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2012年05月27日「東京論2012」未読メール特集1

2012年5月放送の「東京論2012」、番組中に読めなかった
メールの中から、いくつかピックアップして掲載します。

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ただいま潜伏中 36歳 ※育休パーソナリティ

この春大学を卒業して東京の会社で働いている子が、
「震災以後、東京はずいぶん自信を失ったように見える」と
言っていたのが印象的でした。

そもそも地方の若者が東京に出ていくという流れは、
ハード産業が中心の時代、日本の司令塔としての東京に資源を
一旦集中させて、後で分配の方法を決めるという経済体制が
生んだもので、日本以外でも起きたことですよね。

でも東京の場合、その後が特徴的で、70年代以降にソフト文化へと
移行する流れの中で、数の集積を背景にしたニッチ産業がいくつも成立し、
またそれが学生運動から脱落した若い世代の受け皿になることで、
「コアでエッジの立った、東京にしかない文化」というものが東京の
アイデンティティになる時代がやってくる。

逆に言えば、その東京の輝きというものは、
その時々の経済の状況、特に地方との関係に規定されるので、
東京の方に地方の資源を収奪する力がなくなることと、
東京アイデンティティが揺らぐこと、つまり自信を失うことが
リンクするのは、ある意味当然なんですね。

いまは、地方から見た蜃気楼の彼方としての東京と、
東京の中から見た砂漠のような東京がイメージとしてせめぎあいながら
ズレていく、みたいな感じなんじゃないかなあと思います。


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ただいま潜伏中

いま、多くの地方都市で、規制緩和を背景に誕生した東京のメガ建築物
を模したような巨大ショッピングセンターがいくつも生まれています。
それ自体は、資本って一番お金のあるところを吸いつくしたら、
次にお金のあるところに移るので普通に起こることだと思うんですが、
興味深いのは、そうした「プチ東京」と「東京」の関係なんですね。

ギャルの学生なんか見てると、
彼女たちはたいてい、東京に「買い物」に行く。
お台場、新宿、原宿。それ以外の東京は、彼女たちの目には入らない。
で、実はこういう子たちは、他の地方都市に行っても、地元でも、
ソウルやクアラルンプールに行っても同じようなショッピングセンターで
ひたすら消費活動にいそしんでいる。

こういう人たちからすると、ヒカリエもダイバーシティも、
地元のショッピングセンターと変わらないし、そうでなければ理解できない、
という気がするんです。

西森さんがおっしゃっていた、
「自国の人からは奇異に映るものが、海外から見れば文化的なアイコンになる」
というのは、韓流でもまったく同じ構造があったので、いまは「カワイイ」が
そのアイコンであることは間違いないと思います。でも一方で、グローバルに
広がるベーシックな消費環境のネットワークによって、どの国も同じような風景、
同じような消費の輪の中に入っていくという動きがなければ、そうした
「消費文化の範囲で許容される差異化」がアイコンになるという事態は生じない
とも思うんですよね。


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ただいま潜伏中

最近おもしろかった本に、犯罪社会学が専門の土井隆義さんの
『少年犯罪〈減少〉のパラドクス』という本があります。
これは「一般的には生活が困窮すれば犯罪が増えるはずなのに、
厳しい状況に置かれている若者の犯罪が、この数年で減少したのはなぜか?」
ということについて解説した本です。

仮説レベルの話も多いのですが、その中でひとつ興味深かったのは、
「犯罪を引き起こす原因のひとつである『相対的剥奪感』のあり方が変化している」
というところです。相対的剥奪とは、絶対的な水準ではなく、他と比較したときに
感じる不遇感のようなもの。地方から上京することが求められていた時代、
つまり東京と地方の格差が明確だった時代には、上京者の犯罪も相対的剥奪から
説明できた。
けれど、「東京が偉い」「田舎は何もない」という前提が崩れると、相対的剥奪
の感覚が小さくなるため、現状に不満を感じることがなくなり、犯罪への動機づけ
が失われるというのです。

それが単に東京の没落を意味するのか、地方の活性化の兆しなのか、
単に厳しい現実から目をそらして「意外と大丈夫じゃないか」と思い込んでいる
だけなのかはわかりませんが、犯罪が減ったからいいじゃん、というだけでなく、
より突っ込んで考えるべき問題かなあと思います。


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チョココロネ 渋谷区在住 アパレル勤務

アパレル業界ではファストファッションの定義ははっきりしていて、

①流行を取り入れていて
②開発費をかけず
③価格が安い

です。その点でユニクロは③のみしか当てはまらないので、
ファストファッションのくくりに入れるのは違和感があります。

海外での扱いと同じように「低価格SPA」と考えれば、
GAPと同じような展開も理解しやすいと思います。


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そーすい 富山県 19歳

若者の話題が出ましたのでメール致します。
田舎と呼ばれる土地に住んでいて、さらにバブル期を知らない年代です。
東京に対して思うのは、現在はtwitterやfecebookなどのSNSを利用して
都心の人や有名人の方々と増えあうことが出来るようになりまして
身近に感じることもあれば、連休や休み明けには「東京行ってきたよー」
という声を聞き「おおー」といった歓声が上がるなど遠く感じる場面も
多くあります。

このラジオもこちらでは普通に聞くことが出来ませんし...。(;´Д`)

東京といった場所に対してやはり「憧れ」はあります。
渋谷にしろ秋葉原にしろ、『若者の街』というより「別世界」という
印象があります。
文化的にも、最先端はこちらでは通用しないことも多いです。(苦笑)

個人的には、時代が進むたびに「東京」という都市が先進的に変わって
いくような気がします。日本としての都市より「東京国」という感じです。
変わっていくというより変わらない田舎なのでしょうか?


