次回放送、「雑誌」予告編
次回の放送は5月11日(日)、深夜25:30~
テーマは「雑誌」です。
出演予定:charlie(鈴木謙介)、斎藤哲也、森山裕之、
仲俣暁生、佐々木敦
ゲスト:藤井大輔さん(R25前編集長)
※再生できない場合は、個別ページかTBSラジオクラウドにてお聞きください。
※最新エピソードはユーザー登録なしでお聴きいただけます。
黒幕はせがわ 斎藤さん charlie
↓今回はテーマを提案した斎藤さんもメッセージを書いてくれました。
==
こんにちは。酔いどれサブパーソナリティの斎藤哲也です。
いきなり自分語りで恐縮ですが、僕のそもそもの編集者人生は、Z会社員時代に創刊した「Z-kan」という雑誌が出発点でした。その後、フリーランスになってからも、「R25」の創刊を手伝ったり、最近では「思想地図」という思想誌の編集を手伝ったりと、節目節目で雑誌の仕事を手がけてきました(フリーなりたての頃は、社内報づくりの仕事もしてたっけ)。
まあ要するに、いまの自分があるのは、あまたの雑誌仕事のおかげで、(紙媒体としての)雑誌には一方ならぬ思い入れがあるわけです。ところが、そんな思いとは裏腹に、いまや雑誌市場はしぼむ一方。主要50雑誌の「部数激減(秘)データ」(http://facta.co.jp/article/200708012.html)なんぞを見ますと、その凋落ぶりはすさまじいものがあります。マジ、やばいっす。
ネットがあるからいいじゃん、というミもフタもない意見もあると思います。でも、ここ最近、新しい雑誌もぽつぽつと出ているんですよね。市販雑誌以外でも、放送当日に開催される文学フリマのように、「紙」をあえて選択する人たちも少なからずおります。
そこで今回は「雑誌」をテーマに、部室トークを展開してみようじゃないかと思った次第。サブパーソナリティの面々を見渡しても、雑誌のプロフェッショナルが揃っています。フリーペーパー問題、新書の雑誌化、ウェブの影響(紙とネットの違い)などなど、単に出版業界の内輪話にとどまらず、雑誌から現代日本を読み解くような、濃ゆーいトークを繰り広げてまいりたいと思います。ゲストには、「R25」の前編集長・藤井大輔さんを迎える予定です。
リスナーの皆さんからは、「雑誌を読んでいますか?」「雑誌って必要ですか?」「好きな雑誌は?」「思い出の雑誌は?」「理想の雑誌は?」などなど、雑誌についてのメールを幅広く募集します。「あの特集・連載はすごかった!」という個別記事の感想も大歓迎です。
life@tbs.co.jp
どうぞご期待ください!
==
そしてもちろんcharlieからも↓
charlieです。
今回は「家族」の回の森山さんに続いて、斉藤さん企画の「雑誌」がテーマ。最初に聞いたときは「別に雑誌の生き残りなんて考える必要なくね?」とか失礼なことを思っていたのですが、予告編でいろいろ話しているうちに、雑誌をネタにいろいろ考えるべきことはあるかもしれないな、と思ってきました。ある意味取り込まれかけている僕に「いや、もうこれからはネットがあるから雑誌はいらない!」というメールも募集しますよー。
==
ギャラクシー賞入賞作品一覧
http://www.houkon.jp/galaxy/45nyushou.html
*斎藤哲也さんも参加した『思想地図』
*佐々木敦さんの雑誌「エクス・ポ」
http://ex-po.net/
*仲俣暁生さんが編集人を務める新雑誌「路字」
http://www.big.or.jp/~solar/rojipost.html
*雑誌論が熱い!仲俣さんのブログ「海難記」
http://d.hatena.ne.jp/solar/
*水戸芸術館ACM劇場の雑誌「WALK」の最新号(No.56)に森山裕之さんが「雑誌にしかできないこととエッセイにしかできないこと」という文章を寄せています。
http://www.arttowermito.or.jp/play/modules/tinyd2/index.php?id=1
*春の文学フリマ2008
2008年5月11日(日) 11:00~16:00
東京都中小企業振興公社 秋葉原庁舎 第1・第2展示室
http://bunfree.net/
charlie にゃんちゅう ディレクター鳥山
★「恋と三十路と文化系~」のゲスト
辛酸なめ子さんのサイン入り著書を5冊ずつプレゼント!
どちらか希望の本のタイトル、氏名、年齢、住所、番組の感想を明記のうえ
メールでご応募下さい。
締め切りは5月11日(日)の放送終了までです。
| リンク