出演:charlie(鈴木謙介)、柳瀬博一、文月悠光、速水健朗、塚越健司、倉本さおり、宮崎智之、斎藤哲也ほか
「平成カウントダウン~この30年で何が変わったか」Part5(40'44")
〇エロで技術は進化する?
・エロコンテンツの変化(リスナー)
・電子書籍を伸ばした女性向けエロ漫画(charlie 以下c)
・「素人モノ」が多くを占めるパッケージ(c)
→素人自作のエロ動画の造り込んでなさが逆に受ける(宮崎)
・情報技術の進歩に大きな影響を与えたエロ(塚越)
→元夫「エロ動画が俺をパソコンに強くさせた」(倉本)
・投げ銭とライブチャット(塚越)
・素人でもフェイクポルノをねつ造できるアプリ(塚越)
→取り締まりは可能か(斎藤)
→方法はあるが完全ではない(塚越)
・失敗したエロと技術(速水)
・テレビがエロから撤退(宮崎)
→ゴールデンでもおっぱいが出ていた時代(c)
〇消えていく輝き、失われるこだわり
・テレビの権威、ある種の輝き(c)
→「すごいもの」から「流れていくもの」になって失われた(c)
→まともにアーティストの名前も言えない現在(c)
・テレビ番組のOPをカセットテープに録音して聞いていた(塚越)
→繰り返しには今の方が優れている(速水)
→動物的な反復にすぎず輝きが失われた(c)
・倒産寸前のギブソンのギター(c)
→何十万とするものを一万人に買ってもらえなくて残れない者たち(c)
→こだわりの喪失(c)
〇ポスト平成の成長 ~フラットな社会で走り続ける~
・「平ら(フラット)に成る」預言的な「平成」という元号(斎藤)
→フラット化していく時代(斎藤)
→「ステージに上がる」から「バズり続ける」に(c)
・技術が我々を良くすると思っていたが、そうではなかった(塚越)
・炎上と鎮静の繰り返し(塚越)
→僕らは過去も未来も見ずこの瞬間を生きている(塚越)
・「ステージに上がる」オールドタイプの安定感(宮崎)
・新しいことをし続けることを求められる(塚越)
→自己研鑽を求められるしそれを否定することはできない(塚越)
・もう有名さには憧れない(文月)
→わかってくれる人と何かをする(文月)
・書店員が民主的に選ぶ「本屋大賞」(倉本)
→民主的にやることに疲弊(倉本)
・わかってくれる人を増やす回路へ(速水)
→書籍が書店に並ぶのはその点で強い(速水)
・最後まで本を読み通せるのは何割かだけ(c)
→バズりの瞬発力との時間差をどう埋めるか(c)
・各人の感覚の差(c)
→Youtuberの次はテレビ、の人もこのままここで、の人も(c)
・短距離走を死ぬまでやるのは無理(斎藤)
→大人も成長しなければいけない(塚越)
→大人の階段が無くなってずっとトラック走に(c)
・瞬間瞬間の適応(塚越)
→強いから生き残るのではなく適応するのがポスト平成の成長(塚越)
・世界は進化していくのに日本はフラット(c)
→上が詰まっている(塚越)
→駆逐も押上げも出来ずスカスカしたした時代のイメージ
・平坦は楽だがずっと走らなければ(c)
・何かを踏みつけにする成長には戻らない(塚越)
text by 千葉彩佳
〇参考URL
・ポルノ動画の顔部分を有名人と取り替える「フェイクポルノ」
―リベンジポルノにも利用される恐れ(塚越健司) - Y!ニュース
https://news.yahoo.co.jp/byline/tsukagoshikenji/20180301-00082117/
〇Life関連アーカイブ
・2016/06/26「有名税とのつきあい方」
https://www.tbsradio.jp/life/20160626/index.html
・2018/01/01「文化系大新年会2018」
https://www.tbsradio.jp/life/201801012018/index.html
参考資料