2月25日(日)のテーマは「大人になるということ」
みなさん、サイゾー3月号45Pはご覧になりましたでしょうか?
charlieのやけに爽やかな笑顔とともに「Life」が紹介されております。
さて、次の放送は2月25日(日)深夜のスペシャルバージョンです。
24日(土)夜8時は特番が放送されるため「Life」は休止となります。
スペシャルウィークなのに休止ってところに文化系の切ない立ち位置
が示されているという説もありますが、深夜の方が番組のテイストに
あってる気もするし、だったらここで数字をとってやろうじゃないか!
(と、取れるといいな...)
ということで次回は25日(日曜日)の深夜25:30~28:00
(暦で言うと月曜1:30am~4:00am)のたっぷり2時間半生放送!
ウェブ中継もやりますので、遠方の方やラジオを持っていない方も
今回はぜひリアルタイムで聴いてください。
(※右上の「スペシャルなお知らせ」からアクセスしてください)。
お友達などにも薦めていただけるとうれしいです。
今回はこんな時間の生放送にもかかわらず、Lifeのレギュラー陣
(鈴木charlie謙介、森山裕之、津田大介、斎藤哲也、佐々木敦、
仲俣暁生、柳瀬博一)が全員勢ぞろいします!(黒幕 はせがわ)
では、テーマについてはcharlieから↓
「大人になるということ」
オトナって何ですか?というのは、簡単なようでやっぱり難しい問いでありまして、さかのぼれば「なんでコドモだけ早く寝なくちゃいけないの?ずるい!」なんて言ってるコドモから、「年齢はオトナになったけれど、中身はオトナになれたかなあ」とか悩んでる青年まで、オトナは大問題だ、という人もいるでしょう。けれど、そういうことに全然疑問を持たずに、「オトナなんだから当たり前じゃん!」って言えちゃう人もいるわけで。
オトナって、どうしたってやっぱり曖昧。というわけで今回は、スペシャルバージョンの2時間半を使って、「オトナになる」ってどういうこと?というテーマで話をしていきます。卒業とか成人とか出産とか、人それぞれに「オトナの基準」はあると思うんですけど、いつまでも好きなものばかり追いかけて、オトナになりきれない感の漂う文化系たちが、「オトナ」を語ります(大丈夫かな……)。
リスナーの皆様からは、「あなたがオトナの条件だと考えること」または「自分がオトナになったと思った瞬間」というテーマでメールを募集します。「これこそがオトナだと思う人物、キャラクター」なんてのを挙げてもらってもいいですね。また、「最近の若い人たちはオトナになれてないんじゃないか」とか「昔はこんな風にオトナを考えていた」(注1)という、上の世代からのメールも大歓迎です。life@tbs.co.jpまで。
注1:「企業の中では、今の職業を一生の仕事にするかときかれて、イエスと答えない青年が珍しくなくなったし、何を専攻するかときかれて、もうしばらく広くいろいろと勉強してからと答えるのが、大学院生や研究者の一般的風潮になってしまった。形の上では就職しても、その企業職員としての自分を本当の自分とは思わず、本当の自分はもっと別の何かになるべきだ、もっと素晴らしい何かになるはずだ、と思いながら、表面だけは会社の仕事をつつがなくこなし、周囲に無難に同調するタイプのサラリーマン。すでに形の上で結婚し、子どもさえできていても、それで本当に自分の身がかたまったと思っていない男女。みんなが、その実人生においてお客さまで、自分が本当の当事者になるのは、何かもっと先であるかのように思っている。」
これは、1981年に出版(元の文章は1978年)された、小此木敬吾『モラトリアム人間の時代』の一節です。このころの若者は、おそらくもう40代後半~50代でしょう。でもなんだか、今の若者に向けられてるのと、同じことが言われている気がします。このころの若者は、その後、どんなオトナになったのでしょう。
text by charlie
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