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2014年12月28日「文化系大忘年会2014」未読メール特集

2014年12月28日放送の「文化系大忘年会2014」で読むことができなかったメールの中から、いくつかピックアップして掲載致します。

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さだきち

今年一年振り返って、最も印象に残った文科系トピックは、やはり『アナ雪』です。
私はもともとディズニー系映画にもディズニーランドにも全く興味がなく、むしろ中森明夫さんの評論を読んだ彼氏が話題にしたので、流行ってるし見に行ってみるかと二人で映画館に足を運びました。確かにいろいろな隙間があるいいテクストだな、というのが印象でした。

私(30代独身女性)の読み方は、姉(=怪物=英雄)の持つ恐ろしい魔法の力を、妹(=巫女)がどうコントロールし、どのように国のために役立てていくか、というお話であり、むしろ古典的なものでした。
ただ、この映画では、姉(怪物)が、美しい女性の姿をしているのが問題で、「姉」が「野獣」でもなく、「兄」でも「弟」でもないんだというのが焦点だ、と思ったわけです。
怪物には愛が必要なわけですが、「姉」はフランケンシュタインの作った怪人でも、オペラ座の怪人でもないです。その点では、中森明夫さんの評論には共感しました。姉が押さえ込んでいる力、解放されてしまえば恐ろしい威力を発揮する力は、実は女性の力であり、その力にはコントロールが必要で、それをしているのも女性自身であるという点で、一人の女性の二つのペルソナ説には意味があると思ったのでした。

それとは対照的に、彼氏(30代独身男性)はやはり映画のラストに何とも言えないものを感じたようでした。
曰く、「山男と妹の愛の力で国を暖めるべきであり、姉はひきこもっていてもいい」と。やはり男性としては、女性の心の中の葛藤を表したような現象に、男性が介入していけないのが不満だったようです(笑)。

会社の同僚(40代独身女性)もこの映画を友達と見たそうです。彼女はストーリーよりも画面の綺麗さに感動したそうですが、彼女の見解は、やはり古典的な「愛で解決する」映画である、というものでした。

私は『アナ雪』がどういう読み方をされたのかに興味があり、社会的な影響には余り興味がありませんので、とにかく今年一番のいいテクストだったと思います、ということしか言えません。
しかし、これだけ多くの人に愛されたおとぎ話は、ここ最近記憶にないし、一つの作品についてそれだけ多くの読み方を、バックグラウンドが違うみんながして、それを共有できたというのは、すごいことだと思いました。
陰惨な事件・事故や、暗い世論も多い一年ではありましたが、それだけではなかったと思います。
来年はどんなお話が、私たちを楽しませてくれるんでしょうか?
希望はデザートみたいなもので、なくてもなんとなく細々と生きてはいけるけれども、やはりあったら嬉しいです。
私は来年に期待しています。

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藤元健二 静岡県

流行語大賞にもノミネートされましたが、今年はALSアイスバケツチャレンジが印象的でした。一気に世界中に広まったある意味狂乱的な出来事だったこと、政治、経済、文化、スポーツなどあらゆる分野の著名人を巻き込んだこと、主目的がチャリティで、しかも直近の災害や疫病ではなく伝統的な難病が対象であったことなど特異なトレンドでした。
また興味深いのは、アメリカでの寄付総額は約120億円、日本では3700万円でした。私はALS患者当事者ですので、まずはありがたかったという感謝の気持ちが第一でしたが、いろいろ考えさせられました。大きな潮流があると、反論することが思慮深いという風潮がどうも蔓延しているのは残念ですね。
ちなみに日本人第一号は川口有美子さんで、その時には全く想像もつかない出来事でした。

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ましゃき 兵庫県 23歳

今年印象に残った文科系トピックは、今年の流行語大賞にもランクインした「カープ女子」です。
野球観戦というコンテンツが8月のLifeのリア充の回で提唱された「IPPS消費」が実践出来る(?!)事例もあいまってか、今年も本拠地だけでなく関東の球場や、ボクの地元である甲子園のスタンドを赤く染めるなど盛り上がりが続き「カープ女子」という流行に便乗し、自らカープ女子と名乗り始めるアイドルやタレントなどが一気に現れた。着実な営業努力などが功を奏して女性ファンが実際に増えている球団があるのに、ステマと捉えかねないような熱量でマスコミが何でもかんでも「カープ女子」という言葉を取って付けて報じていたり、商材にしていたと感じました。

昨日、「大リーグの球団から高額オファーを蹴って古巣へ電撃復帰する」とかつての大エース黒田投手の復帰報道を受け、ネット上では「カープ女子は黒田のこと知らないだろ」と揶揄される流れが多く、昨年からブーム的な要素で盛り上がってきたこともあってか「カープ女子=にわか」というという印象が変に付いてしまってしまい、昔からの女性カープファンまでもが「にわか」の風評被害を受けてしまう( http://nikkan-spa.jp/655708 )といったことが多く見受けられたように感じました。

