「No Music, No Life?~音楽はいまどう聴かれているのか」Part8
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◯最近のウェブラジオ
・オーディオにハマる(リスナーメール)
・「どの曲を組み合わせたらどんな気分になるか」は機械が選択不可(charlie)
・SpotifyはAmazonおすすめリスト型(柴)
・Pandora radioは1曲ずつに音楽の専門家がパラメーターをつける(柴)
→機械が選曲すると出てこない曲も人間のパラ付で出てくる可能性(charlie)
・橋本徹 vs. Pandoraの選曲対決がみてみたい(速水)
・FaRao(ウェブラジオ)(柴)
→ユーザーがプレイリストにgood,badをつけ、ユーザーの好みを把握(柴)
→Pandoraは誰も知らない良曲を個人の好みに応じて発掘するサービス(柴)
・人工知能の発達で人間作成プレイリストよりいいものを作れる可能性(charlie)
・流行など流動的に変異するものをおしゃれと認知できるのがおかしい(charlie)
→誰かが推しているからいいと思う、根拠はない(速水)
◯何故レコードを買うのか
・レコードの魅力(リスナーメール)
・NYブルックリン偵察結果、8割がレコード(柴)
→Spotifyにて視聴後、手元に置きたいお気に入り曲をアナログで購入(柴)
・聴き放題サービスによる「所有という感覚の変化」(柴)
→曲のことを思い出すための物体としてのアナログレコード(柴)
・物体としてCDで音源を持っていないと不安(リスナーメール)
・フジロックのフィールド・オブ・ヘブンへ行く女性の音楽情報源は「友達」(永田)
→「感性が合う人」タグが先にある、音楽の受け渡し方が変化(charlie)
・レコードを買う人はヒップな生活革命のような人と繋がっている(西森・柴)
→世界的にレコードはおしゃれで意識高い人のアイコン(charlie)
・情報はあるが、物として持っていないと体験として困る(charlie)
→日本では「握手券」(charlie)
・日本でCDを買う人が一番笑顔な場所、M3(同人即売音源イベント)(柴)
→作者と対面でコミュニケーションがとれる、握手券といっしょ(柴)
・アメリカのヒップな生活革命的にM3を言うと(charlie)
→「直接アーティストにお金を払える」(charlie)
・アメリカのおしゃれは「ヒップな生活革命でエココンシャス、ロハス」(charlie)
→日本は積極的に音楽にお金を落としてない(charlie)
→「おしゃれな人はこれを聞いている」がない(charlie)
・録音されたコンテンツは価値下落、コミュニケーションは価値上昇(柴)
→売り手買い手は「一緒に手渡せること」にお金を払う(charlie)
・海外のおしゃれエココンシャスなものはポリティカルなもの(charlie)
→日本はポリティカルではない、単なる趣味の話になりがち(charlie)
・NYでも東京でもインディーズでコンシャスなものがプッシュ(柴)
→ピッチフォーク系(インディーロックを評価するアメリカのメディア)(柳樂)
・アーティスト負担が大きい(charlie)
→里山の大きさを限るならばいいが、キャパオーバーしたら破綻する(charlie)
→ゆりもどしがくるのは間違いない(charlie)
text by Life助手;新井亜主美
◯Lifeアーカイブ
2014/06/22「里山ウェブの時代」
http://www.tbsradio.jp/life/20140622/
2012/02/26「好き好き大嫌い~アメリカ西海岸」
http://www.tbsradio.jp/life/20120226/
◯参考URL
Spotify : Music for everyone
https://www.spotify.com/
FaRao - iTunes Store
http://goo.gl/W234gW
KKBOX official site
(台湾のKKBOX Inc.社による定額制音楽配信サービス)
http://www.kkbox.com/jp/ja/index.html
M3 - 音系・メディアミックス同人即売会
http://www.m3net.jp/
Rough Trade NY
http://www.roughtrade.com/pages/nyc
ブルーボトルコーヒー
https://bluebottlecoffee.jp/
参考資料↓