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Life書籍化第二弾ができました!

「文化系トークラジオ Life のやり方」


第一弾はこちら
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イラストと番組ロゴは浅野いにおさんに描いていただきました。
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2009/07/26「バンドやろうぜ」 アーカイブ


次回7月26日(日)「バンドやろうぜ」予告

yokoku-tsuda.jpg
◆メインパーソナリティ席に座る津田さん、にんまり。



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次回バンドやろうぜの放送は

7月26日(日)深夜25:30~

今回もウェブ中継を実施しますので、ネット環境があればリアルタイムで
聴くことができます。


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友達の家に遊びに行ったら、埃をかぶったギターケース(ソフト)が立てかけられて
いて、「あれ?お前ギター弾くんだ」なんて話になり、俺も昔バンドやってたんだよ、
とかって話から酒の勢いもあって「じゃあ俺らでバンドやろうぜ!」と盛り上がるも、
練習時間が取れずに挫折、という経験がある人、リスナーにはどのくらいいるん
でしょうか。どうもcharlie(鈴木謙介)です。

商業音楽の中では、DJや打ち込みの登場で「バンド」だけが音楽のスタイルという
ことではなくなっていますが、バンドを自分たちで始める人、バンド活動をしている
人は、けっこう多くなっているんじゃないかという気がします。
今年ブームになった『けいおん!』という作品も軽音部が舞台ですが、バンドをやる
ことが日常生活の(割と小さい)一部として描かれていたと思います。

そういえばこの番組の出演者にもバンド経験者は多いし、じゃあここらでひとつ
「バンド(やる方)」をテーマに据えて話してみようじゃないか、ということになりまして、
今回のテーマは「バンドやろうぜ!」。かつてあった同名の雑誌からタイトルをお借り
しましたが、「あの娘に渡したライブのチケット」的な甘酸っぱい思い出から、
「ライブの最後で投げたピックをお客さんが拾って返してくれた」なんていう恥ずか
しい体験談まで、色々面白い話が出てくるんではないでしょうか。

リスナーの皆さんからは「バンド(をやること)」に関して広くメールを募集
します。

自分でバンドをやっている(いた)という人は、どんなバンドの曲をコピーしたとか、
組んでいたバンドの名前とか、担当パート、思い出や体験談を。
バンドをやったことがないという人は、バンドやってる人に対するイメージや、
バンドをやってみたいかどうかなど、自由に書いてもらえればと思います。
他に、「バンド」が登場する、お気に入りの映画やマンガなども教えてください。

メールアドレスは、life@tbs.co.jpまで。

メールはぜひお早めに。できるだけ当日の午後までによろしくお願いします。
年齢、性別、職業などもお忘れなく。

※(追記)
気付いたのですが、いま自分が色んな仕事をしている中で「バンド的に考える」っていうの、実はすごく分かりやすい基準になっている気がします。現代はトップダウン型の組織以外にも、さまざまな形で分業、コラボレーションが求められる時代。学校でグループ発表をするにも、会社でチームを組むにも、色んな個性・エゴのぶつかり合いが起きるわけで、そんなとき「俺がポール(・マッカートニー)でお前がジョン(・レノン)」みたいな役割認識をしたり、バンド的に物事を考えることで、やりやすくなる部分ってあるんじゃないかと。バンドをやったことがないという人も、「バンド的に関わる人間関係」っていうの、経験したことがあるんじゃないでしょうか。というわけで「関係のモデルとしてのバンド」についてのメールもお待ちしてますよー。


参考資料↓

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2009年7月26日「バンドやろうぜ!」Part1

20090726  charlie.jpg
今回のcharlie、妙にテンション高いっす。


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出演:charlie(鈴木謙介)、津田大介、仲俣暁生、斎藤哲也、速水健朗


○サブP、リスナーのバンド経験
・バンド結成、何もやらずに解散!(仲俣)
・「Milky Way」現役ボーカリストの斎藤哲也です!(斎藤)
・「PUPPET」僕は打ち込み&ベース。ボーカルは...(津田)
・Fは押さえられるけどバンドは・・・(ゲスト・速水健郎さん)

