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2009年4月10日 アーカイブ

2009年4月10日

Life存続サミット 未読メール特集2

MasaruSさん (ミニコミ誌『ラジオ中毒』編集・発行人)のメール

リスナーの愛着や番組の人気と、番組の存廃を決める放送局側の基準との乖離が、不況が梃子になって押し拡げられてしまっていることが残念でなりません。
「ラジオ番組とはいったい誰のものなのか?」という感じもします。人気のある番組は、儲からなくてもとりあえず残すようにして頂きたいです。

さて、ラジオの苦境を乗り切る処方箋はネットとの連動に求められることが多いようです。

アーカイヴ化された過去の放送コンテンツをネット経由で有料配信するという方法が検討され、実際に行われている例もあると思いますが、ネットと連動すればある程度の収入は得られると思います。しかし、大逆転でピンチを脱出できるほど儲かるということでもないような気がします。ネットやデジタル技術がそれほど万能だとも思えません。

また、どうしても、ラジオはタダという感覚があるので有料配信には正直なところ抵抗があります。ネット配信のコンテンツにCMを入れるほうがリスナーにとしては助かります。

ただ、「林美雄のパックインミュージック」などラジオ史に燦然と輝く歴史的名番組の音源などは、ラジオ・ファンとして、有料でも聴いてみたいと思います。あるいは、有料会員登録で聴き放題ならば、敷居は低いかも知れません。そうすれば、動画共有サイトなどへの不正アップロードもある程度抑えられるでしょう。

ついでに、やや脱線ですが、ラジオ番組を「コンテンツ」と呼ぶことにも違和感があります。便利な表現なので私も使いますが、「コンテンツ」呼ぶ場合のラジオ番組は、どこかモジュール的に捉えられているような印象を受けます。コンテンツ(中味・内容)は、例えばネット配信やCDなどの色いろな入れ物に移し替えることができるような印象で、タイムレスで非場所的なものという含意を感じてしまいます。
しかし、少なくとも私にとって、ラジオから流れて来る放送をいつどこで聴いたかという要素も含めた聴取行為という経験そのものが重要で、ラジオの向こうで起きる事件に立ち会っているという感覚が、ラジオとリスナーとの関係の濃密さの源泉ではないかと思います。いうなれば、ラジオ番組は私にとって、「コンテンツ」ではなく「エクスペリエンス」です。

で、提案と言えるほどではありませんが、私なりに思いついたことも書いてみます。「安住紳一郎の日曜天国」で、安住アナが醤油について語った回がありました。彼の熱のこもった(そしてやや偏執狂的な)醤油蘊蓄に度肝を抜かれたリスナーも多かったのではないかと思います。その中で安住アナは、ある熊本のメーカーの醤油を絶賛しました。放送後、関東ローカルの番組で紹介された熊本の醤油の売り上げが、メーカーのオンライン・ショップで急上昇したそうです。その後、そのお礼としてメーカーから提供された醤油と味噌を聴取者にプレゼントすることになった際は、スペシャル・ウィークのハードディスク・レコーダーよりも多くの応募が集まったそうです。

リスナーにとっては、番組と直接関係のないハードディスク・レコーダーよりもパーソナリティーが絶賛した醤油のほうが価値をもったというわけです。そして、番組と関係のない放送局のエリア外の土地のメーカーの商品であっても、パーソナリティーが思い入れをもって紹介したものであればリスナーは興味を示し、わざわざ自分で探して購入する行動に打って出るということです。パーソナリティーとリスナーとの関係を企業に上手く説明することに成功すれば、全国区・関東圏の企業でなくてもTBSラジオの番組スポンサーになりうるかもしれません。

===

ラジオは「コンテンツ」ではなく、「エクスペリエンス」との指摘にはハッとさせられました。僕が生放送にこだわっているのも、エクスペリエンスを提供したいからなんだなーと思いました。もちろん、Podcastの「コンテンツ」によって、擬似的に経験することはできますが、やはり生放送を「いま、ここ」で日本中、世界中のリスナーと一緒に体験する楽しさというのは格別なものがあると思っています。例えばMasaruSさんのメールにも出てくる。「安住紳一郎の日曜天国」の2009年2月8日放送分のオープニングトークの後半部分のリスナーのやりとりなどはPodcastのバックナンバーでも聴くことができますが、生放送で聴いてたらよりドキドキできるはずです。(黒幕)

