○2008年の書籍を巡って
・黒幕は叶恭子を読むといいよ(リスナー)⇒※読んで泣いたよ(黒幕)
・「とりあえず働け」にも通じるすばらしい本(斎藤)
・「自己実現の前に金を稼げ」?「金がないから自己実現」?(charlie)
・師匠の件は華麗にスルー!(charlie)
○今年は分厚い本が多かった話
・「聖家族」は買うだけでもいい!(佐々木)
・今年は大作が多かった理由(仲俣)
・大作を書いた次の展開(仲俣)
・出版社の心意気?(佐々木)
・「出版不況」と「大作の存在意義」(佐々木)
・長い小説を読む時間って無駄じゃない?(charlie)
・チャーリーはネット脳だ!(津田)
・1分ネタばかりのお笑いの現状(森山)
・上野公園で至福の読書時間(仲俣)
・至福の時間は自分で編みださないと(仲俣)
○コンテンツのドメスティック化
・日本の小説家はこれくらいの作品をライバルとみなせ!(仲俣)
・オバマの演説は音楽じゃない(charlie)
・国内コンテンツへの言及が目立った2008年(charlie)
・「アメリカの歴史が・・・」にピンと来ない自分(charlie)
・浅田彰、宮台真司、東浩紀で途切れたもの(斎藤)
・「日本が好き」な若者が増えている(charlie)
・「自分たちが世界でどう見られているか」=「グローバル」?(charlie)
・脆弱な自我を肯定するためには他者性がないほうがいい(佐々木)
・「40年前のもの」を今紹介する意味(charlie)
・「歴史性」、「海外の文脈」がスポっと抜けている(charlie)
※黒幕メモ「それでも俺は本を読む」
世の中にはネットがあろうがゲームがあろうが時間感覚が変わろうが本を読まずにはいられないある種の病にかかっている人間もいてですね、僕は元来そういうタイプ。でも2008年は仕事があまりに忙しくて...。特に小説は読めなかったですねー。それでも電車とお風呂とトイレでは必ず本を読んでいて(睡魔に襲われ何度本を湯船に水没させたか)、数少ないながらも印象に残った長編小説は今年の作品ではありませんが、夏休みに読んだ『ラナーク―四巻からなる伝記』(アラスター・グレイ)です。2段組700Pというこれまた鈍器系ながら一気に読み。カフカの『城』なんかもそうですが、「つうかオマエが悪いよ」って感じの性格に問題がある主人公が不条理な世界を彷徨い、幸せを掴みかけつつ自業自得、みたいな話がなぜか僕は大好きなんです。不器用な男ですから。
ちなみに2008年の小説の中では『12人の悩める中学生』の良かったです。読後感がなんとも爽やか。(黒幕はせがわ)
参考資料&選曲↓
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このパートでかけた曲
●BROSTARR "Right Place Right Time"
(リスナー 奴隷オブ欲さんリクエスト)
http://profile.myspace.com/index.cfm?fuseaction=user.viewProfile&friendID=1000718215
このパートのBGM↓
(リスナーリクエスト&スタッフの2008年お気に入り)
●Love Dance "Stay Handsome"
http://www.myspace.com/happyprincelabel
●Dream Theater "Prophets of War"
http://profile.myspace.com/index.cfm?fuseaction=user.viewProfile&friendID=160722150
●Portishead "Nylon Smile"
http://www.myspace.com/PORTISHEADALBUM3
●Jorge Drexler "Polve De Estrellas"
http://profile.myspace.com/index.cfm?fuseaction=user.viewProfile&friendID=139748616
●Q-TIP "Believe"
http://profile.myspace.com/index.cfm?fuseaction=user.viewProfile&friendID=28952862
●I am Robot and Proud "Something To Write Home About"
http://profile.myspace.com/index.cfm?fuseaction=user.viewProfile&friendID=11590157
●Koushik "Butterfly beat"
http://profile.myspace.com/index.cfm?fuseaction=user.viewProfile&friendID=180626859