出演:charlie(鈴木謙介)、森山裕之、速水健朗、西森路代、塚越健司、海猫沢めろん、宮崎智之
「失われた時間を求めて~ワークとライフのはざまで~」Part4(29'53")
〇休みに寝てたい若者たち
・休みさえあればいつでもどこかに出発できる(リスナー)
→惰眠をむさぼる休日なんて理解できない(リスナー)
→OL時代は休みが出来たらどこかに行かなきゃ!と思っていた(西森)
→僕より下の世代は「休みは寝たい」という(charlie)
→休みに予定を詰め込む時代ではなくなった(c)
→バブル時代は「いかに休日を効率よく過ごすか」が商品化(速水)
→ananの特集がきっかけ(西森)
→長期低迷の時代は「君と昼まで眠れそう」に(塚越)
・未来に向けて働くのか、未来が見えない中で今をどうするのか(c)
→上がっていく自分のために旅行するか下がっていくから休みたいのか(c)
→今の若者の休みの使い方はどうなっているのか(charlie)
→宇多田ヒカルの『Keep Tryin'』(速水)
・蒲団から出て一時間もぼうっとしている知り合い(塚越)
→朝の時間にゆっくりできるのが贅沢という観点(速水)
〇空いた時間にまた仕事? 浮いた時間の使い方とは
・家の時間(charlie)
→「洗濯機が回っている間に本が読める」という発想(リスナー)
→アメリカ家庭にテクノロジーが普及したのに忙しくなるばかり(リスナー)
→捻出した時間に対するマインドセットが大事では(リスナー)
→家電は主婦の家事労働からの解放とされていた(c)
→家電普及の過程で「おふくろの味」が要求され始めた事実(c)
→効率化が生んだ時間の使い方(c)
→時間と愛情を比例させる考えへの批判(西森)
・時間を作ることとセットになるべき「浮いた時間の使い方」(c)
→浮いた時間を質の向上に使う日本人(c)
→子育てには食洗器・洗濯乾燥機・電動自転車が必要(海猫沢)
→時間と体力、メンタルを守るために(海猫沢)
→Mustの時間を減らしてWillを増やすと良い(c)
→ゆとり教育の元々の理念(塚越)
→ハッキングで空けた時間で創造活動(塚越)
→空けば空くほど何故かやらなきゃいけない仕事が増える(塚越)
〇細切れと早回しの「隙間活用」
・時間資本主義(c)
→IT化によって価値の無かった隙間時間も活用できるように
→いかに時間を使い切っていくか(c)
→隙間時間に小石を埋めるようなライフハック(c)
→読むための所要時間を紹介するネット記事(宮崎)
→エグゼクティブサマリー(charlie)
・隙間は普段あまりない(西森)
→たまの隙間の密度と達成感は高い(c)
→フリーの人々の隙間時間(charlie)
→Netflixでドラマの残りを見るか、に(速水)
→倍速で見るというのがわからない(森山)
→見なきゃいけない、と時間で縛られている(塚越)
・隙間にやること前提のスーファミミニ(海猫沢)
→隙間狙いのビジネス(西森)
→ラジオの枠も細切れの需要に応えるしかない(c)
・「タイムシフト」って結局は録画じゃん!(海猫沢)
→時間を操ってる感(塚越)
→「お父さんテレビ止めといて」と言う子供(c)
→全録のセットを買ってタイムマシンを手に入れたような喜び(西森)
・6倍速のゲームに感動はあるか?(塚越)
→盛り上がりだけ抽出したサッカーの試合は面白くない(速水)
→自分の思い通りに時間を操作することによって失われるもの(c)
text by 千葉彩佳
○Life関連アーカイブ
・2014/08/31「ソーシャル、レジャー、リア充」
https://www.tbsradio.jp/life/20140831/index.html
・2016/08/28「ポケモンGOのその先へ~これからの『遊び』を考える」
https://www.tbsradio.jp/life/20160828go/index.html