「文化系大忘年会2016」part7(40'04")
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○2016年のゲームとお金
・FFなど大型タイトルの続編が出た年(charlie)
→スーパーマリオラン(charlie)
→評価低いがニンテンドーが本気で作るとここまでできるのかと(海猫沢)
・お金を払わないのは若い人が圧倒的に多い(海猫沢)
→パッケージにではなくゲームの時間短縮のための課金に(charlie)
→課金でやっとみんなと同じステージ、が嫌なのか(倉本)
→今のゲーム好きはそのためにお金をかけられる人(charlie)
→マリオランでそれが身体性に戻ってこないか(charlie)
・見えにくいがガチャ系のゲームの方がやばい人は多い(海猫沢)
→どれだけ課金してもどうにもならない領域(charlie)
○コミュニケーション、どこまでやるか
・改ざん可能の余地をどこに設定してくるかでゲームの面白さは変わる(塚越)
→僕らはテクニックでやっていた(塚越)
→人付き合いでもすぐ別れるのか交際のやり込みをするのか(塚越)
・『逃げ恥』は面白かったがあそこまでやってあの程度か(塚越)
→何やってんの男だろ、と言われて、じゃあ女だったらそうはならない、と(塚越)
→古い呪いを解いていく話(塚越)
→関係のやり込みとは(塚越)
→やめない、ということ(charlie)
・ソーシャルメディアでは合わなかったらブロック(charlie)
→ナイスな人のアサーティブなコミュニケーション(charlie)
→ブロックするしないは状況による(西森)
→コミュニケーションには相手がいる(charlie)
→ナイスな関係を築く力の必要性(charlie)
→何でも交換可能にしてしまうと無駄なコストに(charlie)
・退室できないと発言する(charlie)
→自分もブロックの対象になったときどうする(charlie)
→非合理なものに人間は向かう(塚越)
→交換可能なのに交換可能でない、ととりあえずする(塚越)
→「夫婦は共同経営者」も退出不能な関係(宮崎)
○『逃げ恥』と逃げない理由
・逃げてもいいよと言いながら二人は逃げない(西森)
→不合理な選択ができるのは自分なりのポイントを持っているのか(西森)
→私は好きだから、から逃げなかったのがポイント(charlie)
・自分が好きでやってる、にこだわる以外にプロの看板を掲げる理由はない(charlie)
→消費者のリテラシーが「私が好きだから」に向かわなければ(charlie)
→嫌いなものならわかるから大事(塚越)
→主体的に関与するっていうのは簡単だけど実践する意思が問題(塚越)
→二人は意思があって一緒になったわけじゃない(宮崎)
→きっかけのなんて本当は非合理(塚越)
→非合理さに人生を賭けるのは怖い(charlie)
○漫画と感情、自分の選択
・漫画『ファイアパンチ』のメタ構造(海猫沢)
→定められた脚本を感情で超えていく(海猫沢)
→殺人鬼が主人公の『神様、キサマを殺したい。』(倉本)
→いつ目覚めるのかわからない倫理観(倉本)
→正しさと享楽の問題(海猫沢)
→キャラクターが脚本を組み替えるというのを経験する(塚越)
→正義と感情の爆発が正しいから楽しめるけどベタだから今とは合ってない(海猫沢)
・まあいいか、でなくなったときに何を思うのか(塚越)
→いよいよ、となったときに選ぶものがあるといい(charlie)
・「何がしたいんだ」が出たときが終わりの『東京タラレバ娘』
→欲深さに付き合うのは難しい(塚越)
→どう呪いを超えていくのか(宮崎)
→出口を強制的にふさがれたことのない人々(charlie)
text by Life助手:千葉彩佳
○Life関連アーカイブ
・2016/08/28「ポケモンGOのその先へ~これからの『遊び』を考える」
http://www.tbsradio.jp/life/20160828go/index.html
・2013/01/27「友だちの作り方」
http://www.tbsradio.jp/life/20130127/index.html
参考資料↓