「文化を盛り上げるチャンスになるのに、既存ファンがにわかだと新規層を叩いて文化の発展の芽をつぶしてしまう」といった側面で分析も出来るネタであるのかなと思う反面、個人的には、初めからブームが仕組まれていたかのようなエモさを感じた2014年でした。ちなみにボクは、地元関西在住の阪神ファンです。笑


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七尾 ゆず

Lifeの皆様こんにちは。
わたくし前回「おひとりさま出産」を送らせて頂い七尾ゆずです。
前回はコミックスを急に送りつけたにも関わらず読んで頂き感想まで言って頂いて本当にありがとうございました。
今日は感謝の気持ちを伝えたくてメールさせて頂きました。

やっぱり「今年印象に残った文化系トピック」はアラフォーにしてコミックスを初めて出す事が出来、それをなんとLifeで
チャーリーさんや速水さんに面白いと言っていただいた事です。
私自身、漫画を描いている人間としてあるまじき事ではあるのですが「一人で産もう」と妊活に入ってからは「文化断ち」をしており映画や本を断っております。その上子供との生活スペースに唯一1台あるテレビは子供が起きてる間眺めている事は出来ず子供が寝た後は子供の睡眠の妨げになるので付ける事も出来ません。なのでラジオやPodcastを原稿作業をしている時に聞くのが唯一文化に触れている時間と言った感じです。
こんな事書いていますと「未婚出産って辛いな」と言われてしまいそうですが「文化断ち」してコツコツ節約したお金が子供の今や未来の文化的な生活に繋がってくれる事が至福の喜びなのです。
といっても漫画家としてこの状況は良いとは言えません。近い将来子供と「アンパンマン」でも見に映画館に足を運び「文化解禁DAY」を迎えたいなと思っています。

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フカガワ

今年読んでいちばん心に残った本は吉村萬壱さんの「ボラード病」です。静かな語りのうちに、サスペンス小説といってもいいような大きな盛り上がりがやってきます。恐怖そのものを口の中に放り込まれた心持ちがしました。日本社会の変質を見事に描いていたと思います。

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半蔵

今年を振り返ってみると、夏頃に仕事が大きな山を超えて、それ以降、急に時間に余裕を持って過ごせた一年でした。
これまでいろいろなことを仕事が忙しいせいにしてきました。夜遅く帰ってきて寝るだけの生活が続いていたので、読みかけの本がたまっていくし、昔やっていた楽器のケースはここ数年空けていなかったです。でも、夕方6時に退社できるようになっても、昔の趣味を再開するには、生活習慣が途切れてしまっていて、なかなか難しく、もやもやした一年でした。

さて、そんな訳で、あまり文化系トピックに触れられなかったですが、そんな中でも気になったのはメンズファッションのトレンドです。
最近は景気が上向くのに合わせてか、80年代や90年代ファッションのリバイバルが流行りだそうです。スニーカーの復刻版が売れたり、セーターを肩にかける「プロデューサー巻き」が雑誌を飾ったりしてました。ファッション界は、「売上をのばすためには流行り廃りの波を激しく行き来させてナンボ」、みたいな世界であります。ファストファッションの普及で、流行り廃りのサイクルはますます速くなっているのかも。

ついにはそうやって流行りを追いかけるんじゃなくて、スティーブ・ジョブスが毎日黒いタートルネックを着ていたみたいに、ありふれたダサイ服を着るのがカッコイイんだという、「ノームコア」という考え方が提唱されたりしました。アンチファッションも結局ファッションだろ、みたいな論争があったりしたのですが、私は「みんな、いろんな選択肢の中から何かを選ぶことに疲れてるんだなー」と感じました。

個人消費が上向くかどうかは、当然、企業の業績や給料が上がるかどうかにも左右されます。しかし、「何かを買う」ということは一つの判断なのであって、その判断力が長い不景気の間に鈍ってしまった我々は、誰かに助けてもらわないと一人では消費もできなくなっているのかもしれません。人々がモノや文化を消費するという判断力を鍛えるまで時間がかかるので、本当に景気が上向くのはもう少し先かもしれないと思ったりしました。

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どら焼き 朝霞市 23歳

子ども向け番組で嘉門達夫さんがブレイクをしたり、妖怪ウォッチの"ようかい体操第一"の振り付けでラッキィ池田さんが注目されたりと、子ども向けのコンテンツでベテラン芸能人が活躍をするという現象が、特に強かった2014年だったと思いました!

