「ブロック化する社会をどう生きるか」Part4
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◯「自分の見せ方」におけるグレーゾーンとブロック
・ゲームのブロック機能でドラえもんの独裁スイッチを思い出す(メール)
・Twitterで独裁スイッチのようにフォローした人皆ミュート(メール2)
・ブロックの回数制限を設けることを提案(速水)
・テクノロジーを活かし、最低限の物しか持たないミニマリスト(速水)
・ミニマリスト、断捨離はブロックなのか?(charlie)
・Twitterを開かなくなるのが究極のブロックに近い(仁平)
→ブロックはまだ繋がりを捨てきれていない、断捨離が足りない(仁平)
・情報収集や人間関係構築がSNS前提の人達が増加(charlie)
・違う形で自己以外のものがある(仁平)
→自己決定における外部の位置が、社会学の話と今とでは大きく違う(仁平)
・過剰に見えてしまう情報空間(仁平)
→コミュニケーションのモードが追い付いていない、暫定的にブロック(仁平)
・ネット上の振る舞いとコントロールできないグレーゾーンの大きさ(charlie)
→公に向けた自分の取る責任が大きくなってしまう(charlie)
・自分からグレーゾーンが広くならないように絞る方法(charlie)
→絞り方も、友達向け、仕事先向けといろいろと分化する(charlie)
・グレーゾーンでアウトと判断したらブロックで済まさざるを得ない(charlie)
・分化せずにTwitterで個人名において発言することの危険さ(西森)
→Twitterの発言だけでなくfavやRTにも責任が伴ってしまう(西森)
・グレーゾーンにおける文脈の混乱(charlie)
・メディアに流れない情報収集や相手の意外な一面を見られるツール(charlie)
→いいところや使えるところがあるのにそれを捨てていいのか(charlie)
・情報や人間関係のミニマリストは究極の私生活主義(charlie)
・仁平さんの立場(塚越)
→たまにインターネットを見るから全体像がはっきり見える立場(塚越)
→他人からの見られ方に乗ってバランスをとれる強い人(塚越)
・ブロックすることで人生は快適だが、成長の機会を排除してしまう(塚越)
→見たくないものは一切見ず、見たいものだけ見ようとする集団分極化(塚越)
・親密圏、公共圏どちらにおいてもミュート、ブロックは必要(charlie)
→グレーゾーンが広がることで、引っかかる情報もある(charlie)
・グローバリゼーションに翻弄される日本企業(斎藤)
→グローバリゼーションに対応するのも考えものなのでは(斎藤)
◯独占と親密圏
・職住近接で囲い込む居住問題(速水)
・人間が流動化、職住近接のようにブロックしないと囲い込めない(charlie)
・人が残る理由は人間関係、家族のような関係、福利厚生(速水)
・存在意義を運命的に感じさせるのは人を繋ぎ止める理由になる(charlie)
・親密圏、公共圏の人間関係(charlie)
→相手を独占できる関係をつくれるかどうかが勝負(charlie)
・所属があることがステータス(西森)
→若い子たちがブラックなところでも独占されたがる(charlie)
→質問しづらいから自己ブロックして納得してしまう(塚越)
・社会運動の話へ(charlie)
◯参考URL
「「独占」について―ポスト・ソーシャル時代の親密性 」
SOUL for SALE(charlieさんのブログより)
http://blog.szk.cc/2015/08/26/about-a-monopoly/
◯Life関連アーカイブ
2014/09/28「僕はなぜ『嫌われる勇気』にハマるのか?」
http://www.tbsradio.jp/life/cat-1439/
2014/04/27「マイルドヤンキー限界論」
http://www.tbsradio.jp/life/20140427/
参考資料&選曲↓
このパートでかけた曲
●Stevie Wonder "I just called to say I love you(心の愛)" (速水健朗さん選曲)
BGM↓
●Idlewild "Live In A Hiding Place"
●The King Of Luxembourg "How To Get On In Society"
●Best Coast "How They Want Me To Be"
●Jason Falkner "I Live"
●Bill Evans "How My Heart Sings"
●Stanton Moore "Carnival"