2018年8月26日「そのコトにプレミアム料金を払いますか? 〜課金化する社会のゆくえ」Part3(27:24)
出演:鈴木謙介、加島卓、ひらりさ、速水健朗、柳瀬博一、海猫沢めろん、塚越健司、斎藤哲也、宮崎智之
〇イベントのお知らせ
・9/30(日)のイベントは
「斎藤哲也の分かりたいあなたのための哲学超入門教室」(仮)
〇まだまだあります「課金要素」
・音楽業界の売り上げは上昇中(リスナー)
→2010年以降の「エンタメにお金を払おう」という流れ(charlie)
・妻の無痛分娩にお金を投じる(リスナー)
・ダイエットや健康管理に課金(リスナー)
〇ガチ勢が語る「身体への課金」
・病院の課金要素はいかほどか(charlie)
→差額ベッド代は純粋な課金(宮崎)
・自業自得の入院では大部屋なのが逆に良かった(宮崎)
→他の人の症状を見てお酒を断つことが出来た(宮崎)
・病院の待ち時間をお金で解決したい(リスナー)
・歯磨き粉のランクをちょっと高めに(リスナー)
・差し歯を「インプラントにしろ」と歯医者に勧められる(宮崎)
・治療にもグレードが存在する(海猫沢)
→メスかレーザーを選ばされたレーシック手術(海猫沢)
→「プレミアムハラスメント」の存在(海猫沢)
・保険適用外のものは「課金」というイメージ(塚越)
→薄毛治療や歯のホワイトニング、サプリなどに課金(塚越)
・自分がアップグレードする感覚(宮崎)
→外から見ると違う感覚かも(塚越)
→一種のアバター感覚(海猫沢)
→整形のカジュアル化(ひらりさ)
・コト消費として身体課金を通して人生が明るく(宮崎)
→鼻を通したら料理がおいしくなった(宮崎)
〇課金と依存と倫理のハナシ
・依存症の問題(宮崎)
→社交・コト消費として楽しんでいたお酒がいつの間にかモノ消費に(宮崎)
・本人は良くても周りから見ると微妙なパターン(加島)
・中毒と課金の深い関係性(c)
→「課金でより強い体験ができるのでは」という考えが依存の入り口(c)
→自分は無限に課金の対象にできる(c)
→「本人が良い」で済むものと済まないもの(c)
・自分自身を金で買える感覚が何をもたらすのか(c)
→不老不死がお金持ちだけに出来るならそれ以外は無用になるのか(斎藤)
→デザイナーズチャイルド・早期教育など自分自身に留まらない問題(c)
text by 千葉彩佳
〇Life関連アーカイブ
2015/02/22「No Music, No Life?~音楽はいまどう聴かれているのか」
https://www.tbsradio.jp/life/20150222no_music_no_life/index.html
2012/09/23「アンチエイジング社会のゆくえ」
https://www.tbsradio.jp/life/20120923/index.html