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Life存続サミット 未読メール特集3

濃いめのミルクティーさんのメール

こんにちは。
自称・文化系女子な大学生<就活生です。
普段はPodcastで配信されるのを待って聞いているのですが、今回は何と言っても「Life存続サミット」ということで、何とかがんばってネット中継を聞こうと思います。

「どのようにしてLifeの視聴者が増えていっているのか」という点で参考になるかと思い、私がLifeを聞き始めるようになったきっかけ&私がLifeリスナーを身の回りに増やした経験をお伝えしようと思います。

私がLifeを聞き始めるようになったのは、昨年の夏。当時いい感じになっていたある男性から、番組の本である「文化系トークラジオLife」を薦められたことがきっかけです。

それまで全くラジオに縁のなかった私ですが、読書は趣味です。その私をはるかに上回る読書家な彼が、「ネタの宝庫だよ」っと言って薦めてくれたLife本は、期待を上回る面白さ。本当に楽しく読ませて頂きました。

それをきっかけにして、HPからダウンロードしたり、まだまだ使い慣れないiTunesを使ってみたりして、過去の配信から現在まで聞き通したことが、まさに昨夏の私の「Myブーム」でした。

さて、そもそもLifeを聞き始めたきっかけになった彼。
彼のことは、今でも尊敬する良い先輩です。

付き合う前に私が振っちゃったので。

彼を振った直後に付き合いだした今の彼に、昨年の秋口、「いま私がはまってるんだ☆」と言ってLife本をかしたところ、大ヒット。今では、Lifeが配信されるたびに彼と、「ねぇねぇ、今回の番組どうだった?」「チャーリーてんぱってたよねぇw」と、一頻り盛り上がっています☆

長くなりましたが、自分自身の経験を踏まえて私が提案したいことは、次の2つです。

1.Life本の効果は大きい!
→より戦略的な書籍Life2巻目の発刊を期待します。書籍を通じてラジオは聞かないけど読書家なタイプの「文化系」を取り込むことは、Lifeはじめ文化系番組のリスナー増には必ずつながるはず! 若者の「読書離れ」が叫ばれていますが、ラジオリスナーよりは読書家の若者の方が、まだまだ層に厚みはあるはず。

たとえば、今度はいっそ、番組からまるでかけ離れた装填・・・たとえば新書っぽく、内容的にも硬めにして、ちょっと真面目な文化系層の取り込みに努める。もしくはいっそ、R25やメトロミニッツみたいに軟派に「社会」ぶる若者向けなフリーマガジンとのコラボレーション企画をする。

2.全国のLifeリスナーな文化系男子!
草食ぶってないで彼女をつくり女子のあいだにLifeを広めよう!

Lifeの今後ますますの発展をお祈りしています☆

===

女子大生から撃ち込まれたナパーム弾。

>付き合う前に私が振っちゃったので。

って...(笑)。


>彼女をつくり女子のあいだにLifeを広めよう!

柳瀬さんの名言「とりあえず働け」よりもハードルは高いかもしれません。
まず彼女を作り、それからLifeを広めるという順番だと、最初のステップで
つまずくケースも多く、成果が挙がる前にLifeが終了してしまう気がするので(笑)、
まずは、「女の子の友だちをつくり」ぐらいの目標設定でいくというのはいかがでしょう。

でも

>Lifeが配信されるたびに彼と、「ねぇねぇ、今回の番組どうだった?」
>「チャーリーてんぱってたよねぇw」と、一頻り盛り上がっています☆

というエピソードでおかわり3杯イケる男子もいるのでは。
そんな彼女がいれば...と妄想するだけなら自由です。
(妄想だけしておいた方がいいとは思いますが)

それはさておき、Life本の効果は大きいという指摘は肯けますね。
本は手渡すことが出来るし、やはり目に見えるというのは「Life」の存在を
広めるうえでかなり有効だと思います。
ブックフェアを積極的に開催してきたのも、目に見えないラジオ番組を
書店という場を借りて可視化するというが狙いです。

とりあえず未読の方はぜひ↓

周りの人にも薦めてください。
近所の図書館などにリクエストして目に触れる機会を増やすのもいいかも。

それと、口コミの大切さも示唆している内容ですね。
まず「つきあう前に振られた」先輩が濃い目のミルクティーさんをLifeに誘い、
さらに濃い目のミルクティーさんが今の彼氏さんをリスナーにしてくれたという。
本当にありがたい話です。ありがとうございます。先輩にもよろしくお伝えください。

というか、先輩もリスナーなんですよね。このサイトを見て
「振られた先輩って俺じゃねーか!」とか思ってたりするんでしょうか...(黒幕)

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