撮影:会田邦秋
「いまヤバイ!人文社会系」Part8
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◯ヤバい本、先輩の影響、教養と政治、思想とお金...
・35年ほど前、TBSラジオで「山口百恵は菩薩である」を語る番組があった(メール)
→35年経った今でも覚えているラジオの力(中森)
・僕のヤバさの基準は「静かにゆっくり実は結構ヤバい話になる」(松谷)
→『観客へのアプローチ』掲載、アーロン・ジェローの論文(松谷)
→日本で映画批評の歴史をここまでまとめた本はなかった(松谷)
→日本人ではなくイェール大学のアメリカ人がこれを書く驚き(松谷)
・マイク・モラスキーによるジャズ喫茶研究(仲俣)
・研究対象はあるのにノータッチの部分が残されている(仲俣)
・ヤバいと感じる人は鶴見俊輔(仲俣)
→鶴見俊輔の感染者は意外と少ない、雑誌『思想の科学』(仲俣)
・今の若い子は「座談会」がわからない、座談会はヤバさを引き出す(仲俣)
・いい座談会を出来る条件が減っている(仲俣)
・批評空間では座談会がメインだったが継承されていない(中森)
→座談会を読む身体がない(charlie)
・思想地図、PLANETSは批評空間を引き継いでいる(松谷・中森)
・17.8のとき、声をかけてきた年上の男性からたくさん話を聞いた体験(中森)
・何も知らなかった大学生の時に先輩から教えてもらった人文科学系(メール)
・charlieや東浩紀は先輩的に見られるのでは?(中森)
・場の問題、日本の飲み文化はジェンダーバイアスかかる(charlie)
→飲み会ではなくランチミーティング(charlie)
・ランチミーティング、ご飯を食べているからノートとれないのがいい(塚越)
→ご飯食べおわったら帰れる、無駄話と真面目な話のバランス(charlie)
・政治家に人文的教養が必要では?(中森)
・橋下徹の優秀さはわかるが、人文的教養は感じない(中森)
・岸信介の圧倒的教養(中森)
→統治される側の人間にとって必要なことの変化(charlie)
→公共的な政治について語れる人より、ニッポン株式会社の辣腕社長(charlie)
→経営的な原理で語られる時は人文知はいらないと思われている(charlie)
・お金を稼ぐことと思想は両立しない(charlie)
・中森さんが吉本隆明のところにつれられていった時の話(中森)
・吉本隆明が雑誌『試行』で言語論を連載(中森)
→誰が読んでいるかわからない連載を書いていた吉本隆明(中森)
→吉本隆明は心のなかで「勝利だよ」と思っていた(中森)
・「××したら勝ちでしょ!」というフレーズ、よく使う(charlie)
・お金を稼ぐために人文知をやると人文知にならない(charlie)
・何が好きかわからないけれど話を聞きに来る人(塚越)
→論点先取をして聞きに来てしまう人がいるかもしれない怖さ(塚越)
→何か目的があって聞きに来る人が目的をはずれても感じたもの(塚越)
→これは役に立たないかもしれないが自分自身には役立つと感じる(塚越)
→発信する側のちから(塚越)
・やっぱりソクラテスか、書物を残さないほうがいいのか(charlie)
text by Life助手;新井亜主美
○参考URL
Tangemania | アーロン・ジェロー 日本語公式Webサイト
http://www.aarongerow.com/nihongo.html
○Life関連アーカイヴ
2009/04/26 「先輩・後輩のリアル」(吉田アミほか) アーカイブ
http://www.tbsradio.jp/life/20090426/
2014/06/22「里山ウェブの時代」 アーカイブ
http://www.tbsradio.jp/life/20140622/
参考資料↓