「2.5次元を生きる〜VR・ポケモン・コンビニ人間」part4
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○番組10周年記念イベントのお知らせ
○たどり着けない「現実」
・2.5次元の対極にある人間性の回復(メール)
→VRのリアルさは否定できるのか(メール)
→人間は人間自身が思っているほど賢くない(メール)
→洗脳されても幸せならそれでいい、に反論できない(メール)
→VRに騙される脳(charlie)
→回復しよう、と言われる人間性が本当に人間性と等しいのか(charlie)
→それはただの与えられた感覚だったら何がいけないのか(charlie)
・VRの認知心理実験の被験者に(宮崎)
→現実と映像・録音の区別がつかず疑心暗鬼に(宮崎)
→目の前のものは現実なのか(海猫沢)
→現実そのものに対して人間はたどり着けない(斎藤)
→「物自体」は神様の視点(塚越)
→作り上げた世界観の中で見るしかない(塚越)
○コミュニケーションは成り立つか
・人類共通のOSがあるからそれなりにコミュニケーションできる(斎藤)
→コミュニケーション出了解可能だった現実が嘘だと言われて(charlie)
→独自の世界観の中で我々は生きている(塚越)
→限界はあるけども人間の環世界をずらすことが可能に (塚越)
→コミュニケーションが成り立つと思うことが非現実的なのでは(charlie)
○ライブよりもライブ的
・ライブビューイングなら現場にいなくてもいい(charlie)
→なにが盛り上がりを担保しているか(charlie)
→ライブとは何か(charlie)
→NFLでのVR配信の検討(塚越)
→ウイイレの細かい条件分離とうまい実況にライブを感じる(米光)
→即興性が保たれていることはライブ性の条件のひとつ(米光)
→それが本物と思うことが問題なのか(塚越)
・人工知能が手に負えないと言うが動物にも人間的なものが入っている(塚越)
→ロボットが実質的に人間的な振る舞いをしたら人間性を感じる(塚越)
→VRではなにを人間的とするか人間側のアクションを考える(塚越)
・なぜ現実よりも現実的に見えるのか(斎藤)
→現実はノイズが多すぎる(斎藤)
→ノイズをはいだものを作れたら面白さを現実以上にできるかも(斎藤)
→ノイズがないから現実的でないという場合も(米光)
→そのVRが現実を目指すのかエンターテイメントをするのか(charlie)
→原理上どこまでもいけてしまうときにどうするのかを考えるべき(charlie)
→市場は現場とスクリーンの二者択一ではない(速水)
→ライブを現実に欲したときVRでいい、という発想(charlie)
→バーで見るというのも体感消費(速水)
text by Life助手:千葉彩佳
○Life関連アーカイブ
2014/10/26「フィジカルの逆襲」
http://www.tbsradio.jp/life/20141026/index.html
2011/05/22「信じる論理、信じさせる倫理」
http://www.tbsradio.jp/life/20110522/index.html
2010/03/28「ライブメディアの現在」
http://www.tbsradio.jp/life/20100328/index.html
参考資料&選曲↓
吉川晃司「サヨナラは八月のララバイ」(速水健朗さん選曲)