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「文化系トークラジオ Life のやり方」


第一弾はこちら
Life?~番組について~
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イラストと番組ロゴは浅野いにおさんに描いていただきました。
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2009/01/17「2009年のチェ・ゲバラ」(橋本努、白井聡、園良太ほか) アーカイブ


Life特番「2009年のチェ・ゲバラ」

文化系トークラジオ Life」 スピンオフ特番

「2009年のチェ・ゲバラ」

2009年1月17日(土) 20:00~21:00
TBSラジオ AM954kHz

今回の特番のテーマは革命家チェ・ゲバラ。
映画『CHEチェ 28歳の革命 | 39歳 別れの手紙』の公開にあわせて、
グローバル化が進行する一方、貧困や格差が問題になっている現在における、
「革命家チェ・ゲバラ」の可能性と不可能性を考えます。
リスナーからのメールや観客の声、各界のオピニオンリーダーのコメントを交えて、Lifeメインパーソナリティ鈴木謙介(charlie)とゲストの橋本努(北海道大学准教授)がラジオでしか出来ない熱いトークを展開します!

前編の『チェ 28歳の革命』は今週土曜日(1月10日)から公開
後編の『チェ 39歳 別れの手紙』は1月30日から公開です。

劇場などくわしくは公式サイトをご覧ください。
http://che.gyao.jp/

リスナーの皆さまからは、映画『チェ 28歳の革命』の感想、
または「チェ・ゲバラ」や「革命」のイメージ、というテーマでメールを募集します。

メールの宛先は  life@tbs.co.jp

氏名、年齢、職業、ラジオネームをお書き添えのうえ、
1月13日(火)までにお送りください。
メールが読まれた方にはLife特製バッジを、
またメールを送ってくださった方から抽選で5名の方に、
映画の特製ゲバラバッジ&ゲバラストラップのセットをプレゼントします。

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また、公開初日(1月10日)に日劇PLEX3の初回(9:30~)の上映後、
映画を観た方に感想や思ったことを伺いますので、ぜひご協力ください。
無理に「感動しました!」とか「涙が止まりませんでした」とか、
「ゲバラ、サイコー!(声を合わせて)」とかしなくていいんで(笑)。

↓チェ・ゲバラについての動画などが観られます。
http://jp.youtube.com/gagamovie

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Lifeが故郷に錦を飾ります!?

黒幕はせがわです。

1月17日(土)、Lifeが久しぶりに生誕の地に帰ってきます!

いまやすっかり「放送休止枠のゲリラ番組」というイメージのLifeですが、
2006年10月に番組にスタートした当初は、土曜日の夜8時という
非常にまっとうな時間に生放送していました。しかも毎週。

ま、半年後にはシエラ・マエストラの山奥に追い込まれ、そこで拠点を築いて
ゲリラ戦を続ける、みたいなことになったわけですが...

日曜日の深夜に移ってからの方が、1回の放送時間も長いし、メールも
増えたのですが、土曜の8時に放送していたときには今とはまた違った
リスナーさんがついてくれていました。
もちろん、初期から現在に至るまでメールを書き続けてくれているリスナーさん
も大勢いますが、時間が変わってから放送では聴けなくなってしまったと思しき
リスナーさんたちもいます(普通の社会人にはきつい時間ですからねえ)。

俺のフェラーリはロッソだぜ!さんとか、ジャッカルさんとか、花男さんとか、
だいこんちんぽさんとか、イグアナの娘さんとか、宇多川さんとか、
うんぴょうさんとか、土曜8時の常連投稿者の皆さま、お元気でしょうか?
「こんな番組、聴いてくれる人いるのかな?」という不安に慄きながら
放送していた日々を支えてくれた皆さんを僕は決して忘れません。

というわけで前置きが長くなりました。すでにご案内の通りではありますが、
スタート時に放送していた時間に、Lifeが帰ってきます!(単発だけどさ)

文化系トークラジオ Life」 スピンオフ特番

「2009年のチェ・ゲバラ」

2009年1月17日(土) 20:00~21:00
TBSラジオ AM954kHz

出演:鈴木謙介(charlie)、橋本努(北海道大学准教授)
番外編のみ出演:白井聡(政治学者)、園良太(アクティビスト・編集者)

詳しくは↓
http://www.tbsradio.jp/life/2009/01/post_96.html

Podcast配信は来週中の予定です。

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2009年1月17日「2009年のチェ・ゲバラ」Part1

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※再生できない場合は、個別ページTBSラジオクラウドにてお聞きください。
※最新エピソードはユーザー登録なしでお聴きいただけます。

