放送や外伝で読めなかったメールを紹介します。
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●柳瀬博一さん 日経ビジネスオンラインプロデューサー
運命など、ない NOTHING IS WRITTEN
映画「アラビアのロレンス」
砂漠で行方不明になった兵士を救おうとするロレンス、「死にに行くつもりか?」
「彼の死はもう運命なんだ」と反対する、アラブの首長アリに対して、
ロレンスが決然と言い放つ。英語では、こんな表現をするんだ、びっくり!
というのと、「運命などない」という翻訳のすばらしさ。
考えるな、感じるんだ! DONT THINK,FEEL!
映画「燃えよドラゴン」
少年拳士を教える、ブルース・リーの言葉
60年代生まれとしては避けて通れない、ドラゴンの名言。
ためしてみるかい、このクズ野郎
DO I FEEL LUCKY,WELL DO YOU,PUNK?
映画「ダーティハリー」
コドモを人質にとった犯人にマグナム44をつきつけて、
「何発打って、弾が残ってるかどうか忘れちまった。でもこの銃は世界一強力だ。
テメエのドタマなんざきれいにふっとぶぜ」とカマしたあとの台詞。
日曜洋画劇場の山田康雄さん吹き替えで、思い浮かべていただきたい。
大胆にして的外れ。綿密にして無計画。
映画「裸の銃を持つ男」
レスリー・ニールセン演じるフランクドレビン警部を称する、
おそらく日本の映画会社が考えたキャッチコピー。
なんというか、コピーライティングのお手本のようでありますね。
映画のすべてを1行で。
とまあ、こうやって書くとバレちゃいますが、小生は人の話も読んだ内容も
すぐ忘れちゃうので、きらめくような名言集を心の書棚に持ち合わせておりません。
そのかわり、人生では、ほぼ役に立たない、映画の言葉はなんだか覚えていたり
する。昔好きだった、和田誠さんの映画本「お楽しみはこれからだ」の影響でしょうか。