2018年11月4日
「平成スタイル~そしてみんなユニクロを着るようになった」Part7(外伝1)(34:31)
出演:鈴木謙介(charlie)、速水健朗、永田夏来、南馬越一義、清田隆之、ひらりさ、倉本さおり、塚越健司、宮崎智之、斎藤哲也
〇ローカルの物語
・「ここでしか買えない」に弱い(リスナー)
→マインドが消費から応援に変わる瞬間(リスナー)
→ブランド品を買うときとローカル品を買うときの物語の違い(リスナー)
・南馬越さん持ち込み、旭酒造の「獺祭スパークリング50」
→東京のファッションウィークに獺祭が協賛(南馬越)
・クラフト系のブーム(c)
→作家から直接コンタクトが来るのが良い(c)
・ユニクロはザ・資本主義(永田)
・一点物への課金(宮崎)
→「洋服の並木」でモッズスーツを仕立てる(宮崎)
・デニムの街・倉敷で買うデニム(宮崎)
〇ようこそ手作り沼へ
・実はコートを自作するほどの手作り派(永田)
・可愛い布があったら何かを作りたくなる(c)
→布もボタンも選びたい放題でサイズもぴったり(永田)
・日暮里のお店で見て同じものをネットで買う(永田)
・行きつく場所は布(宮崎)
・老いを感じたら和装になりたい(c)
〇バイヤーの目の付け所
・直感で見る(南馬越)
・素人が服を買うときに見るべきは?(塚越)
→それこそ「可愛い」と思えれば(南馬越)
・型紙オタクなのでデザイナーの線画から想像して買う(永田)
〇最強のカスタマイズが行きつく場所
・かつて服を買う行為の権威は外側にあった(c)
→今は自分に向いていく(c)
→最高にカスタマイズされた手段は自分のために作る/作ってもらう(c)
・機械が客観的に計るのとの違い(c)
→好みに合わせてくれる(宮崎)
・ビッグデータ処理との違いは(塚越)
→出来上がったもののプロセスに物語が入る(c)
・自分で試すことに物語がある化粧沼(塚越)
→ZOZO SUITの失敗はコミュニケーションの無さ(c)
・パーフェクトなシャツが自力で量産できるようになるとつまらなく(永田)
→ユニクロに行くと「私のしてきたことは?」と(永田)
→産業とはそういうもの(c)
〇個性と情熱の世代論 ~矢沢あい論を添えて~
・若くて自分の時間があるときには自分のものを作りたい(c)
→思い出される『ご近所物語』(c)
・「自分の世界をちゃんと持つ」ための手段が手作りしかなかった(c)
→もう一度手作りに戻る理由は物語(c)
・自分のエゴと折り合っていく『ご近所物語』(宮崎)
→その下の世代の『Paradise kiss』では折り合えない(宮崎)
→向き合って折り合っていく『ご近所』と折り合いのつかない『パラキス』(c)
・個性に対して尖ることに、さらに上がいる『NANA』
・オザケンのファンコミュニティで下の世代に「何でそんなに熱いの?」と......(永田)
・トライアンドエラーを正しく踏める沼の入り方があるはず(塚越)
→パッションを持つのが難しい時代にどう沼の入り方を構築するか(塚越)
・パッションの持ち方を提供することは出来るが(c)
→「ファッションの民主化」は良かったのか(c)
text by 千葉彩佳
〇Life関連アーカイブ
2018/04/22「もはやオワコン?〜"恋愛"の平成史」
https://www.tbsradio.jp/life/20180422/index.html
2017/10/29「失われた時間を求めて~ワークとライフのはざまで」
https://www.tbsradio.jp/life/20171029/index.html