「いま『大学のコストパフォーマンス』を考える」Patr7(外伝2)
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◯大学非正規雇用における働き方
・大学教務助手の宮原ジェフリーさん登場
・過去の国公立大助手は仕事を覚えるための丁稚奉公職(charlie)
→現在は先生の仕事も理解している助手(charlie)
・33歳非正規雇用、新卒女性たちと一緒に勤務(宮原)
・日本の教育は非正規雇用に多くを依存(charlie)
・先の保証がない現在の大学院生やポストドクター(charlie)
→暗黙の将来の約束があった時代の助手はメンバーシップ型の働き方(charlie)
→将来の約束がない現在の院生はジョブ型の働き方(charlie)
・メンバーシップの働き方で院生が作っていた繋がり(charlie)
→ジョブ型の働き方で切れてしまう関係性(charlie)
・先生方がコンプライアンスに厳しく、働き方には満足(宮原)
・先の保証がない助手を3年経験(トミヤマ)
→メンバーシップ型な働きで非常勤のコマをゲット(トミヤマ)
→コマをもらえば、非常勤の立場で冒険した授業ができる(トミヤマ)
→学生にとって面白いを授業していけば、居場所ができる(トミヤマ)
・システムに絶望してジョブ型で働いても何も生まれない(トミヤマ)
・不透明な大学の雇用(charlie)
・非正規がジョブ型であること前提に動いてパンクする先生たち(矢野)
・継承の面でメンバーシップ的働き方を求める人もいる(矢野)
→ある種の不透明性が成立させてきたなにか(矢野)
・大学生協が取り扱う海外留学や運転免許取得など(白石)
→一番の敵は「面倒くさい」。それを払拭するための広報(白石)
・35歳手前で考える勉強の機会(charlie)
→モラトリアムを買い直すときにコスパが問われる(charlie)
→社会人の学び直す機会におけるニーズの勘違い(斎藤)
・放課後自主的勉強会やゼミを実施して既成事実化(charlie)
→「あかん」とおもったらいつでもやめられる(charlie)
・自分の時代は多数対教員。パーソナルな影響を受けない(メール)
・学生が生協に接するときは「弛緩」のとき(白石)
→ガス抜きの機会に居合わせて飲みに行くことも(白石)
・大教室の授業では先生捕まえられない(トミヤマ)
→ゼミ演習の人数が少なく先生に直接質問できる(トミヤマ)
・助手の仕事も人間として学生と付き合う(トミヤマ)
→それも学費に含まれていると考えるから(トミヤマ)
・親身にコミュニケーションする先生になりたいわけではない(charlie)
→大学に憧れてほしい、憧れないとはじまらない(charlie)
・18歳のときにもっと考えて大学に入ればよかった(速水・西森)
text by Life助手;新井亜主美
◯Lifeアーカイブ
2012/03/25「理想の職場」 アーカイブ
http://www.tbsradio.jp/life/20120325/index.html
2007/02/25 「大人になるということ」 アーカイブ
http://www.tbsradio.jp/life/20070225/index.html
参考資料↓