・大学生がビジュアル系バンドをやるのは大変!(リスナー)
→エナメルの衣装、洗濯どうしよう・・・
→「暗黒の世界」から一限の予習へ
→本当はアイスクリーム好きなんだけど・・・

・アンチ軽音部から(リスナー)
→「あっかんべーTシャツ」の人達ってなんなの?
→けいおん!もちょっとは練習しろ!
→「自作ラブソング攻撃」には引いた
→行動を起こさないバンドマン彼氏

○バンドやってる奴の自意識問題
・軽音部は文化系の敵(速水)
・新しい音楽は美大から生まれる(津田)
・Life出演者は文化系に見下されてる!?(charlie)
・自作ラブソング歌った事あります(斎藤)

                   text by Life助手:齋藤雅之

参考資料&選曲↓

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2009年7月26日「バンドやろうぜ!」Part2

saito0726.jpg
◆Lifeの放送に合わせて??!髪型チェンジした斎藤さん。さすが現役バンドマン。
「Milky Way」でのボーカルスタイルと同じく80'sテイストあふれる刈り上げっぷり!


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*今日(7月30日)の産経新聞朝刊12面(本日スタートのWeb面)に「tsudaる」の
用語解説が載っています。もちろん「津田大介氏が語源」と。
ちなみに今日は斎藤哲也さんの誕生日。おめでとうございまーす!

○LifeオリジナルTシャツ販売開始!
・右上のバナーからリンクしている特設サイトで購入してください。
 詳しくは→http://www.tbsradio.jp/life/2009/07/lifet.html
・紀伊國屋書店新宿本店3FのLifeコーナーのリニューアルも
 お楽しみに!

○バンド内の男女関係の変容
・バンド内恋愛なんて迷惑千万(リスナー)
・男女混成バンドのカジュアル化(charlie)
・「女子はヴォーカルかキーボード」ではなくなった(charlie)
→プレーヤーとしてカッコイイ女性の登場(津田)
・「男が弾いて女が痺れる」図式の変容(charlie)

○コピーするバンドの変遷
・高校生バンドがコピーするのはロキノン系かGIGS系(リスナー)
・邦楽中心をコピーするようになったのはいつから?(charlie)
→まずはsmoke on the waterのリフから!(速水)
・最近の邦楽はコピーするのが難しい(津田)
・アニソンバンドが増えた背景(charlie)
→アニソンの完成度が高い!(charlie)
→God knowsは絶対弾きたくなる(charlie)
・バンドの入口はメロコア系、ロキノン系、ヴィジュアル系のどれか(リスナー)
・92年以降の音楽の二極化(速水)
→楽器やってないと楽しめない音楽と、リスニングのための音楽
・ロキノン系の発祥の謎(charlie)
・ロキノン系って少数派?(仲俣)
・フェスカルチャー以降のバンドって誰?(charlie)

                         text by Life助手:齋藤雅之


参考資料&選曲↓

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2009年7月26日「バンドやろうぜ!」Part3

20090726 hayamiz.jpg
「ギターを練習してFも押さえられる様になったのにバンドのお誘いがなかった...」(速水さん)


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○バンド=リア充?
・バンドなんてお金と友達のある人の特権(リスナー)
・バンド組む友達もいない(リスナー)
→とりあえずメンボ!(津田)
・非コミュでもバンドは出来る(津田)
・実は楽器は金がかからない趣味(津田)
・音楽通の話についていけなさそう(リスナー)
・固有名詞でしかコミュニケーションできない人のためのバンド(charlie)
・ハルヒ、けいおん!に出てくる「リア充の世界としてのバンド」(速水)
・「恋空」に出てくるバンドの不思議さ(速水)
・「自分探し」と「挫折」の表象としてのバンド(charlie)
・「いまここ」を楽しむためのバンド(charlie)
→コミュニケーションが出来ればバンドじゃなくても良い?(charlie)