2009年1月17日(土) 20:00~21:00
TBSラジオ AM954kHz
出演:鈴木謙介(charlie)、橋本努(北海道大学准教授)

『CHEチェ 28歳の革命 | 39歳 別れの手紙』
公式サイト⇒http://che.gyao.jp/

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↑日劇PLEXでの公開初日

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↑ゲバラを見事に演じたベニチオ・デル・トロとcharlie(鈴木謙介)

○「チェ 28歳の革命」、公開初日の観客の声から
・飽きさせないのは監督の力(男性)
・私は好きじゃない。ずっと同じテンポであまり・・・(23歳、女性)
・「勉強したいな」と思う映画(男性)
・アクション映画に慣れた身には難しかった・・・(男性)
・もっと勉強してから観れば良かった(女性)
・「面白かった」という声、「単調だった」という声。
 予備知識があった方がわかるのは確か。(charlie)

○ゲバラに魅せられる有名人たち
・「ゲバラは人類の希望そのものだ」(村上龍)
・「ゲバラのいない時代は不幸だが、ゲバラを必要とする現代はもっと不幸な時代だ」(ジブリプロデューサー・鈴木敏夫)
・オバマの事務所、マラドーナの右腕、レイジのライヴでもゲバラ!.
・なんと亀井静香氏の事務所にも
・「世界で一番かっこいい男はゲバラだ」(ジョン・レノン)
・「20世紀で最も完璧な男」(サルトル)

○ゲバラってどんな人?
・反抗的な人間のシンボル(橋本)
・革命家への野心を抱いた旅(橋本)
・カストロとの出会い、キューバの上陸(橋本)
・歴史上の奇跡!4万人に勝利した12人、その理由は?(橋本)
・コンゴでの失敗、ボリビアでの最期(橋本)

○主演、ベニチオ・デル・トロ・のインタビューから
・7年のリサーチで分かったこと
・ゲバラはスーパーマンではない
・ゲバラと私たちの違いはどこか?

○デル・トロのゲバラの演じ方
・「スーパーヒーロー」ではない描き方(charlie)
・七年のリサーチ、25キロ減量・・・徹底した役作り(charlie)
・カンヌ受賞も納得!(charlie)
・医者、コマンダー、官僚、文筆業・・・よく描けたなぁ(橋本)
・究極の状況でも楽観的な姿(橋本)
・「引き」の画でも一発で分かる存在感(charlie)

参考資料↓

"2009年1月17日「2009年のチェ・ゲバラ」Part1"の続きを読む »

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2009年1月17日「2009年のチェ・ゲバラ」Part2

gebara charlie.jpg
私物のゲバラキャップをかぶるcharlie(鈴木謙介

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橋本努さん (宮台さん~橋本さん~黒幕=同声質説)


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○2009年にゲバラを考えること
・今、ゲバラがいたら(観客)
・ゲバラを理解することと、「時代のより戻し」(観客)
・金融クラッシュ、派遣切りとゲバラの見直し(橋本)
・ヨーロッパ、韓国、日本・・・若者の絶望感(橋本)
・ゲバラなら蟹工船を救ってくれたかも(橋本)
・年越派遣村に見る、直接行動への機運(charlie)
・ドラマ、映画で再び求められる「正義のヒーロー」(橋本)

○革命家としてのゲバラの生き方
・「リーダー」としてのゲバラ(charlie)
・カストロとゲバラ、運命的な組み合わせ(橋本)
・ゲバラは社会主義のために闘ったのか?(charlie)
・ゲバラの時代と現代に共通する「貧しさの本質=承認の問題」(橋本)
・ゲバラを突き動かした「プライド」(橋本)
・「革命」や「運動」に対する日本独特の警戒感(charlie)

参考資料↓

"2009年1月17日「2009年のチェ・ゲバラ」Part2"の続きを読む »

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2009年1月17日「2009年のチェ・ゲバラ」Part3

gebara soda.jpg
スティーヴン・ソダーバーグ監督


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○今の日本で「革命」を考える
・派遣村ではなく、武器を取れ!(観客)
・日本は変革が起きてはいけない国?(観客)
・左翼運動に対するネガティブなイメージ(リスナー)
・ゲバラの運動で内ゲバが起こらなかった理由(橋本)

○「考えすぎ」の怖さ。山本直樹さんのコメントから
・集団が閉鎖的になると「理屈が地面から浮いてしまう」
・「考えすぎると人じゃなくて考えになっちゃう」
・考えのスピードを現実に合わせる
・「ツッコミを入れる人」がそばにいることの大切さ
・連合赤軍とゲバラの違い(charlie)
・ゲバラが見せた弱い部分(橋本)
・ゲバラがまいた革命の種、グランマ号の再来(橋本)
・ゲバラはなぜ石油タンクを爆破しなかった?(橋本)