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双子のライオン堂 竹田

今年、印象に残った文化系トピックは、書店的に、大きな本・高い本がたくさん出版されて評価された1年だったと思います。

個人的に、印象深い本は、『北の想像力』というSF・北海道文学の評論集です。
この本が印象的な理由は、とにかく分厚い本であることと(約6センチ、約1kg)、北海道の小さな出版社がだしているということ、評論としてSF大賞の最終候補に残っていることです。
それと、この本に共鳴してくれたお客様と一緒に勝手に応援していこうと盛り上がって、北海道にまで行ってしまったりしました。

この本のほかにも、話題のピケティー『21世紀の資本』、池澤夏樹編集『日本文学全集』(『世界文学全集』)、評伝で『サリンジャー』『カートヴォネガット』、伊坂幸太郎・安倍和重『キャプテンサンダーボルト』中村文則『教団X』、写真集『世界の夢の図書館』などなど。

猫町読書会など筆頭に読書会も増えてますし、業界内外から危機感がやっと出てきたのか、本と向き合うことに対して少し態度が変わった年なのではないかと思います。

ライトノベルも相変わらず盛り上がりはありますが、それの反動として一生付き合える本を探し始めているような気がしています。

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うみじお

私の推す、今年の文化系トピックは大森靖子です。

もちろん、数年前から彼女の活躍は音楽・サブカル・アイドル好きなら耳に入って来ていたでしょうが、今年は彼女の快進撃が続きました。

事務所に所属せず、ギター1本で各所をまわり、ライブが終わればその足で物販に向かい、アートワークまで自らで仕上げてCDを作り、ドンキで仕入れて舞台演出をしていた大森靖子が、ついにメジャーデビューし、更には道重さゆみとの共演を果たしたのです。

彼女を今年の文化系トピックに推す理由はフィジカルかつ、非ポエムであるからです。

彼女は非常にフィジカルを大切にしている人です。

「ネットで話題!」との謳い文句がよくつく大森靖子ですが、彼女はくりかえし「面と向かって話すことはほんとのことばっかりなんですよ」と言っています。

いくらネットで話題を集めようとも、ライブや握手会などフィジカルな場面を大事にしているのです。

彼女のライブ及び握手会に足を運んだ感想ですが、字面だけだと過激な言動や、YouTube越しだと過激なパフォーマンスも実際に目にしてみると、迫力は想像以上ながら、音楽に、そしてそれを聴く人に対して誠実で、何よりも優しい人だということを感じました。
ベイマックスどころじゃない、全てを包んでくれる存在でした。

また、ポエムとは一線を画した歌詞も魅力です。

「脱法ハーブ 握手会 風営法 放射能」
「ディスったやつの家に バラの花束毎日送るの」

などと、時代を強く反映し、具体的な、特には毒っ気の強い言葉も取り入れる彼女の歌詞は、抽象的で、何にでも何時にでも当てはまるようなポエムにはかすりもしません。

そんな彼女のデビューシングルは「きゅるきゅる」です。

J-POPの歌詞でありきたりなフレーズを全て「きゅるきゅる」という何の意味もないフレーズで言い換えてしまえ、という思いで書いた詞です。

ポエム化する社会へのアンチテーゼといったところでしょうか。

また、語数が多く句読点も改行ほとんどないブログも、アイドルによくあるポエム的なブログと読み比べると興味深いです。

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兵庫教育大のナッキーこと永田夏来です。

私が一番印象に残っている文化系トピックは、小保方さんの割烹着です。
今年は「おっさんウケする女子」の破壊力が顕在化した年だったのかなーと思います。
おにぎりマネージャーとか、日テレ女子アナの内定取り消しの取り消しとか。