○「反体制のためのバンド」から「いまここのためのバンド」へ
・バンドと学校文化の結びつき(仲俣)
・バンドが持っていた「思想性」(仲俣)
→「不幸が無いのが不幸だ」という言葉(仲俣)
・学校の軽音部にはロックの思想が無い?(リスナー)
・けいおん!は日常の中でバンドを始めさせる力を持っている(リスナー)
・「フリーター幻想」とバンドの結びつきはもはや無い(仲俣)
・金が無い高校生の、スタジオ工面方法(津田)
・公共施設のスタジオは熱い!(charlie)

                          text by Life助手:齋藤雅之

参考資料&選曲↓

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2009年7月26日「バンドやろうぜ!」Part4

nakamata0726.jpg
◆仲俣さん「日本の音楽のリスナーとしてのレベルはすごく上がっている」


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○今ギターが売れる理由1:リタイア世代の大人買い
・CDは売れないのにギターは今一番売れている(速水)
・今ギターを買っているのはリタイアした団塊世代(速水)
・退職金で自宅にスタジオ!?(速水)
・「武道館神話」の起源は矢沢永吉(速水)
・「ライヴハウス武道館伝説」の今(津田、charlie)

○今ギターが売れる理由2:「ライヴ」の位置づけの変化
・ライヴハウスの数も公演数も増え続けている(津田)
・ツアーバンドの増加の影響(雑誌「Player」編集部、北村さん)
 →インディー独自の流通システム、ライブハウスビジネスの変化
・「セミプロに使い普通の人」でも食っていける仕組み(charlie)
・CDが売れないのは「一回性」が重視されているから?(速水)
 →「ライヴを楽しむためのもの」に過ぎなくなったCD(津田)
 →ライヴ指向で日本のリスナーのレベルは間違いなく上がった(仲俣)
・「汗をかくためのライヴ」と、「再現不可能な音源」の商品化(charlie)
・レミオロメンで女子が生着替え(charlie)
・「二回目のライヴ」でもお客さんが来てくれるようになった(斎藤)
・メジャーの入口はまだまだライヴハウス(津田)
・演奏力は上がったけど、荒削り感はなくなっている(charlie)
                   
                         text by Life助手:齋藤雅之


参考資料&選曲

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2009年7月26日「バンドやろうぜ!」Part5

charlie-tsuda.jpg
◆バンドが出てくる映画や漫画の話で盛り上がるスタジオ
  (向かって左:charlie 右:津田さん)



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○バンドが描かれているサブカルチャー
・ハルヒ、けいおん!に憧れてバンド始めます!(リスナー)
・結婚式で生演奏!(charlie)
・少年メリケンサックでみた「バンドマンのしょうがなさ」(津田)
・バンドが解散する理由はほとんど一緒(津田)
・映画「ラストソング」に描かれた「埋められない才能の格差」(charlie)
・バンド映画のポイントは演奏シーン(charlie)
・映画「NANA」が残念だった理由(charlie)
・バンド漫画でしか描けない青春の姿(リスナー)
・マンガとビジュアル系の相性の良さ(charlie)
・「バンド」と「アイドル」が渾然一体だった80年代(charlie)
 →氷室京介がバンドに到る経緯(津田)
・バンド知識の裾野の広がりが初めて可能にした「BECK」(津田)
 →画を見ただけでライブの音が想像できる(津田)
・音ゲー達人はなぜ本物へいかないのか(リスナー)
 →「音ゲー達人=ゲーマー」という図式は日本的?(charlie)

○バンドやろうぜ!・夢は家族でバンド!(リスナー)
・友達とバンド組むよりメンボの方が良い!(リスナー)
 →だけどガンズはボロボロだ!(charlie)
・ロスジェネ問題でバンドの本気度が増すかも?(津田)
・就職は諦めてフジロック!(リスナー)
・バンドは売れないとダメなのか?(リスナー)
 →兼業でバンドをやればいい(津田)
・就職してもバンドをやめる必要がなくなった(charlie)
・何歳になってもバンドやろうぜ!(charlie)

