出演:charlie(鈴木謙介)、倉本さおり、矢野利裕、澁川祐子、西森路代、斎藤哲也、塚越健司、宮崎智之
「文化系大新年会2018」Part6(23'48")
〇新春叩き売り・2017年気になった本特集!
・台湾と中国と日本の狭間で生きる女性を描く『真ん中の子どもたち』(倉本)
→「移民2世」とひとくくりには出来ない複雑さ(矢野)
→ポストコロニアルの中の教育の在り方(矢野)
・闘病中の筆者のエッセイ・私小説『他人の始まり 因果の終わり』(矢野)
→個人主義のためのパンクス/連帯を得るヒップホップ(矢野)
→日本のヒップホップをパンクスの精神から語る重要さ(charlie 以下c)
・ナイジェリア系作家による『オープン・シティ』(倉本)
→自分のアイデンティティを規定できないアメリカ社会(倉本)
→グローバリゼーションが反転する時代(c)
→排外主義・本質主義にならないためには(c)
・『影裏』『最愛の子ども』繊細な関係を描く小説(倉本)
→社会的マイノリティを意識しつつ手法は洗練されていく(矢野)
→未分化のものに対する言葉(倉本)
→「LGBT」という呼称と、制度として必要とされる名前(c)
・「アナーキーは俺らの代表」に現れる
抑圧だけでない「代表されることの喜び」(矢野)
→グレーゾーンを引き受けることで代表になる(c)
→声なき声を掬いあげる(charlie)
→ヨーロッパ的代表との感覚の違い(斎藤)
→信託とアイデンティティはまた別の話(塚越)
→典型じゃないから人気者に(c)
→典型に寄せて認知者に(c)
text by 千葉彩佳
〇Life関連アーカイブ
2011/02/27「ふぞろいのグローバル化」
https://www.tbsradio.jp/life/20110227/index.html
2017/02/26「ポスト・トゥルースのその先へ」
https://www.tbsradio.jp/life/20170226/index.html
〇参考資料