速水健朗さん&鈴木謙介(charlie) 撮影:ササキミチヨ
出演:charlie(鈴木謙介)、楠正憲、三上洋、速水健朗、西森路代、塚越健司、倉本さおり、海猫沢めろん、斎藤哲也、宮崎智之
「Life貨幣論~お金について本気出して考えてみた」Part8(26'04")
○VALU体験談から見る評価型経済
・お金持ちは偉い、という一つの基準とVALU(charlie)
→三上さんがVALUを発行(charlie)
→ストップ高が何日続くかはいかにVALUに貢献しているのか(三上)
→実は本人の価値に繋がっていない(三上)
→VALUのプラットフォームでの評価(charlie)
・値段を付けられたくないからやっていない(charlie)
→ついてしまった額については高くキープせざるを得ない(三上)
→本来の自分の値どうこうより値段がついたらそれを上げる行為(三上)
→とりあえずデビューしたアイドル(塚越)
→VALUで集まるお金は株主的圧力もあるのでは(charlie)
→「推している」は価値が上がって欲しいというのもあるのでは(西森)
→無償の愛か否か(塚越)
→「今値上がりしているから」は総選挙以上に人に値をつける行為(charlie)
・発行主になったときにその種のプレッシャーは気にならないのか(西森)
→気になるのでVAを発行しすぎないように(三上)
→現在はVALUそのものが縮小中(三上)
→発行主の増加とビットコインの値上がりが原因(三上)
→売り手が増えれば売り手当たりの価格が下がる(charlie)
・人間に評価をつけてお金にしようと話は多い(charlie)
→YouTuberの払いはGoogleの胸先三寸(charlie)
→本質はフローであるそれらとVALUは異なる(楠)
→ホルダーへのコミットメント(楠)
→名前は最後までつきまとう(三上)
→リスクが大きいと考えるべきか、クラウドファンディングの例(charlie)
→クラウドファンディングには商品を送って決済する出口がある(楠)
→税法上どうなるのか決まるまでは違法でなくてもリスク(楠)
→止めるとなると道義的責任(塚越)
→仕組み的にはセーフだが社会的評価に傷(三上)
○愛とお金
・顔が見えるという負債(塚越)
→人間的期待や怒りの中でよからぬことになるのでは(塚越)
→「気持ちを込めたお金」なるものがこの世にはある(charlie)
→人間をお金で動かせる(charlie)
→中国のYouTuberへの投げ銭(塚越)
→何千万円の怖すぎる期待(塚越)
→金の切れ目が縁の切れ目(楠)
→薄く広く集めるならいいが1割の高額出資、
「裏切れないあしながおじさん」が現れる(charlie)
・ニコ生配信も太いファン2,3人のまとまった投げ銭が主軸(三上)
→本来のお金のフローさを超えてくる(charlie)
→結婚宣言にキレるファン(charlie)
→それは本当の愛ではないのでは(楠)
→太いファンはコミュニケーション過多(三上)
→お金を愛の方向に持っていくならいいが支配にしか行かない(charlie)
→大学生にお金をつぎ込みすぎて引かれる『紙の月』(倉本)
→無償の金を注がれると危機感を感じる(倉本)
・お金の話が人間関係がどうなっていくのかという話に(charlie)
→期待する関係と実際の形のずれ(charlie)
→今まで想像しなかったものを生み出している入り口では(charlie)
text by 千葉彩佳
○Life関連アーカイブ
2016/06/26「有名税とのつきあい方」
https://www.tbsradio.jp/life/20160626/index.html
2011/09/25「愛という名のもとに」
https://www.tbsradio.jp/life/20110925/index.html