                        text by Life助手:齋藤雅之

このパートの大量の参考資料&選曲↓

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2009年7月26日「バンドやろうぜ!」Part6(外伝1)

tsuda0726.jpg
◆外伝のWeb中継でも、斎藤さんと津田さんのオリジナル曲を放送ましたーー


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○バンドにとっての「テレビ」というメディア
・サザンがテレビに出るのが大変だった理由(津田)
・矢沢がテレビに出なかった理由(速水)
・日本のバンドは芸能界から逃れられなかった?(仲俣)
・テレビで最初にロックを見たのはバンドではなくchar(仲俣)
・テレビの文法の上に巧く乗った米米クラブ(津田)

○「ロック=反体制」神話の解体
・高校生バンドは熱いです!とにかく熱いです!(リスナー)
・言いたい事が分からないからロックやるんだ!(charlie)
・「反体制」で連帯できない所から生まれる音楽もある(charlie)
・客が敵だったウッドストックのグリーンデイ(charlie)
・ロックが「反体制」だったのはベトナム戦争の時だけ(仲俣)
・尾崎豊的なの実存の問題を歌うロック(仲俣)
・GSはノンポリの音楽?(仲俣)

○語られない「ロック」の歴史
・80年代地下シーンのバンドのラディカルさ(津田)
・着目されない「音楽の地域性」(charlie)
→ヴィジュアル系が関西で強かった理由(charlie)
→「いかにも東京」なバンドが嫌いだった(仲俣)

○バンドで学ぶ人間関係
・オレンジレンジはバンドか否か問題(速水)
→ゆず、GLAY、アルフィーはバンドか?(津田)
・アルフィーはたかみーだけバンドマン?(速水)
・大学のゼミ指導に活かされるバンド経験(charlie)
・バンド化する日常の人間関係(charlie)
→「研究テーマの不一致」で解散!(charlie)
・バンドで人間関係の大半は学べる(charlie)
→「ソロユニット型人間」と「バンド型人間」(charlie)
・バンド映画で学ぶ「大人になることの痛み」(charlie)
→メンバーをクビにする側の苦悩(charlie)
・チャーリーは彼女を置いてどこかに行くタイプ
・バンドの仲間関係への憧れ(リスナー)
・楽器が下手でも必要なメンバー(charlie)
・チャーリーはポールかジョンか問題
→俺、ポールじゃなかったのかも(charlie)
→チャーリーはジョンだ!(斎藤)
・武将で言った方がわかりやすいんじゃ...(黒幕)
・YMOだったら俺は教授?(charlie)

大量の参考資料↓

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2009年7月26日「バンドやろうぜ!」Part7(外伝2)

20090726 kiyochan.jpg
◆今回もスタジオに来てくれた「BLOCKBUSTER」の清田さん。Tシャツもよろしく!


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○斎藤さんと津田さんの秘蔵音源、Podcastでも公開
→「虹のかけら」Milky Way 作詞作曲:斎藤哲也
→「BIRTHDAY SUITS」PUPPET 作曲津田大介 ・・・作詞は俺の嫁
・つまりリア充バンドって事です(津田)

○バンドでいい思いをする男子と、搾取される女子
・バンドでいい思いするのは男子だけだ!(リスナー) 
 →どうせ抱ける女が良いんだろ!?
 →もうそれはしょうがない!(津田)
・バンドでモテるなんて幻想ですよ!(津田)
・なぜモテるのはギターなのか問題(斎藤)
 →ギターのネックが性的な(ry(津田)

○バンドとスクールカースト
・空想でバンド組んで空想でメジャーデビュー!(リスナー)
・モテる男子はRIZEを演奏し、モテる女子はモー娘。を踊る(リスナー)
・オタクコンテンツがリア充コミュニケーションに使われる(charlie)
・でもバンドよりサッカー部の方がモテてたじゃん(斎藤)
・「遅れてきた文化系」が体現する体育会的振舞い(charlie)
・バンドマンの「モテ方」に問題があるのでは?(charlie)

