出演:charlie(鈴木謙介)、速水健朗、三宅秀道、常見陽平、西森路代、清田隆之、倉本さおり、海猫沢めろん、斎藤哲也、宮崎智之ほか
「春の"がんばり迷子"相談室」part8(外伝2)(27'31")
○Lifeパーソナリティたちの頑張り迷子経験
・手帳術や時間管理術はやろうとするができたことがない(斎藤)
→手帳術はトレンド(charlie)
→人生の目標から日々の目標へブレイクダウン(c)
→ポイントは自己管理(c)
→コーチングに近いが個人で完結している(斎藤)
→習慣化アプリも課金でコーチング(c)
→昔はサークルなどの中間的な組織で学んでいたこと(c)
→今は個人と個人に(斎藤)
○「クリエイティブ」という鋳型
・『火花』の神野の奇行は迷子だったのか(メール)
→内発的動機に裏付けられていれば迷子ではないのかも(メール)
→自分の中で頑張れ、では誰と比べていいかもわからない(c)
→中間組織は情報のフィルタリング(斎藤)
→失踪により比較のための価値基準がぐだぐだに発酵(倉本)
→自前の価値基準なら良かったのに他者に肯定されようとしてしまった(倉本)
→神谷が内発的とは思えない(宮崎)
→優秀な人が無意識にクリエイティブぶってしまう(宮崎)
→セオリーに沿って傾向と対策を読んだ演技(三宅)
→ドラマ版『火花』の形だけ奇抜になろうとしている演出がうまい(西森)
・クリエイティブという型に嵌ろうとする(c)
→抜け駆けしやすいいい時代かもしれない(三宅)
→かっちりした社会ではちょっと逸脱したら称賛される(c)
→今の空気なら前は手も届かなかった逸脱が起きるかも(c)
→怪我の功名だから期待しない方がいい(三宅)
・いい解毒剤はいい意味の公私混同(三宅)
→目的合理性にすべてを縛れるわけがないのだから自分の問題に(三宅)
→大学の研究はその逆(c)
→先生の信用があればお目こぼしもある(三宅)
・そこで輸入しているものは精神論(斎藤)
→「空気は読むな、でも失敗は許さない」に(斎藤)
→輸入でやってる限り輸入でしかない(三宅)
→抑圧が明確でなくなってやりにくい抑圧に(c)
→型にはまらずに、という型にはめられる(c)
・送られてくる作品に対して逸脱を求めているように見える(倉本)
→メソッドだけ引き抜くなんて無理だと気付かず同じものだらけに(倉本)
→伝統芸能も慣れから始めて逸脱へ(c)
→初めから変なところに行こうとするとおかしくなる(c)
→何から逸脱すればいいのかわからなくなる(倉本)
・学校がイノベーションに向かない場に(c)
→頑張り迷子量産システムの仕組み(c)
→現場に行くことと分析のバランスがうまく取れない(c)
→枠だけ教えてもうまくいかない、枠が見えない(c)
→それを分業にしがち(三宅)
・「これじゃなきゃいけない」からではスタートできない(c)
→「これでもいける」が大事に(c)
○Lifeは11年目へ
text by Life助手:千葉彩佳
○Life関連アーカイブ
・2015/06/28「いまヤバい!人文社会系」
https://www.tbsradio.jp/life/20150622/index.html
・2008/04/27「表現する人・したい人」
https://www.tbsradio.jp/life/cat189/index.html
参考資料↓
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TBSラジオ「文化系トークラジオLife」
偶数月・第4日曜日25時〜生放送!
AM954/FM90.5
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