出演:charlie(鈴木謙介)、森山裕之、速水健朗、西森路代、塚越健司、海猫沢めろん、宮崎智之
「失われた時間を求めて~ワークとライフのはざまで~」Part8(36'18")
〇自分で自分を管理できる子供に
 ・無駄のない時間に組み入れられていく思春期(charlie)
  →効率を理想とする受験専用手帳(c)
  →一億総charlie化(速水)
  →回り道をしたらそこに合わせて予定変更(c)
  →勉強時間の管理じゃなくて時間管理力の管理(c)
  →フーコーの言う規律の権力(塚越)
  →否定しようもなく有益なロジック(塚越)
 ・子供が小学校受験(海猫沢)
  →日本は階級社会、そこから外れたらどうなるかが分かる(海猫沢)
  →自分の人生を否定してるような(海猫沢)
 ・レールはあるのかないのか(速水)
  →目的の有無については誰も問わない(c)
  →受験のルール変更は関係ないのか(速水)
  →目標に向かって時間管理することが大事(c)
 ・マシュマロ実験と自己抑制(海猫沢)
  →我慢できた子の方が年収が高い(海猫沢)
  →「食べないことを自分で選べるように」という教育(c)
  →ポストゆとりは自由意志を尊重しつつもそれに色を付ける(c)
  →年収が高い低いなら高い方がいい(塚越)
  →こんなにいい社会なのに操られている気がする(塚越)
 ・食べない子に本当に出来るのか(速水)
  →東大出が多いボディビルダー(速水)
  →年収半分になっても無理なものは無理(速水)
  →大人の速水さんは「今更変えない」ができる(c)
  →目の前の子供に運に頼った道を選ばせられるか(c)
  →自己規制させて失敗したときのリスクも考えるべき(速水)
  →失敗すら織り込み済み(塚越)
  →指示待ちか自発選択かの問題(c)
  →自分で選べる人間になるための最初の強制(c)
 ・「遊んできなさい」が分からなかった子供時代(海猫沢)
  →子供には定義すらない(海猫沢)
  →型を作ってから逸脱(塚越)
  →自分をコントロールできる人間が自分で選択できるかどうかは別(速水)
  →指示待ちの子供にはしたくない(c)
  →デフォルトの話(海猫沢)
  →選択肢が無ければ選べない(c)
  →自発的な選択ができるかどうかが問題(速水)
  →スケジュール管理が自発的とは思わない(速水)
  →馬鹿らしさに気づくのでは(速水)
  →気づいたやつとコツコツやってたやつだと後者が東大へ(c)
  →自己啓発本の「信じる者は救われる」の論理が教育にも侵食(速水)
 
〇根拠を求めて
・偶発的なことをリカバリーできるか(森山)
  →「自己統治」と「不連続な変化」の矛盾(c)
  →計画をやり直せる人間になるための計画(速水)
  →無茶なことを言いながらもリスク的には行き当たりばったりは取れない
  →フロイト的無意識と認知科学の接合点(塚越)(c)
  →どっちか一方だけでもうまく行かないと気付いている(塚越)
  →くっつけちゃいけないものをくっつけたまやかし感(速水)
  →心理学が一番説得力ある(c)
  →「科学にならなきゃ」と思っている社会学(速水)
  →根拠があるものに統治されたい僕たちの問題(c)
  →根拠のないものが全滅してしまう(c)
 ・「年収の高い人生」をゴールにすることは幸福か(森山)
  →とんでもない確率でここにいる(海猫沢)
  →働き方がフリーランス化(c)
  →ギャンブルさせたい人は減る(c)
  →効率化したこと自体に不満を感じるのが人間性(塚越)
  →ずっと同じこと言ってるかも(c)
  →管理教育と言われた時代と頭髪問題(速水)
  →あれは教員のマネジメント管理の問題(c)
  →教育の理想からは離れている(c)
・時間管理を色んな人に任せるのが大事(c)
text by 千葉彩佳
○Life関連アーカイブ
・2013/06/23「忙しさとの競争」
 https://www.tbsradio.jp/life/2013/index.html
 
・2011/05/22「信じる論理、信じさせる倫理」
 https://www.tbsradio.jp/life/20110522/index.html













