「2.5次元を生きる〜VR・ポケモン・コンビニ人間」part2
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○2.5次元ドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』
・『掟上今日子の備忘録』での新垣結衣の白髪(メール)
→2.5次元人に違和感がなくなっている(メール)
→「いねーよ」というキャラを演じられる俳優が出てきている(charlie)
・演出が2.5次元っぽい『逃げ恥』(charlie)
→漫画ではイラっと来ないのに演じられることで生まれる何か(倉本)
→ラブコメ慣れしてると違和感ない(西森)
→PC的にきわどい表現を2.5次元っぽさで押し切る(宮崎)
→結婚の中身について問う内容(西森)
→共通点の発見・喧嘩・接近というラブコメの流れ(塚越)
→一見社会派らしき要素も全部ギミック(塚越)
→原作では主人公が自分を2.5次元化してメタ的状況整理(倉本)
○256色の石原さとみ
・『校閲ガール』やBEAMSの40周年動画のタグ付けに近い過剰な情報量(charlie)
・石原さとみの256色まで抑えられた表情(米光)
→表情のスペクトラムをデジタルに分割しているから過剰に見える(charlie)
→生まれたときから自分の表情を見ている世代(米光)
→表情を作れない昔の人とJKの決め顔(charlie)
→自分の身体をきちんと分割して放り込める(charlie)
・『進撃の巨人』はひとりだけ256色だった石原さとみ(西森)
→テレビでは全体を支配(西森)
・『のだめ』の時は映像演出が中心(charlie)
→演技・感情表現がナチュラルに箱に分けられる今(charlie)
→3つしか表情を持たない昭和の親父(charlie)
→彼らにある歴史を感じなくていい石原さとみ(米光)
・2.5次元化することでコミュニケーションが単調化する恐れ(塚越)
→有限個に分割することで無神経じゃないコミュニケーション(米光)
・実在するんだ、とファンに言われる米津玄師(宮崎)
text by Life助手:千葉彩佳
○参考URL
TOKYO CULTURE STORY powered by BEAMS 40th
http://www.beams.co.jp/special/tcs/
○Life関連アーカイブ
・2010/09/26「新・家族の条件」
http://www.tbsradio.jp/life/20100926/index.html
・2010/10/24「情報社会の限界(ギリギリ)ライン」
http://www.tbsradio.jp/life/20101024/index.html
参考資料&選曲↓
Moe and ghosts 「幽霊EXPO」(米光一成さん選曲)