でも「ありのままで」は流行語大賞とりませんでしたね。
やっぱおっさんウケしないと天下とれないってことなんでしょうか。

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碇本学 32歳 世田谷区 フリーター

今年印象に残った文化系トピックと言えば映画館で観た『劇場版テレクラキャノンボール2013』です。映画館も円山町のラブホ街でしたが満員でした。元々DVDで出ているソフトの方は十時間以上あり、それを劇場版に二時間少しに編集したものが公開になっていて客層は三十代前後から上の方か、女性もかなりいたのはやはりツイッター等のSNSで面白いと拡散されたことも足が運びやすい要因だったと思います。
 本来は5つのステージに分かれているのですが最初の2ステージは早送りという感じで省略されている編集で札幌でのラストステージに向けて前半はこのテレクラキャノンボールというゲームというか戦いがどういうものかを見せながら時に微笑ましくいやらしく、面白く、レースとしての車とバイクが疾走していくその景色がとてもよく流れていきました。消えていくものは瞬間のみに存在して彼方に忘却される。今の後ろに流れていくものに想いをはせても今しかねえんだよというのは救いなのか無慈悲なだけなのか。
 ハメ撮りをするというのは普通に考えれば普通のことではないし、そういう職業をしているということは普通のことをしていないから俺たちは飯が食えてるんだという話も出演者(AV男優&監督)から出てくるが、そこにあるプライドが後半の爆笑と手を叩いて賞賛したくなるシーンなどに男たちを向かわせていくことになる。意地と意地というよりも勝ちたい、俺は何者だ? AVを作ってんだよコノヤロウ、負けたくないという気持ちが前面に出てきて「ああ、めっちゃドキュメンタリーだ、すげえ面白い」と後半のあるシーンで爆笑しながら拍手をしている自分がいました。
 やるかやらないかならやるほうを選ぶ!というキャッチコピーはその通りで本当に彼らの生きざまが出てるのがさらにいい。ベテランと若手(中堅)のよさも悪さあり年をどう重ねていけるかな、と見ながら考えるところもありました。
 若いからガツガツ腰を振れるとかベテランのほうがナンパとかテレクラとか巧みに使ってるけど腰がもうダメみたいな(笑)若いことと年を取ることはいいことも悪いこともあるのは当然なんだなってAV作品で感じるのはやはり人間の生は性が大きく関わっている部分がデカい部分があるからでしょう。
 観に行った時にはカンパニー松尾さんが舞台挨拶に来られて上映前に後半部分のあるものはツイッター等でネタバレしないでくださいと言われていた。そのために面白いとか最高の絶賛コメントは出るけどなぜそう評価されているのかが観ないとわからない状況になっていました。それは知らないで観るから爆笑&拍手が生まれるからみんなそれを守っていたんだなと観終わってからわかりました。ネタバレとかじゃなくてそれは誰が優勝したとかじゃなくて男たちがいかに得点をあげるかというためにどこまでできるかプライドを捨てるかとかなんか情念だしカッコよかったです。スクリーンでたくさんの人の中で観れたことは映画体験として本当に素敵でした。

 私事ですが連載されていただいているメルマガの『水道橋博士のメルマ旬報』のフェスが二月にありました。恵比寿ガーデンホールで千人ぐらいのお客さんの前で数分間だけですが園子温監督を呼び込むという感じで水道橋博士さんにプレゼンするという感じで話をするという貴重な足がガクブルな体験をしました。そんなメルマ旬報も二周年をむかえました。月500円で10日25日の二回配信で連載陣は40人を越えてます。大人のコロコロコミック、あるいは子供の文藝春秋を目指しています。

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鶴賀太郎

先日の「文化系忘年会」とても楽しく拝聴いたしました。
昨年を締めくくる放送も出演者のバランスもよく、内容も切れており、Lifeファンとしては嬉しい限りでした。

ところで一点だけコメントしたいことがありメールいたします。

「アクトオブキリング」に対するcharlieのコメントについてです。

オッペンハイマー監督が使った手法が倫理的に許されるかどうかキワドイところだというご指摘はなるほどと得心したのですが、映画自体を一言で「ヤラセ」と言い切ってしまうのは誤解を生みかねないと思いました。

実はジョシュアにインタビューする機会を得たですが、その際に聞いた話の印象でいうと「ヤラセであると言えるし、必ずしもヤラセとは言い切れない」というものでした。

まずヤラセであると断言できるのは、charlieの言っていたラストのシーンよりも明白な理由からです。
監督が事実上そう断言していました。

私が「劇中劇は完成させたのか」という質問をしたところ、下記のような回答をもらいました。

there is no 'film within the film'. They're only making scenes for my film (and they know that from the beginning), so there is nothing for them to finalise.

しかしだからといって、この映画全体がヤラセの映画かというと、これは明らかに違います。ジョシュアへのskypeインタビューや、共同監督へのメールインタビューの様子からは彼らが本当に命がけでこのフィルムを撮ったことがわかりましたし、話した印象ではジョシュアは相当肝の座った人物で、ジャーナリスト的正義感から監督をしているような人物でした。

にも関わらずある種のヤラセをしているのは、この映画が5年の歳月をかけて撮影されているからだと思います。この5年間の間に、ジョシュアとアンウォーの間には完全な信頼関係が出来上がり、関係者の間で映画に対する共通認識が出来上がっていたのだと思います。

その途中においてはcharlieが指摘するような危険な誘導もあったと思いますが、ヤラセではないガチな誘導があったということであり、その結果出来上がった信頼関係によってヤラセが可能になったということだと思います。

以上、放送の趣旨からは若干それてしまいましたが、情報を共有したくメールいたしました。

今年の放送も楽しみにしてます。
日本は寒さの盛りかと思いますが、皆さまお体ご自愛の上、ご活躍ください。


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