出演:charlie(鈴木謙介)、速水健朗、西森路代、柳瀬博一、塚越健司、倉本さおり、海猫沢めろん、斎藤哲也、宮崎智之
「"共感"される"エモい""パワーワード"を"忖度"して"PR"!」part3(36'47")
○Lifeパーソナリティの新刊宣伝タイム!
・3年分の時事問題をこの度出版へ『新・ニッポン分断時代』(速水)
→最近は意外と無い時事放談(速水)
・『哲学用語図鑑』は10万部、その続編『続・哲学用語図鑑 ―中国・日本・英米(分析哲学)編』(斎藤)
→今回は中国・日本の思想や英米分析哲学をまとめて一冊に(斎藤)
→おかげさまで発売前重版(斎藤)
・ホストがクラウドファンディングで子育て
『キッズファイヤー・ドットコム』(海猫沢)
→かつてない反響(海猫沢)
・今日はメタコンテクストな番組に(charlie)
○はっちゃけご当地PRの明暗
・Twitterのテストステロンさんのパワーワード(メール)
→筋トレの世界はパワーワードが多い(charlie)
・温泉県とうどん県(メール)
→地元的には何てことない遊園地のPR動画がバズる(速水)
→自治体PRの先駆けとして大分にアメリカのPR会社(宮崎)
→PRのゴールは移住・定住(宮崎)
・広告だとばれると嫌がられるところをいかに入り込むか(charlie)
→今まで広告でやらなかったことをする面白いご当地動画(速水)
→目立つのは行き切ったところで、はじけきれない県もある(西森)
→やりすぎて炎上(charlie)
→海女さんキャラが「女性蔑視」(速水)
→本来のコンテクストから離れたネット上での批判(charlie)
○知らず知らずのPR
・PRの存在感は増しているのか(斎藤)
→インターネットが出てきて広告とPRの差が曖昧に(柳瀬)
→広報と宣伝が一体化してブランドマーケティングに(柳瀬)
→アドマークとPRの混同(柳瀬)
→宣伝させられてることに無自覚に(速水)
→PR手法の最新版「○○の日」(速水)
・映画のPRに関係のないスキャンダルがあったタレントを呼ぶ(西森)
→会見でプライベートの話をすると断るのまでお決まり(西森)
・PRは空気を作ること(宮崎)
→アンケート結果をリリースするとメディアが使う(charlie)
→会社の作った結果から空気が出来上がっていく(宮崎)
○ウェブで雑誌が燃えるワケ
・女子を脅して買わせる方式で炎上(西森)
→VOCEの「女の市場価値」(速水)
→雑誌とウェブは別にやっている場合も(西森)
→雑誌は支持層に届けばいいが、ネットに手を出して失敗(速水)
→ウェブと紙では同じブランドでも全然別の伝わり方(柳瀬)
→雑誌と同じ感性で作ると燃える(柳瀬)
text by Life助手:千葉彩佳
○Life関連アーカイブ
・2014/06/22「里山ウェブの時代」
https://www.tbsradio.jp/life/20140622/index.html
・2015/04/26「ポジティブの現在/ネガティブの未来」
https://www.tbsradio.jp/life/20150426/index.html
このパートでかけた曲
Elvis Costello
「(What's So Funny 'Bout) Peace, Love And Understanding」
柳瀬博一さん選曲
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TBSラジオ「文化系トークラジオLife」
偶数月・第4日曜日25時〜生放送!
AM954/FM90.5
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