まさぼん2号 27歳
居場所は、ありません。
職場では何かといじられキャラで通ってまして、それでの居心地はまんざらでもありませんでした。春から職場が新しくなりまして、既にいた人とキャラが被ったんですよ。いじられポイントやいじられた時のリアクションにおいて彼は圧倒的に優位なので太刀打ちできません。もちろんそうなればごく普通に仕事するしかないんですが、まだ周囲と馴染めません。時間が解決してくれるのを祈るのみです。
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ゼロ伯爵さん
Tシャツオフ会で、嗚呼やっぱり集団の後ろ5mぐらいに独りでいるのが
いつも通りの自分の居場所だなと思いました。
今回のテーマ「居場所の現在」についてですが、
仕事柄、オールデンバーグの提唱したサードプレイスについて考えたり
し ています。
都市で生活する人間には、家、職場(学校)の他に三つ目の居場所 が必要だ
というサードプレイスの考え方は、スターバックスコーヒーが掲 げた事で
それなりに有名だと思います。
つながりが多様化した現在において、職場でも家族でもないコミュニティ の選択肢
は劇的に増えていると思います。特にWeb上で。
SNSなりMMORPGなり、あるいは自分のブログが居場所になっている 人も多いの
ではないでしょうか。
また、学生時代は二つ目の居場所だった学校の仲間も、卒業してしばらくすると、
サードプレイスとして機能し始める事もあると思います。
携帯のアドレスがある限り。
三つ目の居場所がある事で、残り二つの場所でのストレスを解消したり、
自分の状況を少し客観視できたり、また普段では知り合えない人とつながったり
もできます。
なかなか自由には決められない、家族や職場と違ってある程度自由に選べ る
のがサードプレイスです。
新しいコミュニティのメンバーとして承認されるのはなかなか大変ですが、
サードプレイスがあるとちょっとだけ生きるのが楽になるような気がします。
居場所はいくつあってもいい。
完全にぴったりはまる場所がないならある程度数で誤魔化すのもありじゃないかと。
「そこそこ悪くない居場所」がたくさんあるのは「かなり悪くない人生」 だと思うのですが。
個人的な話しに戻しますと、もしかしたら、わざわざ足を運ばなければな らない
「バー」は、サードプレイスとしてさえ時代遅れなのかも知れません。
でもカウンターの中を居場所と決めてしまったので、しばらくは頑張るつもりです。
なるべくたくさんの人の居場所になれるように。
※黒幕註
ゼロ伯爵さんのバー「COUNT ZERO」(新宿3丁目)は→ http://countzero.jp/
ゼロ伯爵さんはお客さんに薦められて「Life」を知ったそうです。
僕も先日行ってみましたが、本当に偶然Lifeリスナーのお客さんが来ていました。
「行けばLifeリスナーに会える店」になりつつある!?
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ナルさん
私は高校時代、文化祭の時になると居場所がありませんでした。
普段の学校生活では、クラスにとけ込めていたのですが、文化祭になると
賑やかな場が苦手な私は、どうしても輪の中に入れませんでした。
でも、私のような人は少なからずいたようで、高校三年の時の文化祭では、
美術部員の友人が「美術室においでよ」と声をかけてくれました。
美術室に行ってみると、そこには文化祭で盛り上がれない人の集団が...
美術部員や私のような部外者が、みんなでトランプをしたり、DSをしたり、
イラスト大会をして文化祭が終わるまでずっと遊んでいました。
今思えばなんて暗い文化系集団だったのだろうと呆れますが、祭りに入れない
人間にとって、あの美術室という空間は居心地の良い居場所でした。