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ハイファイアナトミア 熊本県荒尾市 23歳 フリーター

「最近、東京について一番変わったと思うこと」、震災の前と後で自分の中で
「希望・羨望の対象」から「絶望・嫉妬の対象」へと変わったことです。
震災が起きるまで、『東京へ行きたい、東京で生きたい』と異様なまでの
執着を持っていました。ヒカリエやスカイツリーのような象徴がなく、
混沌しか感じない映画『サウダーヂ』のごとき地方よりも常に変わり続ける
東京は「希望・羨望の対象」でした(あと、深夜アニメの大半が放送されてる
のも魅力です(笑))。
しかし、震災後の自分が半ば勝手に希望を抱いた『地域主権』の話もどこかへ
消え全国区のニュースが原発事故の話になって東北の津波の惨状がどんどん
報道されなくなるにつれ、『東京の東京以外に目を向けない感じ』
『東京=日本、その他=外国』な感じを受け取り、次第に「絶望・嫉妬の対象」
に変貌していきました(立ち上げ当初のRadikoとか東京でのみしかサービスが
適用されず地方が辛酸をなめ続ける現状も嫉妬に拍車をかけてたりします)。
『東京が津波にやられれば、地方は救われたかもしれない』と時々本気で
思ってる自分が辛いです、あり得ないのに...。東京との距離感が上手くとれず
苦しむ毎日です。


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22歳学生

墨田区と江東区の境に住んでいます。
親子2世代に渡って上京して下宿しています。

家族と話していて東京という街に対して思うことですが
「この街は○○の街」といった区切りがなくなってきたんだろうなと。

ピュア東京人にしてみればそうでもないのかもしれませんが、
渋谷、新宿、池袋、六本木、秋葉原、上野、錦糸町、品川、吉祥寺、立川
など、これらが互いにある程度代替的になっていて
自身の通勤通学ルートに合わせて利用する街を決めていると言いますか。

両親の世代では、やりたいことに合わせて街を選ぶといった形となっていた
様ですが我々の世代にはそういった感覚は弱くなってきていると思います。

再開発の結果は、一上京者としては総じて退屈です。


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ポントリノ 東京 高校生 17歳


私にとっては東京に遊び場所がありません。
非常に主観的な意見ですが、私の中で「遊び」とショッピングや映画は
別カテゴリーなのです。

だから「遊び」に行くとなるとどこに行ったらいいのかわからなくなります。

都市でショッピング以外の遊びなんて存在しないんでしょうが、
当たり前ですけど、お金使わないと楽しめないので、YouTubeやニコニコ動画
見てた方が楽しいかもしれないです。


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東京生まれのいなかっぺおばさん 東京都青梅市 62歳

東京北区で生まれ、学生結婚するまで、住んでいました。
中学校は練馬区、高校は世田谷区でした。50年近く前では、練馬区も
世田谷区も田舎という感じでしたが、結婚以来、連れ合いが、自然が好きで、
どんどん西にいき、この30年間は、ずっと、西のはずれの青梅市に住んでいる。
それで、東京にいても東京タワーにも行ったことがありません。
もっぱら、池袋・新宿・渋谷に親しみを持っています。青梅の辺りに住んでいると、
都内に出ることは「東京に行く」というのだそうで、はじめは違和感を持ちました。
20歳まで、都内にいたので、都心に出ることは今でも苦になりません。

でも、地下鉄の発達には違和惑があります。私が区内にいたときは、
銀座線・日比谷線・・東西線・丸の内線ぐらいしかありませんでした。だから、
この頃出かけるときは、地下鉄路線図を持って出かけます。ああ、おのぼりさん
なんだなと感じます。たぶん、スカイツリーも行かないのではと思います。
東京の東側に行く機会がありません。それより、奥多摩にある山々でまだ、登った
ことが無いところも登りたいなということと、東京文学散歩をせっかく東京にいる
のだから、挑戦してみたいなと思います。高尾山ばかりがいま、東京の山ということ
で注目されていますが、青梅の御岳もケーブルカーもありすばらしいですよ。
東京といっても、海から山までさまざまです。そんな東京が私は好きです。


PS、津田さん、スポンサーありがとうございます。
去年の春から、南三陸町歌津にボランティアに行っています。
歌津の○○さんから津田さんによろしく伝えてくれと頼まれています。
結っこ資金は1100万円超えました。
着々と牡蠣の養殖施設が整えられてきています。うれしい限りです。
これからも南三陸町をよろしくお願いします。
私も東京北区滝野川で生まれ育ちました。


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