撮影:会田邦秋
斎藤哲也さん 速水健朗さん
「文化系大忘年会2014」Part6
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◯本放送の仕切り直し
・3つのキーワード「化けの皮」「機械と人間」「終わりとはじまり」(charlie)
・「化けの皮」(charlie)
→メディアに乗るように行動する人を消費するモードの限界(charlie)
・「機械と人間」(charlie)
→データ量と解像度があがると現実と区別がつかなくなる(charlie)
・「終わりとはじまり」(charlie)
→老いていくコンテンツに対して問われる継承の必要性(charlie)
・結論(charlie)
→「いいともはタモリさんをバーチャルデータ化して、バーチャルタモリで続けろ」(charlie)
→継承か創造かといえば、継承(charlie)
→HIDEもボーカロイドで新曲を(charlie)
・何故生身の人間がデータで永続することはありえないのか(charlie)
・2014年出版書籍80年代懐古ブーム(Life堂さんからのメール)
◯来年の動向
・2015年は、データ量の多い年になると仮説(charlie)
・ネットが退潮、予定調和的。
一方、テレビは予定調和を捨ててきている?(速水)
・Lifeの扱うものはマス(マスメディア)の時代になるのか(charlie)
・ネットはあまり見ない。面白いものはテレビにある(矢野)
・ネットのコミュニケーションは持続性が低い(矢野)
・HIPHOPにおける「サイファー」
→持続性とコミュニケーションと表現の新しさ(矢野)
→「フレッシュ」という価値観(矢野)
・マイケル・ジャクソンとディアンジェロ(charlie)
・ネットメディアで公開した記事にすぐ返ってくる反響(速水)
→反響を受けて中身が変わる(速水)
・一般大衆商業誌記事の書き方ではネットメディアで受けない(松谷)
・固有名性に依存する人間(大澤)
・デリダ没後10年、丸山眞男生誕100年(大澤)
→強度な固有名性をもった書き手たちのメモリアルイヤー増加(大澤)
→「喪の時代」(大澤)
・デリダ以降、新しい固有名性の不在(大澤)
・ゴーストライター問題(大澤)
→作家性、オリジナルに対するリスペクトの問題(大澤)
・データ量増加に伴い、データで後継者再生産するか(charlie)
→ビックネームなきあとに、新しいものをつくるか(charlie)
text by Life助手;新井亜主美
○参考URL
紀伊國屋書店新宿本店Life堂Twitter @Kino_Lifedo
https://twitter.com/kino_lifedo
○Life関連アーカイヴ
2014/08/31「ソーシャル、レジャー、リア充」
http://www.tbsradio.jp/life/20140831/
2012/01/22「何のためのアーカイブ?」
http://www.tbsradio.jp/life/20120122/
2011/09/25「愛という名のもとに」
http://www.tbsradio.jp/life/20110925/
参考資料↓