撮影:会田邦秋
松谷創一郎さん 海猫沢めろんさん
「いまヤバイ!人文社会系」Part4
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◯80年代から90年代後半にかけて
・言葉の中身に付随してくっついてくる感染力(charlie)
→感染関係が誕生しシーンを作る(charlie)
・トークイベントを仕掛けている場所(ゲンロンカフェ)(メール)
・感染力のターニングポイント2つ、95年以降と21世紀(charlie)
→なんとも名前がついていない知的ブーム(charlie)
・サブカルチャーから社会を語る言葉まで、80年代の知的な言葉遊び(charlie)
→言葉だけが遊離してヤバい!と思う時代から(charlie)
→目の前の出来事と言葉が結びつきヤバい!となる瞬間(charlie)
→charlieが宮台真司を初めて知った時の衝撃(charlie)
・1989年宮崎勤事件、捉えきれずにもやもやとしていたもの(松谷)
→95年のオウム事件で吹きだした(松谷)
・「80年代」問題、終末感がカルチャーにあったが昭和末と重なり躁状態(中森)
・岡崎京子個人を通して見る、時代的なこと(中森)
・人になぞらえて何かを話す(オウム、酒鬼薔薇)(charlie)
→社会現象ではなく人の分析(charlie)
→解釈枠組みをどこに求めるかで精神科医が活躍(松谷)
・「名付けられていない90年代」のキーワードは「リアル」(仲俣)
・「リアル」という言葉が生まれたことは、本物のリアルをめぐる闘争(charlie)
→リアルじゃないところに行った奴がだめなら「リアル」議論起こる(charlie)
・90年代の社会学心理学の感染原因(charlie)
→単なるコミュニケーションツール(charlie)
・80年代までのアイドルはソロ、今はグループ(中森)
→感染力あるカリスマ的なアイドルがいない(中森)
→グループアイドルを応援すること自体がコミュケーションツールに(中森)
・ヤバい人に会って感染するスタイルではなくなっている?(中森)
・鶴見済、宮台真司、岡崎京子、言ってはいけないことを言った人達(松谷)
→95年を経て、みんな言い始めた(松谷)
・95(94?)年の太田出版忘年会の凄さ(中森)
・90年代的タブーが開いたとき、80年代的な感染する知は減少(charlie)
・社会と関わって何か話すときにパフォーマンスとしての知を入れる
のが難しい(charlie)→問題の難化(仲俣)
・日本の中流意識、見えない社会階層(松谷)
→でも実は皆バラバラだと感じたのが90年代(松谷)
・理解できないものが登場した時に、知の仕事は理解すること(charlie)
→理解をすることによって腑に落ちようとする心理(charlie)
→腑に落ちようとする人がいないと成り立たない(charlie)
→90年代までは理解できないながらも腑に落ちたい人がいた(charlie)
→21世紀に入って、腑に落ちるかどうかはどうでもよくなった(charlie)
・世界観を必要とするオタクvs.タフに生きていく女子高生(charlie)
text by Life助手;新井亜主美
○参考URL
『おたく』の研究 第1回 | 漫画ブリッコの世界
http://www.burikko.net/people/otaku01.html
○Life関連アーカイヴ
2006/10/28 「After95」
http://www.tbsradio.jp/life/20061028_after95/
charlieの「新・エヴァ論~ゼロ年代のシンジ君」
http://www.tbsradio.jp/life/2007/09/charlie_2.html
2008/06/22「秋葉原無差別殺傷事件」
http://www.tbsradio.jp/life/cat202/
参考資料&選曲↓
このパートでかけた曲
●TAL feat. FLO RIDA "Danse" (松谷創一郎さん選曲)
BGM↓
●Röyksopp "Looser now"
●Papas Fritas "It's Over Now"
●The Jayhawks "I'm Still Dreaming, Now I'm Yours"
●Joe Henry "You Can't Fail Me Now"
●Godiego "Now Your Days"
●Richard X. Heyman "Clear To Me Now"