出演:charlie(鈴木謙介)、柳瀬博一、文月悠光、速水健朗、塚越健司、倉本さおり、宮崎智之、斎藤哲也ほか
「平成カウントダウン~この30年で何が変わったか」Part4(27'59")
〇生き残るもの、蘇るもの
・紙の本はいつまで生き残るのか(文月)
→電子化が進む一方で残っていく紙(文月)
・チェキに代表されるネットと紙の横断(文月)
・若者にとっての「物はお金がかかる」という新鮮さ(charlie 以下c)
→コスト感覚の変化(c)
・差異化のための現像代(c)
→情報の差異化は難しい(倉本)
・八ミリに戻るならノスタルジアだけどVHSに戻っていく(速水)
・ファンが復活させたポロライド(速水)
・じきに無くなると思われていたものが消えなかった(速水)
〇デジタルについていけない肉体
・デジタル化は合理化(塚越)
→デバイスひとつで何千冊と読める電子書籍(塚越)
→フィジカルの限界の技術で超える(c)
・作業効率は上がったが疲れも増えたGoogleグラス(塚越)
→フィジカルの限界を技術で超えてもうまく行くとは限らない(塚越)
・サブスクリプションのおすすめ動画(塚越)
→自分で探すのは面倒だから意志を代行してもらう(塚越)
・それはテレビでは?(c)
〇テレビは弱くなったのか
・テレビの凋落(c)
→平成初期には素人をテレビスターにする回路があった(c)
→今テレビに出ることはステータスか(c)
・ユーチューバーに憧れる子どもたち(斎藤)
・テレビの方が保証されていると思いたいだけ?(文月)
・ネットは無料、の感覚から「これで食べていける」に(文月)
・テレビとネットの仕事ならどっちを選ぶか(c)
→誰に照準を合わせるのか(塚越)
→影響力と言えることのバランス(塚越)
・テレビ局の近くにいたら写真を頼まれた(c)
→「何かの人」なのは分かるが「何の人」かは分からない(速水)
・後追いで知って拡散されていく情報(文月)
→後日知る人が大事に(文月)
→ただ流れていく人は残らない(c)
・炎上も同じ構造(速水)
→誰かの再生産を見て文脈が無視される(速水)
・浅ヤンのすごさはモー娘。が可愛いと言い切ったこと(倉本)
→価値の提供(倉本)
text by 千葉彩佳
〇Life関連アーカイブ
・2012/11/25「"わくわくできる未来"を求めて」
https://www.tbsradio.jp/life/20121125/index.html
・2011/03/27「このメディア環境を生きる」
https://www.tbsradio.jp/life/20110327/index.html