「ポスト・トゥルースのその先へ」part3(20'59")
○コミュニケーションとポスト・トゥルース
・コミュニケーションの暗黙の了解をネットは無視できる(速水)
→自分のルールを押し付ける(charlie)
・面と向かえば体があるからフレームのぶつかり合いは起こらないが
ネットは身体性を介したコミュニケーションでないから起こる(神里)
・最近は名前や会社を公表して過激な発言をする人が増えている(charlie)
→実際のコミュニケーションでも衝突は多発するが微調整している。
ネットのコミュニケーションにはフィードバックがない(charlie)
・ネットが原因じゃない(神里)
・サイレントマジョリティ問題、ノエルノエマンの「沈黙の螺旋」(charlie)
→大声で叫んだり賛同したりする人がいれば賛成してしまう(charlie)
→話し合いのレベルに引き上げるのに疲れてしまって諦める(charlie)
→最低限の言論の自由と教養がある、民主主義の果て(神里)
・認知の疲れ。人が一日に出来る意思決定は限られている(斎藤)
・「誕生日のパラドックス」腑に落ちる感覚が大事(メール)
・ラジオが答え(メール)
・体がついていかないことが問題(神里)
○情報のあり方について
・一瞬で、インスタントに理解できるもの以外は発信できなくなっている(charlie)
・広告やページビューに重きを置くネット世界の収益モデル(charlie)
→どんなものが読まれるかなどは全てわかっている(斎藤)
・ニュースやワイドショーが、答えのあるニュースしか伝えない(斎藤)
→ポスト・トゥルースの時代に、マスメディアにも疑心の目が(斎藤)
・記事の転載依頼などが多々来るが無視してしまうことが多い(charlie)
・ページビューに引っ張られて、タイトルや段落に注意を払ってしまう(charlie)
→文字数にも編集者から指定が入る(宮崎)
・スマホの時代、3000文字以上は読まれない(宮崎)
→本音は5000字読んでくれる人に来てほしい(charlie)
→最後までたどり着かない前提で基準を下げすぎている(charlie)
→LINEニュースも、キャプションだけで納得しクリックにつながらない(宮崎)
→14文字で納得させるテクニックが向上。数字が内容に勝った(charlie)
・ライターにもページビューに関するデータが伝わってくる。
内在的にマーケティングに左右されている(宮崎)
・テクニックを知った瞬間、選択肢を持たされ、試される(charlie)
→明らかに効果のあるスイッチなら押してしまうもの(charlie)
・小沢健二の新曲は平行世界を描いている(速水)
text by Life助手:舟橋瑞季
このパートでかけた曲
●小沢健二 "流動体について"(速水健朗さん選曲)
参考資料
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TBSラジオ「文化系トークラジオLife」
偶数月・第4日曜日25時〜生放送!
AM954/FM90.5
ラジコ、ツイキャス、Ustreamでも生配信
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TBSラジオ「文化系トークラジオLife」
偶数月・第4日曜日25時〜生放送!
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