「そのコトにプレミアム料金を払いますか? 〜課金化する社会のゆくえ」予告編(40'51")
8月26日(日)25時〜=8月27日(月)午前1時〜
「そのコトにプレミアム料金を払いますか? 〜課金化する社会のゆくえ」」
予告編の出演:鈴木謙介(charlie)、速水健朗、斎藤哲也、矢野利裕、宮崎智之、長谷川裕P(黒幕)
※ラジコではインターネットで放送同様、音楽も聴けます。
※ツイキャスでも中継します→ http://twitcasting.tv/life954
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charlieです。
この夏はあまりレジャーやエンタメに触れることがなかったんですが、花火大会に行って感じたのは、昔よりもずいぶん混んでいて、なんだか花火も迫力に欠ける気がする一方で、色んな種類の有料席、有料エリアが設定されているということです。こういう席って、地元の名士の方が座るものなのかなと思っていたんですが、普通に販売されているんですね。
あらためて振り返ってみると、テーマパークのファストパスとか映画館のプレミアシートなど、「ちょっとだけ割増料金を払うと快適さが上がる」という事例が目につくようになった気がします。「ちょっと」の幅も色々ありますが、このくらいならなんとか、という値段をつけられると、つい「払ってもいいかも」という気になります。
こうしたことが目につくようになった背景には、「モノ消費」から「コト消費」へのシフトで、体験に求められることが高級化したこと、観光客の増加などで需給バランスが崩れ、価格を上げて需要を抑制せざるを得なくなったこと、新興国の成長も含め、海外での価格スタンダードが持ち込まれるようになったことなどがあると思います。こうした「課金すれば快適/課金しないと不快」というのが当たり前になってくると、みんなが平等に豊かになっていくという大衆社会の前提も通用しなくなり、貴族制にルーツを持つ階級社会に似てきてしまうのではないかという危惧も覚えます。
という大きな話はありますが、ひとまずこの「課金化」の流れについて、リスナーの皆様のメールも含めお話していきたいと思っております。題して「そのコトにプレミアム料金を払いますか? 〜課金化する社会のゆくえ」。
メールのテーマは、「レジャー、エンタメ、体験など、あなたがプレミアム料金を支払っている、払ってもいいと思っているコトを教えてください」、ということで、「こんなコトに課金してます」「こんなに高いのかと思ってけど、払ってみたら快適だった」「ここまで払わないといけないなんてなんか変」など、特にコト消費や体験に関する消費にまつわる「プレミアム料金」へのご意見・ご感想をお待ちしております。
メールアドレスは life@tbs.co.jp
ぜひお早めに!