出演:charlie(鈴木謙介)、柳瀬博一、文月悠光、速水健朗、塚越健司、倉本さおり、宮崎智之、斎藤哲也ほか
「平成カウントダウン~この30年で何が変わったか」Part3(26'49")
〇携帯とPC、ヤンキーとオタク
・今の小学生はみんなスマホで遊ぶ(リスナー)
・ネットとオタクカルチャー(charlie)
→ネットの発達でスポットライトの当たった層(リスナー)
・ヤンキーとオタク、携帯とネットの住みわけがされていた時代(リスナー)
→隔たりは無いが地雷があちこちにある今(リスナー)
・携帯はリア充のモノだった(c)
→『電車男』のオタクたちが典型的(柳瀬)
→PCと携帯のユーザーは別の行動をしていた(柳瀬)
〇「みんなのインターネット」の現在
・SNS小説の系譜(倉本)
→ユートピアは『電車男』まで、その後はディストピア(倉本)
→あの頃には暗黙の了解があった(塚越)
→みんなのものになると話は変わってくる(塚越)
・平成10年代のオタク的カルチャー(c)
→平成20年代にグローバル化(c)
・スマホの登場とともに溶けていく携帯文化(c)
・差別されていた人間たちの熱さ(塚越)
→技術と共に浄化されていく(塚越)
・2000年代に生まれた定番曲たち(c)
→「平成の曲が分からない」と言ってももう平成になって30年(リスナー)
〇ハードからソフトへ
・世界を席巻していたSHARPのSidekick(c)
→ハードウェアの時代がギリギリ残っていた2000年代(柳瀬)
→日本社会はハードからソフトの流れを逃す(柳瀬)
・2000年代後半までは「いつか潰れる」と言われたAmazon(柳瀬)
→黒字か赤字かではない価値転換(柳瀬)
・アマゾンは次のプラットフォームへ(速水)
→日本もファミコンなどの市場基盤を作る側として優秀だった(速水)
・売りたい人と買いたい人を出合わせるのがプラットフォーム(塚越)
・平成10年代のプラットフォームはハードだった(c)
・世の中がまだ「モノ」だった平成10年代(c)
→すべてがスマホに集約するならハードは何でもいい、の今(c)
〇イベント告知
・武蔵野・三多摩企画の第2弾!武蔵野の音楽について(宮崎)
Lifeイベント 3月25日(日)
「武蔵野/シティ/ポップ/ライフ――郊外ミュージックの可能性」
滝口悠生×大石始×柳樂光隆×矢野利裕×長谷川裕:
受付はPAPER WALL nonowa 国立店 電話 042-843-0261
text by 千葉彩佳
〇Life関連アーカイブ
・2009/09/27「"居場所"の現在」
https://www.tbsradio.jp/life/20090927/index.html
このパートでかけた曲
●フラワーカンパニーズ "深夜高速"(宮崎智之さん選曲)