』2018年の文学(倉本)
・Wikipedia小説『ジャップ・ン・ロール・ヒーロー』(速水)
・口には出したくないけど......『平成くん、さようなら』(倉本)
→死とテクノロジーがテーマ(速水)
→小説なら思想を人物それぞれに仮託出来る(倉本)
・『希望難民ご一行様』以来名文を書くとは思っていた、悔しいけど感動(リスナー)
・思想の併存は図らずも今年を象徴(c)
→複数アカウントで思想を運営する『平成くん』(c)
・新語大賞が「映える(ばえる)」(倉本)
→言葉は生き物として変化していく(倉本)
・ネットにアーカイブが残ることで死んだ言葉が実感として残っていく(文月)
・言葉の文脈が共有されたときに初めて意味を生む(c)
→共有される言葉の文脈性を自覚すると表現の幅が広がる(c)
text by 千葉彩佳
〇Life関連アーカイブ
2012/01/22「何のためのアーカイブ?」
https://www.tbsradio.jp/life/20120122/index.html
2018/11/04「平成スタイル~そしてみんなユニクロを着るようになった」
https://www.tbsradio.jp/life/20181104/index.html
参考資料