○「新しい社会運動」にとってゲバラとは?
・「ファッションイコンとしてのゲバラ」と「革命家としてのゲバラ」 (園良太さん)
・「具体的な問題」の中でゲバラの存在感は?(園さん)
・今の運動の中で求められる「リーダー」とは?(charlie)
・ゲバラの持つ人格的な影響力(橋本)
・「新しい人間(El hombre nuevo)」=「革命的人間」とは?(橋本)

○ソダーバーグ監督のインタビュー
・「反対」だけでは足りない
・現実的な代替案を用意せよ
・「NO」と言う衝動はあるけど、「YES」と言う気持ちは?

参考資料↓

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2009年1月17日「2009年のチェ・ゲバラ」Part4(外伝1)

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白井・未完のレーニン・聡さん


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○白井聡さんを迎えて
・「ファッションアイコンとしてのゲバラ」への違和感(白井)
・場所によっては危険なゲバラTシャツ(リスナー)
・何でもサブカル化しちゃう日本(charlie)
・ゲバラのイメージの洪水への批判?(白井)
・カストロがアイコン化を恐れた理由(白井)

○アメリカにとってのゲバラのリアリティとは?
・演説10時間!フィデルの凄さはもっと評価されていい(白井)
・未だに社会主義を維持している事の凄さ(白井)
・なぜアメリカはかくもキューバを恐れたのか?
・アメリカにとっての「キューバ」の存在感(charlie)
・ベビーブーマー、全共闘世代がゲバラをどう受け止めるか?(橋本)
・ゲバラはなぜ芸術を批判したのか(橋本)

○「ほら言った通りだろう」で終わり?対案を出さない左翼?
・「何をすれば良いのか」が共有できない左翼(charlie)
・ベックには頭に来る!(白井)
・派遣村に対する三つの反応(charlie)
・ポジティブな理念が出せない理由(charlie)
・「大きな理念」ではなく「目の前の現実」へ(charlie)

○ゲバラの種は日本でなにを芽吹かせるか?
・ゲバラは「自分探しする若者の草分け」(リスナー)
・日本、南米、イスラム圏・・・それぞれの国の受け止め方(橋本)
・派遣村は何が凄かったのか(園良太さん)
・「趣味はデモ」?成果のないデモを繰り返す人たち(リスナー)
・「日常に帰れ」というメッセージは今何を意味するか(charlie)
・日常と運動の境目がなくなっている(園さん)

○つまり・・・
・○○・○○○○は現代のゲバラである!(橋本)

※マイケル・ムーアが監督したRage Against The Machineの
PVは"Guerrilla Radio"ではなく"Sleep Now In The Fire"です。

参考資料↓

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2009年1月17日「2009年のチェ・ゲバラ」Part5(外伝2)

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           園良太さん


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○革命と暴力を巡って
・「罪の無い人の犠牲」の中で革命が支持されるのか?(charlie)
・革命に暴力は不可避?(charlie)
・暴力革命は不可能(白井)
・「暴力に対する立場表明」を迫られることへの違和感(白井)
・「暴力の肯定」も「暴力の否定」も出来るはずがない(白井)
・デモが暴徒化する瞬間(charlie)
・被害者には同情できない?直接行動を許容する空気の蔓延(charlie)
・議会制の限界と直接行動(橋本、白井)
・「直接行動=暴力」ではない(園さん)

○ゲバラが経済発展を阻害している?
・ゲバラは南米の経済発展の呪縛になった(ペルー在住のリスナー)
・資源はあるが開発ができないボリビアの現状(リスナー)
・新自由主義政権の失敗と左派政権の広がり(charlie)
・ゲバラの経済政策のポイントは農地改革(橋本)
・「実体のない経済」はなぜ行われるのか?(charlie)
・成熟社会での新自由主義の罠(charlie)
 →「お金が無い人」ほど自己責任の努力?
・保守化する高学歴層と、学者への不信感(charlie)
・日本において何を「YES」と言うか?(charlie)

○幸せに生きるとはどういうことか?
・ゲバラが目指したこと(T-Basic 高橋さん)
・キューバで見た、幸せな人たちの姿(リスナー)
・「当たり前のこと」の積み重ねの中から奇跡が生まれる(白井)
・「楽しい生活」を送る我々にゲバラが突きつけるもの(橋本)
・「考えすぎないで!」って言われるんだろうなぁ(黒幕)

参考資料↓

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