○黒幕、文化系の本懐を語る:「違う種目」を作るのが文化系!
・「俺これやってるから」に逃げてしまう男子(スタジオ観覧の女性)
・「飲み会の隅の地味な奴」とバンドを組むのはちょっと・・・(スズキロクさん)
・ギャルには媚びないのが「音楽オタクDJ」の誇り(スタジオ観覧の矢野くん)
・「文化系DJ」はモテなくても悔しくないんだよぅ!(黒幕)
・「モテるか/モテないか」の話ばっかりしやがって、ばかやろー(黒幕)
・「モテるDJ」「モテるバンドマン」に対する文化系の劣等感と優越感(黒幕)
 →「モテる」とは違う種目で勝ってるからいいのだ!
・いや、テキーラを飲むのがロックだ!(charlie)

参考資料&黒幕お薦め映画
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★↓音楽オタクが出てくる名作(?)映画3選(by黒幕)
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★↓本編には出てこなかったけど黒幕が好きなバンド/ロック映画

「チアーズ!」って、スポ根映画だと思われがちですが、実は文化系ロックオタク映画でもあるんです。主人公のチア・リーダー(キルスティン・ダンスト)の相手役は、部屋中にオリジナル・パンクやコステロのポスターをベタベタ貼ってるようなヤツなんですよ。そんなヤツがアメフト部のジョグスに勝つっていう(泣)。しかもそいつ、転校初日とか告る日とか、勝負時には必ずThe ClashのTシャツを着てるんだよ!で、キルスティンに「何?そのTシャツ?クラシックね」とか言われたりして。いやー、わかりますねえ。僕も高校入試の日も大学入試の日も入社試験の日も必ずThe Stone Rosesを聴きながら会場に向かいましたよ。(黒幕)


★↓さらにオマケ。黒幕がサントラの選曲に共感する映画監督

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2009年7月26日「バンドやろうぜ」~放送後記動画

■放送後のスタジオの様子をご覧いただけます。
動画を見る「2009年7月26日バンドやろうぜ」放送後のメッセージを見る(13.2MB)
↑をクリック
※動画をご覧いただくにはWindows Media Playerが必要です。

佐々木敦さんの新刊!

紀伊國屋書店新宿本店3Fの文化系書店紀伊國屋Life堂がリニューアル!
http://bookweb.kinokuniya.jp/bookfair/prplife10.html
POPなどのデザインをBLOCKBUSTERが担当しています。
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「バンドやろうぜ」感想イラスト&未読メール特集2

こんにちは、BLOCKBUSTERの後藤です。

尊敬する斎藤さんの甘い歌声に震えました。
しかし、放送を通じて思ったのは、
誰よりも歌うべきサムシングを抱えているのは
黒幕に他ならない、ということです。
そのイメージをイラストにしてみました。
いかがでしょうか。

life_0907_kansou_.jpg
↑敗北を抱きしめる、黒幕こと長谷川プロデューサー

◆イラスト:後藤亮平(BLOCKBUSTER)

※誰か無力な僕に代わって、文化系のルサンチマンとプライドを歌った
Lifeオリジナルソング「敗北を抱きしめて」を作ってください!(黒幕)

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↓未読メール特集2

にしさん (16才、女子)
私の通ってる高校は、軽音部がめちゃめちゃ下手で、「自己満部」と裏で呼ばれています。私はバレーボール部で、外練の時に、軽音の練習がすんごい音で聞こえてきました。L'Arc-en-Cielの曲だったんですけど、隣のコートの男子バレー部があまりの下手さに爆笑して、1人、お腹つってる人がいたほどなんです。それでも、毎日爆音で練習してるみたいです♪
どこの高校も、軽音は部員が多いのは何故なんでしょうね。私の高校では、10人に1人は軽音と言われています。
確かに、教室で私が好きな曲ギターで弾かれたらキュンってしますけどね(笑)弾きながら軽く口ずさまれたら、やばいですね。


