◆斎藤さん「(居場所の)アーキテクチャ論は元々、住まいとか家族から発生している」
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○「安心社会から信頼社会へ」
・楽天のオフィスに用意された卓球台、ビアサーバーの意味(charlie)
→シリコンバレーのコミュニティ文化と、サービス開発のための戦略(柳瀬)
→一番凄いサービスは「ダベりの場」から生まれる(柳瀬)
・山岸俊男が描き出した「安心社会」と「信頼社会」(charlie)
→日本は「安心できる身内」を重視する安心型社会(charlie)
・流動性の高い職場で「信頼社会」を作る必要性(柳瀬)
・「安心できる身内で面白いものを作る」感覚の人も多い(charlie)
→業績主義ではなく、属性主義的な手法が巧く行く場合も多い(charlie)
・居場所問題に関わる、三つの大きな社会変化(柳瀬)
→ネット、ケータイというコミュニケーションツールの爆発的普及
→長期雇用の崩壊、安心できる「会社」という共同体の喪失
→属性の中で安心できる「地域社会」の崩壊
○人工的に作られるアーキテクトと、自然が作り出すアーキテクト
・岸辺のアルバムに感じた「家が流れてしまう恐怖」(仲俣)
・アーキテクチャ論は住まいの知恵の中に内在していた(仲俣)
→工学的側面だけを論じる事が正しいのか?(仲俣)
・鉄道が作る人工のアーキテクトと、河川が作り出す自然のアーキテクト(柳瀬)
→自然の地形が作り出すアーキテクチャを考慮に入れる必要性(柳瀬)
○新しい居場所を作るための試み
・新しく出来た郊外を巡る、極端な二つの対立(charlie)
→土着の伝統に固執するか、ゼロから文化を作り上げるか(charlie)
→このどちらも踏まえた上で、効果的な実践を考える必要性(charlie)
・新しく移り住んだ街で後天的に手に入れたローカリティ(リスナー)
・祭によって新住民が得られる安心感、愛着(charlie)
→必ずしも土着の文化に固執する必要はない(charlie)
→参加へのプロセスが得られれば伝統を捏造しても構わない(charlie)
・みんなが信じていない空気ならぶっ壊せばいい!(charlie)
text by 齋藤雅之(Life助手)
参考資料&選曲↓
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このパートのBGM↓
●Kenny Rankin "I WAS BORN"
25http://www.kennyrankin.com/
●Peter Holsapple & Chris Stamey "Here and Now "
26http://www.myspace.com/hereandnowpeterandchris
●David Bowie "Young Americans"(ますだ39さんリクエスト)
27http://www.myspace.com/davidbowie
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