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たけひこさん (31歳 鹿児島県枕崎市)
今回のテーマ、バンドという事ですが、私は大槻ケンヂ(以下オーケン)さんの本、特にその中で多く語られるバンドブームの話が好きで、「のほほん雑記帳(ノート)」という本の中の「バンドブームとは"夏"だったのだ、多分。」 と、「有頂天死すともナゴム魂は死なず!」いう2つのエッセイを読むと、もっと早く生まれてこの輪の中に入りたかったなぁ、という気持ちになります。
他には、「猫を背負って町を出ろ!」という本の中の「いかにしてやるか、だ!」というエッセイの中で、「バンドをやれば女とHできる」、「女の子は『没頭している』男が好き」と前置きした上で、「バンドをやるという作業は、根本的に『没頭する異性』を求める女の子たちの本能に訴えかけるよう、できているわけだ。だからバンドマンはやれるのだ。」と熱く語っているので、全国の童貞諸君、迷わずバンドを組みましょう。


===

しまたすさん
ロキノン・ジャパンのインタビューに答える空想を何回したことか・・・


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りゅういちさん(31歳 フリーター)
大学生の頃、友達と名前だけつけて活動しなかった幻のバンド名「サムライ ソニック スーサイド」。「ロリポップ ソニック」と「ソニック ユース」と「スーサイド」がかっこよすぎる名前じゃないか!という理由で命名しました。未だにいつか使ってやろうと思ってます。

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スターリング・エレファントさん
音楽好き、映画好き、アニメ好き、ロック好き、ジャズ好き、だが楽器演奏する、バンドなどやるなど思いもしなかった44歳中野区在住スターリング・エレファントと申します。バンド映画なら俳優のトム・ハンクス監督の意外な傑作『すべてをあなたに』音楽自体はビートルズを思わせれるアメリカの一発屋バンドを描いたもので、実際の音楽演奏は後にブライアン・ウィルソンをサポートするワンダーミンツ。あとはアラン・パーカー監督の『ザ・コミットメンツ』。アイルランドの詩失業者や労働者が町場のやり手マネージャーにアジテーションされて、ソウルミュージックのバンドを結成する・・・。ライブハウスで成功するものの、ささいな軋轢が原因で仲間割れを起こす。わたしはこの白人(の中では黒人的といわれるアイルランド人の)コピーバンドを通してソウルミュージックに触れ、以後ピーター・バラカンや山下達郎のラジオ番組を経緯してR&Bに興味を持つようになりました。もちろんその前に『ブルースブラザース』があるわけですが。ええ、映画ファンの音楽へのアプローチはちょっと特殊かもしれません。それがコンプレックス。
学生時代は映画と本に金をつぎ込み、音楽に回せるものがなかった。ウォークマンもトランジスタラジオも手が届かず、もちろんiチューンもない時代。今は『海辺のカフカ』のカフカくんみたいに中野区の図書館で(カフカくんは野方在住の設定)セックス・ピストルズやリトルフィート、クラッシュ、コルトレーン、モータウンミュージックのCDを借りて遅すぎた青春の音楽を追体験しています。


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トリガーさん (18才 高3)
放送を聞いているとリスナーさん達は組もうと思ってすぐバンドが組めてうらやましいです。と言うのも今、高校生はあんまり洋楽聞かないので、この高校生活ほぼ仲間は見つかりませんでしたorz
自分は洋楽のヘヴィメタルやデスメタルが好きで、尊敬するのはPanteraです。もうPanteraは解散してしまったので、後は人々の記憶から消えてだけですが、自分みたいにバンド組みたくても同じ趣味の仲間が見つからないので友達と音楽の話すらNGって人は珍しいのでしょうか?80~90年代くらいのヘヴィメタル全盛期に生まれたかったものですorz

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